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「昔の君は~だったのに」Better Bossになろう!Weekly Pickup㉞

2年ぶりに友人とサシ飲み会(オンライン)をしました。8割以上私が話しまくる、毎度の展開で反省しきり。そのなかで強く印象に残ったのが、「ピアノの練習で、なかなか上手くできない箇所を何度も繰り返し弾いていたら、突然弾けるようになった時の喜び」についてイキイキと語っていた友人のことです。
どこかで披露する予定もなく、褒められたい訳でもなく、純粋に自分の喜びのためだけに毎日ひたすらピアノの練習をしている友人の尊さに、私は深く感動したのです。
純粋な「好き」のパワーってやっぱりスゴイ!最強です! 
(そういえば、今年のお正月に「好きこそものの上手なれ」という記事をアップしていたので下にリンク貼り付けておきます)

さて、Twitterで毎日配信中の「Better Bossになろう!」今週のピックアップは「昔の君は~だったのに」です。

この発言、たいてい「~だった」の箇所に「今よりダメだった」という意味の言葉が入っています。

そうです、あなたの知らない間にその人は努力と経験を重ね、見事成長していたのです。なんと素晴らしい!
その素晴らしさを前に、わざわざ過去のダメさを匂わせるのはなぜか?
不思議に思った私は考えてみました。

  1. 自分が、素晴らしい成長に関与できなかった悔しさからの意地悪

  2. 過去の自分の優位性を、現在に無理やり持ち込むマウンティング

  3. その人の成長は自分のおかげだというアピールへの導入部

こん感じでいかがでしょうか?

もしかしたら「昔はダメだった人がここまで成長するために、どんな経験や取組みをしたかを知りたい」のかもしれません。
その場合は、ぜひ礼儀をもってお願いしてください。
過去はどうあれ、今のあなたは「教えを乞う人」なのですから。

そもそも「今の自分たち」という基本前提条件が一致しないかぎり、正常な意志疎通はとても難しいでしょう。
なぜなら、あなたが過去に片足を突っ込んで時間軸を歪ませている限り、ふたりは同じ時間軸でコミュニケーションをとることが不可能だからです。

なんだかSFっぽいヘタな例え話で分かりにくいこと山の如しですね。
ごめんなさい。

ただ、「お互いの”今”をありのままに受け入れる」という前提条件の成立が無いと「歪んだ時間軸でのかみ合わない会話」と同じくらい破綻すると理解してもらえたら幸いです。

それでは、今日はこのへんで。みなさまどうぞご自愛ください!


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