「こうなることは分かっていた！」Better Bossになろう！Weekly Pickup(56)

私が長いアメリカ暮らしから帰国した2010年には、すでに「上から目線」という言葉が定着していました。　
なので正確な時期は分かりませんが、この言葉が流行しはじめたころが、ダイバーシティ＆インクルージョンの一丁目一番地だと私は思っています。
それまでの「年齢が上＝偉い」など、極めて実質的ではない根拠の価値観に、人々が疑問を感じるようになった証拠だからです。
この事実は、私を大いに勇気づけました。
私は企業向け研修や、働く人へアドバイスをする仕事をしていますが、常に「対等の立場での情報共有」という意識をもって行っています。だから、「先生」と呼ぶ人には「やめて～！」と言っています。（そもそもキャラではない）

さて、Twitterで毎日発信中の「Better Bossになろう！」今週のピックアップは「こうなることは分かっていた！」です。

#BetterBossになろう
(413)～直タレコミより

ダメ例🤢
（問題発生時）こうなることは分かっていた！

改善例🙂
フォローしきれず、申し訳ない。

後からなら何でも言える。#言い方

— カワムラ＠DIVERSE TOKYO (@TokyoDiverse) October 7, 2022

いますよね～こういう「後出し」しかも「謎の上から目線」の人。
本人は、威厳を保つために言っているのでしょうが、周囲には「全然分かっていなかった」ことはバレバレです。

よく、報道などで、問題が露呈した組織の責任者が「真摯に受け止めて…」と言っています。
その通りです。
そして、私は「真摯に受け止める」のは、もっと日常的に行うことだと思っています。
人間だもの、ミスをすることもあります。（この場合は部下のフォロー忘れ）
そんなときは、真摯に受け止めてすぐに謝罪。そして、改善策にベストを尽くしてください。

何度も言いますが、仕事で一番大事なのは「信頼」です。
立場の上下は関係ありません。
そして「信頼される人間」にとって最も重要なのは、相手にだけでなく、自分に対して誰よりも誠実でいることです。

本意ではない言動は、ブーメランのように自分に返ってきます。
気をつけてくださいね！

では、本日はこのへんで。寒暖差極端な日が続きますので、どうぞご自愛ください！
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