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「本音で話してくれ!」Better Bossになろう!Weekly Pickup⑬

先日、昔の職場の方々と再交流する機会があり、口々に「変わってないね~」と言われました。
自分では、未熟な行動を繰り返していた当時(20代)より格段に成長したと思っていたので、ちょっと残念な気分に。
確かに「軽いフットワーク」や「限りない能天気さ」は、変わっていない…というか、むしろパワーアップしているかも。
そこで「いいところが変わらない私」と勝手に結論付けた、真性ノーテンキな私でした。

さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「本音で話してくれ!」です。

部下の本音を受け止めるボス。なんて素晴らしい!
でも、部下としては「本音で!」と言われても、すんなり出せるものではないのです。

友達同士でさえも「本当のこと話して!」「本音で語ろう!」と言われてすぐに「実は、あなたのこういうところがイヤだ」などと言う人は少ないですよね。
ましてや相手は上司です。話せなくて当然、話せる人はかなりの強心臓です。

そこで活躍するのがイエス/ノーで答える「クローズド・クエスチョン」。

まずはイエスやノーで自分の意見を伝えることに慣れてもらいます。
気を付けるのは、上司は「聞きに徹する」こと。うっかり「いいね/でもそれは…」などと、こちらの感想は言わないようにしてください。
そのかわりに、相手のイエス/ノーをセンテンスにして復唱します。

たとえば「リンゴは好きですか?」という質問への答えが「いいえ」の場合、「リンゴは好きじゃないんですね」と繰り返します。
「嫌い」という強い否定表現は、不安や後悔を生むので避けましょう。
その後は
「では好きなフルーツは何?」➡ひと言で回答できるクローズド・クエスチョン
「そのフルーツのどういうところが好き?」
「リンゴのどういうところが苦手?」
             ➡意見を話してもらうオープン・クエスチョン

こうして、徐々に言葉で気持ちを伝えてもらえるように促していきます。

オープン・クエスチョンは、好きなフルーツのポジティブ意見→リンゴのネガティブ意見 という流れがよいでしょう。
だれでも好きなことは雄弁に話しやすいですから。

日常生活でも役立つ「クローズド・クエスチョン」「オープン・クエスチョン」、ぜひ活用してください!

では本日はこのへんで。また来週!
みなさま、体調にお気をつけて楽しく日々送られますように!

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