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他者理解が私の心を穏やかにする

穏やかで優しそう。でも実はとても寂しい。
冷静で落ち着いている。でも実はおちゃめ。

最近、利用者の方とお話していて、人にはいろんな側面があるのだとわかります。

今までは頭の中で教科書のように「他人は自分と同じように様々な側面を持つ。相手の立場になって考えなさい。」ということをわかっていましたが、実感や経験が伴っていなかったように思います。ですから、「何でこんなことをするのだろう。」と相手の言動にイライラし理解に苦しむ場面が多かったのです。

しかし、普段から相手のことを理解しようと接していると、相手の価値観がデータのように記憶に蓄積され、突拍子の無い言動に対しても、「ああ、今こんな気持ちなんだろうな。」と理解することができます。

これまで私は自己理解に力を入れてきました。自分の特性、性格を知り、ストレスを感じれば発散する方法を模索し、分析をしていく。ところが、自己理解だけでは心は穏やかになりません。なぜなら、私は他者との関わりの中で生き、社会の中で生きているからです。

そろそろ、心の矢印を自分ではなく、他者へ向ける練習をしていくといいかもね。

そういえば、最近こんなことをリワークスクールのスタッフの方に言っていただきました。ずっとそばで私の変化を見届けてくれていたから、次のステップを教えてくれていたのかもしれません。

リワークスクールはいっぱいチャレンジしていっぱい失敗する場所だよ。

そんな言葉もかけていただきました。
他者理解を通して自身をアップデートする。今はそんな時期を楽しんでいます。