覆面DI室担当薬剤師

病院に勤務する薬剤師です。「いまでは半分覆面DI室」DI室を中心に身の回りのことを書い…

覆面DI室担当薬剤師

病院に勤務する薬剤師です。「いまでは半分覆面DI室」DI室を中心に身の回りのことを書いています。「こちら覆面DI室」休刊となった週刊approach誌に掲載されていたコラムです。「ふらり「薬」の旅」The Pharmacist's Haven誌に連載されている旅行記です。

マガジン

  • ふらり「薬」の旅

    ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。 登場人物 リリ(姉):忙しいのにビンボーな病院薬剤師2年目 リカ(妹):薬オタな夢見る薬学部4年生

  • いまでは半分覆面DI室

    覆面DI室アゲイン! 身の回りのことを書いています。

  • こちら覆面DI室

    「こちら覆面DI室」は休刊となった週刊approach誌に連載されていました。 そのコラムを少しだけ改編して掲載しています。

最近の記事

ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(12)

姉:少し歩いてみたけど、もう駅があるってわからないわよね。 妹:ここからじゃ、水薬駅の看板も見えないー ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

    • 第26回JASDI学術大会(千葉)に参加してきた 【いまでは半分覆面DI室 #061】

      2024年6月1日~2日に 千葉大学医学部・付属病院で開催された 第26回日本医薬品情報学会 総会・学術大会に 参加してきました! すごい面白かったです 特に勉強になったシンポジウム シンポジウム2  6月1日(土) 10:15~12:15 第5会場 医薬品情報の標準化×空白地帯を埋める~薬あるすべての処に、DIを届けるために~ 座長:安野 伸浩(帝京大学医学部附属病院)    若林 進(杏林大学医学部付属病院) オーガナイザー:    大幸 淳(済生会横浜市東部病院)

      • 細かい気配りと細かすぎる気配り 【こちら覆面DI室 #064】

        「薬事委員会の書類を提出させて頂きたいのですが...」 製薬会社の方が「書類」を入れてくるクリアファイルには、 会社名か製品名が入っていますよね。 (注:今は製品名を入れることは禁止されています) それは、たいてい院内で再利用されています。 こちらから「書類」をクリアファイルに入れてMRさんに渡すときは、 その方とは違う会社のものになってしまうこともあります。 これは特に意識しているわけではなくて、 クリアファイルの束の一番上にあった会社になってしまうだけです。

        • ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(11)

          姉:薬水駅の階段を降りたところがこんな感じです。駅の目印はこの看板しかないのよね。 妹:これじゃ、駅があるって気づかないわよね。 ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

        ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(12)

        マガジン

        • ふらり「薬」の旅
          57本
        • いまでは半分覆面DI室
          61本
        • こちら覆面DI室
          63本

        記事

          暑いのに大変ですね 【こちら覆面DI室 #063】

          「毎朝、暑いのに大変ですね」 筆者の施設では 朝、MRさん達が「おはようございます」と並んでいる場所があります。 暑いときも、寒いときも挨拶のために並んでいます。 そういえば 小学校の前にも子供達が並んで「おはようございます」と挨拶しています。 「あいさつ運動」などと呼ばれているそうですが 挨拶が自然に交わせるようになるための練習だそうです。 朝、声を出して挨拶をすると脳も活性化されますしね。 筆者が小学生の頃にはなかった習慣です。 ひょっとしたら、MRが発祥な

          暑いのに大変ですね 【こちら覆面DI室 #063】

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(10)

          妹:うわー、この風景は田舎って感じねー 姉:まだまだこれからよ。 ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(10)

          次お願いします 【こちら覆面DI室 #062】

          「この薬の特徴は、・・・となります。臨床成績のご紹介です。・・・、DI情報ですが・・・」 20代外資メーカーMRのTさん、今日は新薬のヒアリングです。 スライドのハンドアウトを使いながら説明をしているのですが、 聞いているうちに、どのスライドを説明しているのかよくわからなくなってきました。 筆者が医療現場に出たての頃は、 学会発表と言えば35mmのスライドフイルムを使っていました。 学会の数日前までにスライド原稿を作成し、 写真屋さんでリバーサルフィルムに現像してもらい

          次お願いします 【こちら覆面DI室 #062】

          レギュラトリーサイエンスってなんやねん 【いまでは半分覆面DI室 #060】

          第108回薬剤師国家試験が終わりましたね。 受験された方々、お疲れ様でした。 試験問題をざっと見てみたのですが、 ちょっと「なんやねん」という問題を見つけました。 問76 レギュラトリーサイエンスに関する記述について、[     ]に入る適切な語句はどれか。1つ選べ。 「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に [     ] するための化学」 (第4次科学技術基本計画

          レギュラトリーサイエンスってなんやねん 【いまでは半分覆面DI室 #060】

          特別講演1をお願いします 【こちら覆面DI室 #061】

          「先生! 今度、弊社の講演会で特別講演をお願いしたいのですが」 筆者もときどき講演依頼をいただくのですが、 ”特別”講演となるとちょっと身が引き締まります。 「喜んで! で、特別講演って何分くらいですか?」 「10分くらいでお願いできればと思います。」 ちょっと苦笑いです。 10分の特別講演って、どんな会なんでしょうね? 「え、それって特別講演なの?」 「はい、先生はこの領域の講演がお得意と他社さんから聞きましたので、ぜひ...」 「えー、でもそれを10分でしゃべ

          特別講演1をお願いします 【こちら覆面DI室 #061】

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(9)

          姉:では薬水駅を出てみます。 妹:階段を降りていくってことは、高いところにある駅だったのね。 ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(9)

          ダッシュで坂道を駆け上がる 【こちら覆面DI室 #060】

          今回も、2013年に週刊アプローチ誌へ掲載されたコラムからです。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 先日、小学生の娘がアニメの主題歌を歌っていたのですが、 その中の 「ダッシュで坂道駆け上がっていこう!」 というフレーズが、妙に気になるんですよ。 筆者の実家は、山の中程にあります。 麓から坂道を上がって、階段を上って、ようやく玄関、 という感じです。 小学校も、実家のある山をさらに登って、一度下って、隣の山を登って、 その丘の上にありました。 なんて書くと

          ダッシュで坂道を駆け上がる 【こちら覆面DI室 #060】

          iPhoneのキーボードは1文字目が大文字 【いまでは半分覆面DI室 #059】

          筆者はiPhoneを使っているのですが、 iPhoneのキーボードって、勝手に1文字目が大文字になっちゃいますよね。 こんな感じです。 英文は大文字から始まるから、こんな仕様なんでしょうかね。 メールアドレスを打つ場合なんかに、 この仕様を忘れているとけっこう面倒くさいことになります。 と思っていたら、直し方を教えていただきました。 iPhoneの「設定」から、「一般」→「キーボード」と進んでいくと、 「自動大文字入力」という設定がありました。 この設定をオフにすれ

          iPhoneのキーボードは1文字目が大文字 【いまでは半分覆面DI室 #059】

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(8)

          妹:入場と退場? 姉:そうよ、ここにピッとすればいいのよね。 妹:へーっ、シャッターの無い自動改札なんて、初めて見たわ。 姉:本当ね。忘れちゃう人もいそうだよね。 ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(8)

          新・三大「オヤジギャクMR」 【こちら覆面DI室 #059】

          以前「マツコ&有吉の怒り新党」というテレビ番組が、テレビ朝日系列で放送されていました。 その中に「新・3大○○調査会」というコーナーがあったのですが、 今回のコラムはそれを意識したものとなっております。 2013年の週刊アプローチ誌にこれを書いたわけですが、 正直、読者は「怒り新党」を知らない方も多いと思われますので、 私のコラムは何のことを言っているのかを、 編集後記のところに編集長が説明してくれていたのが、 思い出に残っています。 そのくらい、わかりにくい話なのです

          新・三大「オヤジギャクMR」 【こちら覆面DI室 #059】

          FAXって誰が使ってるの? 【いまでは半分覆面DI室 #058】

          「訃報の連絡をFAXで送りたいんですけど」 父が亡くなったときの話です。 80代の父ですから、訃報連絡をする方々も、70代、80代がほとんど。 そういったお年寄りに連絡をする場合 まず第一報は電話ですね。 親戚や、父の交友関係に、電話をたくさんかけました。 電話をかけた方々に、葬儀の場所や時間を伝えなければなりません。 メールアドレスを知っている方ならば、 案内を添付してメールで送るのが楽ですよね。 でも、お年寄りはメールなんてやってない。 次はFAXですかね

          FAXって誰が使ってるの? 【いまでは半分覆面DI室 #058】

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(7)

          妹:でも、SuicaとかICOKAみたいなICカードは無人駅ではどうするの? 入退場の記録がされないと、出口でキンコーンって出られなくなっちゃうでしょ。 姉:その秘密は、ここにあるわっ! 妹:電話ボックス? まさか、電車に乗るときに毎回電話して、ICカードの確認をするとか。 姉:そんな面倒くさいことはしないわよ。その隣に機械があるのよ。 ふらり「薬」の旅は、The Pharmacists' Haven 誌に連載されています。 そのお話を、少しだけ改編して掲載しています。

          ふらり「薬」の旅 第4話 薬水はみずぐすり?(7)