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2020年6月の記事一覧
中国、奥深い「食」のお話し ~その1~
今回は、仕事にはまったく関係ない話です。
6年間の中国・武漢生活で口にした、食べ物の話をしたいと思います。
中国人たちに勧められ、食べざるを得ない状況で、貴重な経験をしました。
赴任が決まった後、武漢をよく知る友人から言われました。
「あそこには、なまずとレンコンしか食べ物がない」
「町のレストランでは、ネズミが店の中を走り回っている」
武漢という都市は、起伏の少ない低地にあって、あちこちに沼
他人に無関心で寛容な中国人
中国人同士の会話を聞いていると
日本人のそれとは異なる特徴に気づくことがあります。
そのうちのひとつが「誘いの断り方」です。
たとえば、
A君が、友人B君から食事に誘われたとします。
ところが、A君はすでに、その日は別の用事が入ってしまっていて
その誘いを断るとします。
こういうとき、日本人の場合は、
「誘ってくれてありがとう。行きたいのだけれど、実はその夜は先約が入っちゃってるの。ゴメン、また
北京オリンピック金メダルの獲り方@中国・武漢
私が、2007年から2013年の間、中国・武漢で働いていたのは、
日本の会社と中国の会社が50%ずつ出資した合弁自動車会社。
いわゆる対等合弁。
すべての経営判断を合弁相手と合意しなければならず
マネジメント層にとってこの上ないストレスフルな状況。
社内の中国人社員たちのほとんどは英語が得意ではないので、
社内の共通言語は中国語。
日本の親会社から派遣された日本人駐在員はほぼ全員中国語ができない
中国・武漢での生活は、オドロキの連続!
新型コロナウィルスで、一躍世界にその名を知らしめた中国・武漢。
私はその武漢に、丸6年、駐在していた。
2007年から2013年。
武漢は人口1000万人の大都市で、内陸部の交通の要所。
大通り沿いには高層ビルが立ち並んでいるが、一歩裏の路地に入ると
間口の狭い商店や簡易食堂が立ち並び、崩れ落ちそうなアパートが肩を寄せ合っていた。
おそらく数十年前から変わらぬ景色なのだろう。
店の軒先に、食肉が