#16舞浜サービス業で適応障害・うつ病になる話(コロナ緊急事態宣言)
みなさん、こんばんは。
今日は全国的に天気が良くなかったそうですね。
雨だと気分が落ち込んだりします…
みなさんはどう過ごされましたか?
さて、前回は
顧客満足度向上の施策を実施した話を綴りました。
今回は「コロナウイルスが流行し、緊急事態宣言が政府から発令」された時の話を綴ります。
これを機に私は体調を崩していきます!
緊急事態宣言が発令され、政府、地方自治体からは集客が多いイベント、施設には興行の中止、休園が言い渡されました。
東京ディズニーリゾートは両パークの休園が発表。
従業員は自宅待機の指示が出ます。
しかし業務の全てが停止した訳ではありません。
休園期間が発表され、事前に前売り券として販売されたパークチケットの取り扱いについて対応しなければなりませんでした。
会社としては東日本大震災以来の休園、先の見えない病気の蔓延という事もあり対応内容は二転三転しました。
最終的には、
有償購入分のパークチケット代金を返金する
に落ち着きます。
そして、「東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター」をフル稼働させます。
休園期間中のチケット対応専用ダイアルが作られました。
私と同僚はそこの担当に行く事になります。
パークチケットの取り扱い、電話対応を普段の職場で対応していたのである程度のスキルが得られているとの判断で。
コールセンターなので特殊ですが、
OJTなんてPC2画面の使い方を教わり、
(情報収集用画面と電話対応用画面)
ロールプレイング2回くらいして終わり。
ディズニーキャストとして、コールセンターとしてのOJT、知識の確認、実技の確認が実施されないまま入ったのです。
緊張しながらも電話は取ります。
大体、電話内容は「3種類」に分類出来ました。
1、チケットの返金対応が知りたい
2、オフィシャルサイトを見ても返金対応が理解できなかったから教えてほしい
3、休園判断に対する怒り、苦情
です。
1と2は苦ではありませんでした。
丁寧な説明と楽しみがなくなった事に対して寄り添った言葉遣いを心掛けていたので。
電話の最後には
「わかりやすかった」「丁寧にありがとう」
という言葉や
「大変だけど頑張って下さい、また行きます」
といった温かい言葉も頂きました。
3の対応は精神的にやられました。
意味がわからないんですよ…
コロナウイルスが蔓延し始めて大変だってときに、
「パークを開けろ」「何故、休園するんだ」
「新幹線、飛行機、ホテルの予約も取ってるんだ、
これでは行く意味がなくなるじゃないか」
という言葉を言われるのです。
何度でも、何度でも、何度でも言われるよー♪!!
世の中の状況を読めてる?と思いましたね。
それにTDRが休園するだけであって、東京近郊の観光地は他にもあるから予定でも変更したら?と思ったりもしました。
更に面倒だったのは
「メルカリでチケットを買った。
出品者から購入手続きのキャンセルをされた。
どうしてくれる?」
でした。
転売チケット買ってるのかよ!!
それに「メルカリ」でのトラブルをこちらに言われてもと思いました。
「悪質な転売を見つけた場合にはチケットの無効にしたり当社は取り組んでいる、メルカリでのトラブルは弊社では関われないのでご本人で対応して欲しい」と伝えます。
すると…
「TDRは転売を禁止にしてるんですね!
私が購入予定だった出品者のチケットを今すぐ無効にして下さい!!」
なんて言ってくる。
そんな権限は私にはありませんよー!
TDRで遊びたいなら正規料金を払って遊んでねー!
パークの運営費、人件費、開発費になるんだよー!
で済ませました。
そんな中でも賛辞の手紙を頂きました!
ミラコスタは宿泊施設として通常運営をしばらくし、パーク対応とは異なっていました。
その方は誕生日でミラコスタに宿泊、パークで楽しむ計画だったそうです。
しかしホテル側は「誕生日おめでとう」の言葉や寄り添った対応では無かったそうです。
そこでパークチケットはどうなるか質問をしたく電話をしたら私が対応者となりました。
事情を聞きながら、
「誕生日おめでとうございます」
「TDRで楽しめない事、お迎えできないことが心苦しいのです」
「ホテル側の対応については担当者にこちら側から要改善の報告をします」
と伝えました。
そしたら数日後に賛辞の手紙が届いたのです。
今でも保管してます。
私はこの年くらいで15年目くらい勤めでした。
毎年何かしらの対応で賛辞を頂いていましたが、
お互いに苦しい対応でのお礼の言葉を頂いたのは初めてで嬉しかったです。
しかしある日…
通勤で忘れ物をし始めます。
会社に入るための通行証…財布…汗っかき用タオル…
更に…
会社へは原付バイクで通勤していたのですが、
駐輪場に着くと立ち止まってしまう。
更に…
駐輪場で休みの連絡をしだす。
更に…
家から出られなくなる。
更に…
肺の辺りが痛い、動悸、呼吸が乱れる
といった「行動、体調の変化」が表れてきます。
コロナウイルスの検査をしても陰性…
何が体に起きているのか分かりませんでした。
ここでやっと、
インフォメーションセンターの対応は
適応障害、うつ病を患う序章だったと分かったのです。
2000字になってしまいました。
いつもより長く書いてしまい読みづらくなかったでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ここから私の体調は悪化していきます。
次回は「休園期間中の生活」について綴りますね。
適応障害、うつ病になる過程がこれから続きます。
見届けて頂けたら幸いです。
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