牡蠣と長ねぎのフリカッセ
先々月くらい前、本屋で購入したのにまだ活用していなかったフランス料理の本。
作りたい作りたいとは思っていたけどなかなかタイミングが合わずにいましたが、昨日ようやく本に記載されているメニューに挑戦する時間が出来ました。
しかも3品も作っちゃった笑。ひとつずつ紹介していきますね。
今日はその第一弾。「牡蠣と長ねぎのフリカッセ」についての投稿です。簡単かつとても美味しくて、温まるメニューでもあるので冬にはもってこいの一品ですよ。
フリカッセとは
そもそもフリカッセとは生クリームで具材をやわらかく煮込んだ「白い煮込み」と呼ばれるフランスの家庭料理で、フレンチを楽しむうえで欠かせないメジャーな調理法だそうです。さらにフリカッセは、フランス人にとってののおふくろの味でもあるようですよ。
フリカッセは西洋風雑煮とも呼ばれ、生クリームではなくケチャップやカレー粉を加えるアレンジレシピも多く、バリエーションも豊富なんだそうです。
参考:macaroni
メインの食材は?
フリカッセは鶏肉を使ったチキンフリカッセがポピュラーですが、仔牛・豚肉・仔羊などの肉類のほか、鮭やホタテ・牡蠣などの魚介類もメイン食材として使われます。
引用元:macaroni
シチューとの違い
鶏肉や野菜をクリームで煮込んだ白い料理といえば「クリームシチュー」を思い浮かべますが、フリカッセとの違いは、煮込む前の調理法にあります。
フリカッセは具材を炒めてから煮込む料理に対し、シチューは具材を炒めずにそのままお鍋に煮込みます。
その調理法の違いから、フリカッセは食材がが主役で、シチューは煮汁が主役の料理と言われるようです。
参考:macaroni
さて、フリカッセの説明は以上として、今回僕が作ったレシピを紹介します。
レシピ(2人前)
牡蠣:1パック(加熱用)
長ねぎ:2本
小麦粉:適量
バター:15g
白ワイン:200ml
生クリーム:200ml
水:100ml
塩:適量
ブラックペッパー:お好み
※書籍に記載されている内容を参考に作っています
準備
ⅰ 牡蠣を水で洗い水気をしっかり切ります。
ⅱ 水気を切ったら、牡蠣全体に小麦粉をまぶしておきます。
ⅲ 長ねぎの白い部分を細切りにしておきます。
工程
① フライパンにバター10gを落とし、溶けたら準備しておいた牡蠣をソテーします。この時、牡蠣の両面をさっと焼く程度にしておくことで、固くなりすぎず、ふんわり柔らかい食感を保つことが出来ます。
② 牡蠣を取り出したら残りのバターをフライパンに落とし、ねぎがしんなりする程度に炒めます
③ ねぎがしんなりしたら白ワインを加え、ワインの量が半分になるくらいまで煮詰めます。
④ 煮詰まってきたら、生クリームと水を加え、塩で味を整えます。
⑤ 最後にソテーしておいた牡蠣を入れて1分程度煮込み、ブラックペッパーをお好みでかけたら完成です。
完成
牡蠣がねぎに埋もれてしまっています、すいません...笑
感想
フランス料理のイメージって
・なんだか難しそう
・ていうか料理名が長い
・オシャレというかキザな感じ
・美味しいと言われればおいしいけど...
みたいに、僕はあまりプラスのイメージを持っていませんでした。
ですが今回のフリカッセを作ってみて、フランス料理だって簡単に美味しく作れて家庭で楽しめるレシピがあるんだ!っていうポジティブな新発見が出来ました。
今回参考にして作ったフランス料理はどれも簡単で美味しかったのでとても楽しかったし、素晴らしい料理本に出会えました。
フリカッセは具材を変えたり、調味料を変えることで無限にアレンジできるみたいなので、応用編として色々作ってみたいと思っています。
今回は牡蠣を使ったので次はやっぱりお肉かな?!
それではまた。
国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。