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うちのパパが進んでトイレ掃除をしてくれるようになった理由【インストール編】

はじめまして、こんにちは! 
今回は編集部の小石からお届けします。

東京では桜が満開になり、新入学や新入園の季節がやってきましたね。
お子さんのいらっしゃる家庭では、入園や入学の準備でいろいろと慌しいころではないでしょうか? 

私も子どもが二人いまして、数年前の入園入学の準備は大変でした。経験のないことなので右も左もわからず手探り状態で進めているのに、パートナーであるパパが無関心……。

相談しても「いいんじゃない」とか「どうすればいいの?」とか「わかんない」という返事しか戻ってこなかった記憶が…よみがえる…! むしろ、入学式よりそっちの方が思い出深いかも…!

入学準備だけではなく日頃から「パパが育児を自分からしてくれない」、「パパが私の指示通りにしか動かない」なんて悩みをもっているご家庭もあるのではないでしょうか?

そこで、私が編集を担当した書籍『パパのトリセツ2.0』を参考にして、我が家のパパにもパパとしての自覚をもってもらいつつ、家事や育児に積極的に取り組んでもらう方法をご紹介します。

パパタイプ診断

まずは、自分の夫がどのパパタイプかを調べます。今回は、実際に本人にやってもらいました。(書籍には、「パパがどうするか想像してやってみよう」と書いてあるので本人じゃなくても大丈夫です!)

診断写真

我が家のパパは、

冷静沈着コンピュータタイプ
従順無口いい子ちゃんタイプ

の2つのタイプの要素をもつようです。まとめてみると、冷静、的確、理論的な考え方をする人で、私の言う通りに従順にしてくれるようですが、自分で考えてやるようになるには一番時間がかかるタイプとのこと。
確かに、思い当たるところがありますねー。

家事も育児も頼めばやってくれるし、言えば手伝うのですが、自分から率先してやることは滅多にないです。

もうこれはしょうがないのかな……なんて思いつつ、パパタイプをなんとなく把握したところで、次は自分のタイプを調べてみます。

天真爛漫わんぱく坊主タイプ

という結果でした。
どうやら、周囲への気配りが足りてないようなので、精進したいと思います。すみません……。

パパが冷静沈着タイプでほぼ真逆ですが、長所と短所をうまく補完できる夫婦ということなので、とりあえず一安心です。

ではでは、お互いの傾向を把握したところで実際に家事をやってもらおうと思います!


パパをトイレ掃除の担当に!

私が一番嫌いな家事を率先してやってもらおうと3日ぐらい考えて思い当たったのが「トイレの掃除」でした。
これだっ! これしかない!

いつもは「トイレ汚れているから掃除して」と言えばやってくれるのですが、これをがっつりパパの担当にするべく『パパのトリセツ2.0』を参考にしながら慎重に計画をすすめていきます。

本書のアドバイスにあった以下の2点に気をつけて誘導してみることにしました。

①命令ではなく気持ちを伝える
②基本はまかせて、ほめる

ここからは実録! 
覚えている限りの会話の再現です!

私 「ねぇねぇ、トイレの汚れがとれないところがあるんだよね」
パパ「ふーん」
私 「ちょっと来て、ここ、やってみてよ。ほら、*パパの方が力強いしとれるかも
パパ「えー、わかった」
(しぶしぶやってくれて、結構力を入れて掃除している様子)

パパ「おっ、とれた! ほら、とれたよ」
  (なんだかちょっと得意気な感じ)
 「とれたね!*わー、いいね。ありがとう、助かったよ。
  やっぱトイレ掃除は力が強い人がやったほうがいいかもね」
パパ「そうかな」
私 「そうだよ、私がやってもキレイにならないところがあるから、週に1回ぐらい掃除してみてよ」
パパ「まぁ、いいけど」

……ということで、夫がトイレ掃除を週1でやってくれることになりました。うふふ、こんなに簡単にいくとは! 簡単すぎて怪しいですが、
ちょっとここで私の使った技を先程の会話から抜き出してご紹介しますね。

*パパの方が力強いしとれるかも
→ここは、パパ診断で冷静、的確、理論的タイプだったので、ちょっと理論的に断りにくくしてみました! そして、気持ちではないかもしれないですが、助けてほしい感じを強めに出して、①の「命令ではなく気持ちを伝える」を応用しました。

*わー、いいね。ありがとう、助かったよ。
→ここは、②の基本はまかせてほめるを使いました!

本当に週に1回やってくれるかはこれからを見ないとわからないですが、とりあえず第一関門突破ですね。
なんだかパパもちょっと嬉しそうだし。

本書で紹介されるテクニックの多くは、心理学の理論を応用したもの。家庭内はもちろん、今ある人間関係に新しいアプローチをとり入れてみたい方はぜひ、『パパのトリセツ2.0』を手にとってみてください。



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