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時間を浪費していませんか? 『後悔しない時間の使い方』無料公開

2月23日に発売された『後悔しない時間の使い方』は、できる限り有意義な時間を過ごし、なるべく後悔せずに充実した人生を送るために、先延ばし癖・退屈な仕事・SNS中毒・動画三昧などから抜け出す思考法を紹介している1冊です。
今回は本書の序章を無料公開します。

あなたは本当に時間を大切にしているか?

毎日、すべての人に24時間が平等に与えられている。その時間を使って大きな成果をあげる人がいる一方で、なんの成果もあげない人がたくさんいる。

これはいったいなぜだろうか?

ほとんどの人が時間を大切にしていないからだ。きっと時間を無尽蔵にある資源のように思って、「やりたいことは明日すればいい」といつも自分に言い聞かせているのだろう。

だが、時間はこの世で最も希少な資源のひとつである。労働力や資本力を強化すれば、ほとんど何でも増産できるが、時間を増産することはできない。
非生産的な活動に費やした貴重な時間は、すべて永遠に失われる。当然、その時間を取り戻すことはできない。

より有意義な人生は誰もが設計できる

ここで、単純明快な真実を指摘しよう。

ひとつの活動に時間を費やすことは、その時間にできる他のすべての活動に「ノー」と言っているに等しい。たとえば、テレビを見て膨大な時間を費やしたとしよう。もしその時間を他の活動に使ったなら、何を成し遂げることができただろうか?

だが、その時間はむなしく過ぎてしまった。

ワクワクする夢や有意義な目標を実現するために時間を使うこともできたのに、それをしなかったからだ。いつもそんなふうに時間を浪費していると、まったく望んでいない人生を送ることになる。

ほとんどの人は時間の真価を理解していない。もし理解しているなら、今とはかなり違う方法で毎日を過ごすはずだ。

幸いなことに、時間をうまく使いこなす方法は学ぶことができる。そして、そうすることで、誰もがより有意義な人生を設計することができる。

あなたはどうだろうか?
時間をこの世で最も貴重な資源のひとつとして扱っているだろうか?
毎日、夢や目標に近づくために時間を有効に使っているだろうか?
まるで時間が無限にあるかのように考えて、それを浪費していないだろうか?

お金と時間のどちらをより多く持ちたいか?

世界中の多くの人が大富豪の投資家ウォーレン・バフェットをうらやましく思っている。
だが、私は貧乏作家だった5年前の自分になりたい。なぜなら当時、私はかのバフェットですら買えない莫大な資産を持っていたからである。お金よりもずっと希少価値のあるものをたくさん持っていたのだ。

そう、私は多くの時間を持っていたのである。

まだ先に何十年という時間を持っていた(もちろん今でもそうであると願っている)。

考えてみよう。
今、すでに90代のバフェットになりたいか、自分のままでいたいか、どちらだろうか? お金と時間のどちらをより多く持ちたいだろうか?

おそらくあなたはバフェットよりも恵まれていると言える。たしかに彼は経済的に豊かだが、あなたは時間的に豊かだからだ。時間を有効に使えば、これからの歳月で多くの目標を達成できる。

貴重な時間を有効活用して、より大きな充実感を得る

以上の文章を読んで、時間がどれだけ貴重なものか理解できただろうか?

私自身、時間がどれだけ貴重であるかを理解して初めて、夢の実現に向けて真剣に行動するようになった。そのとき以来、時間を浪費するのをやめて、すべての瞬間を大切にすることにした。
そこで紙とペンを用意して、5年後にはどうなっていたいかを書いた。そして目標を設定し、毎日それに向かって着実に進歩を遂げるために行動を起こした。

それから5年が経過し、目標の大半が現実になった。現在、私は本職の著述家で、英語で書いた20冊以上の著書は23か国語に翻訳され、累計80万部以上の実績を持っている。しかも主に英語圏(私にとって英語は外国語である)という激戦区で、それを成し遂げた。

当然、その過程で自分自身への疑念を払拭する必要があった。
しかし、それと同時に、目標に向かって果敢に行動しなければ、5年間を無為に過ごしてしまうということも理解していた。
そこで、5年後には目標を達成しているという信念と希望を持って、時間を最大限に活用すると決意した。

あなたも同じことができる。そして、きっと公私にわたって大きな成果をあげることができる。

すべての出発点は、時間を大切にすることだ。時間を大切にすることを学べば、夢や目標を実現して意義深い人生を送ることができる。
貴重な時間を有効活用することによって、長い目で見ると、想像をはるかに超える大きな成果をあげることができる。

本書を通じて、時間を有効に使い、目標を次々と達成して、より大きな充実感を得るにはどうすればいいかを詳しく説明しよう。
実際、生産性が高い人たちは、能力的には大多数の人とそんなに変わらないが、時間の真価を理解して、毎日を新しい機会とみなし、目標に向かって常に前進している。

では、ここで質問しよう。

後悔しない時間の使い方を学んで、次々と目標を達成し、大きな成果をあげたいだろうか?

おそらく誰もが「ぜひ成果をあげたい」と答えるだろう。
意識改革をすれば、それは十分に可能である。


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