決めつけずに「なぜ」と聞ける純粋さ

「しりたがりのこひつじ」
っていう絵本。
小学校にあったかも。
でも覚えていない。

今日ある人のおかげで
再会できた。

しりたがりのこひつじ

きっとみんな子供のときは
「なんで星人」だった…。

だけど次第に
なんでって聞かなくなる。

成長するにつれて
経験や知識が
蓄えられて、

きっとこの人はこんな人だ。
とか、
きっとこういう考えだろう。
とか、
想像できるようになるから。

そうやって、
自分の仲間を作ったり、
危険なものから距離をとったり、
ができるように
なっていくんだろうな。

自分と明らかに違う
得体の知れないものに
出会ったとき。
きっと
「怖い、危険だ。」って
思うようになるんだろうな。

こひつじの良さは、
見た目で決めつけないこと。
わからないことを
素直に聞けること。

この純粋さを
私も忘れたくないって思う。

純粋がゆえに傷つくことも
きっとあるかもしれない。

「なんで星人」が
疎まれることも
きっとあるかもしれない。

それでも、
いろんな人の世界を知って、
いろんな考え方を
受け止められる。
いろんな考え方を
私の世界で展開できる。
そんな大人になるために
「なんで」って
聞ける人でありたい
って思う。

そして、
こひつじの良さを理解して
そっと見守る。
そんな母ひつじのようにも
なりたいって思う。

追伸
またこの絵本に
出会わせてくれて
ありがとう。