上場を経験し次の挑戦へ！論理と情理を併せ持つ経営企画がジョイン
「diniiではどんなメンバーが働いているの？」メンバー 一人ひとりにフォーカスし、担当業務や仕事に対する価値観、diniiで働くことの面白さに迫るインタビューシリーズ。
今回は、ダイニーのブレインとして経営企画に就任している淺野偉之（あさの・よりひさ）さん。
東京大学→新日鐵→BCG→日系PEファンド→Yappliと、輝かしい経歴を持つ淺野さんが、次の活躍の場に選んだのはdinii。なぜ無名のdiniiに？仕事で大切にしていることは？などを伺いました。
💡プロフィール
大学卒業後、素材、鉄鋼に携わりたいという思いと、海外とM＆A攻防を繰り広げる新日鐵に惹かれ入社。そこで経営に興味を持ち、経営の手触り感と経験を積むためにコンサル、PEファンド、スタートアップへの転職を経験。その集大成としてノウハウをdiniiで再現するためにジョイン。
好きなものは音楽で、好きだけど弱いものはお酒（すぐに赤くなってしまう）。豆柴を飼っている🐕
あの時見つからなかったソリューションを、今。
──今までどんなキャリアを歩まれてきたのですか？
大学を卒業した後は、鉄鋼メーカーに入りました。新卒の頃は、まだ何も知らない若造でしたので、社会人としてのふるまい方から始まり、仕事に関わる全てに関して、諸先輩方に徹底的に叩きこまれました……。
──淺野さんにもそんな時代があったんですね😂
その後は、BCG、日系PEファンド、その後にYappliというスタートアップにて経営企画室長を務めました。
Yappliでは、M&AのPMI案件、資金調達周り、予算策定上場準備などに携わり、上場後は、IR、全社オペレーションの改善など経営の舵取りに関わる様々な業務に携わらせてもらいましたね。
──diniiに興味を持つきっかけはなんでしたか？
上場前・後をそれぞれ経験して、自分のキャリアのためにもう少しアーリーな環境を探してました。転職したいというより、「いいところがあれば」という温度感で、じっくり探していた時にdiniiの紹介を受けました。
最初は「モバイルオーダーの会社なんだ、ふ〜ん」という感じでしたけど、10年ロードマップなど、今のフェーズにしてはよく考え込まれているなと、カジュアル面談で印象が大きく変わりました。
実際に注文のインフラから、CRMのインフラに着手し始めています
──選考に進みたいと淺野さんを思わせたのは特にどんな部分ですか？
カジュアル面談では真央さん（diniiのCEO）とお会いしたんですが、スマートで、理知的な人で、同時に情緒的なコミュニケーションも取れるし、さらに圧倒的なビジョンをもっていたので、事業の代表としても、人としても魅力的に感じたのを覚えています。
人だけではなくて、プロダクトもとてもいいものだと思いました。
ファンド時代、外食企業に投資をしていて、2015年当時の飲食業界は今と比べると、さらにデジタル化が進んでいないような状況で、「顧客管理」とか「ファンマーケティング」という概念がほとんどありませんでした。
当時、飲食企業ができる売り上げを上げる施策といえば、
周辺地域にチラシをポスティングする
店舗を清潔に掃除する
お客様への接客を丁寧に行う
新メニューを開発する
店舗をリニューアルする
といったもので、非常に重要ではあるのですが、定量的にどの程度店舗の売上改善に効くのか手触り感があまりなく試行錯誤した経験があります。
そういった過去の経験から私自身外食業界に対して多少なりとも感覚があったので、いかにdiniiが革新的なプロダクトかを理解することができました。
個人のIDと喫食情報が繋がり、歴史上初めて、外食の消費者がオンライン化できるというdiniiの話を聞いたときに、当時、これがあったらもっと売り上げを伸ばせたなと率直に思いました。
店舗毎のお客さんのデータベースができる
──diniiの経営企画としてのMissionを教えていただけますか
経営企画は、diniiのプロダクトの価値をより正確に素早く効率的にお客様に届けていくために必要な仕組みの改善をしています。
diniiは加盟店の増加に対して社内の体制や仕組みが追い付いていなかったので、より効率良く、よりスピーディに価値が提供できるようなオペレーション構築を目指しています。
目下、市況の状況変化により、急ピッチでコスト削減を行なっていますが、そういった守りの施策だけではなく、同時に攻めの施策として、1ヶ月のONB対応可能店舗数を今までの数倍にするというPJも行なっています。
──全社の動きを把握するという意味で、淺野さんはmtgに多く同席されていて、mtgが多い出社日はカレンダーがパンパンですよね。
仕事のイメージが強いですが、私生活はどんなふうに過ごされてるんですか？
仕事好きなので、あんまりプライベートらしいプライベートはないんですけど、
起床
犬の散歩
朝ご飯
仕事（〜20時には終えたい）
ジム or お酒
犬の散歩
寝る
って感じで過ごしてます。仕事以外だと、筋トレが強いて言えば趣味で、遊びでDJとゴルフを最近始めたくらいですね（笑）
飲食の50年を変えられる原石に賭ける
──メーカー、大手コンサル、SaaS企業というさまざまな業界で働かれた中で、その中で共通していたもの、ビジネスパーソンとして共通して大切だと感じたもの・ことなどはありますか？
仕事に真摯に向き合って情熱を注ぐこと。あとは、仲間を大事にする意識を大切にすること、だと思います。
──「仲間」という表現を淺野さんはよく使われてますが、その価値観はご自身がされていたラグビーからきているのですか？
う〜ん。メーカーもSaaSもラグビーも分業で仕事をするんですが、分業の場合、横との連携が必要になってきますし、そこで仲間を重視する価値観が生まれたのかもしれないですね。
馴れ合いというよりはお互いを高め合える絆をつくっていく。また、その仲間は無条件でなれるのではなく、情熱・コミットメントがあった上で成り立つ、と考えています。
──では、前職の経験を踏まえて、スタートアップ企業が成功するために最も重要なことは何だと考えていますか？
前提として、広いTAM（Total Addressable Market: 獲得可能な最大市場規模）と、素晴らしいプロダクトがあった上で、
会社の方向性を示すようなノーススターとなるMission/Vision/Values*が確立されていること。
その上で、トライアンドエラーを行いながら、素早くオペレーションを回していくことだと思います。
その点、diniiはTAMと素晴らしいMVV、プロダクトがあるので、成功する土台はあると思っています。
*diniiのMVV：
M「飲食をもっと楽しくおもしろく」
V「すべての飲食のインフラになる」
V「真心を込める」「事に向き合う」「魂を燃やす」
──最後に、diniiで働くことの魅力は何だと思いますか？
今までの会社は比較的、世の中に既にダイヤモンドだと思われている会社でしたが、僕はdiniiのこと、 まだ世に知られていないダイヤモンドの原石だと思っているんですよね。
世の中にまだ浸透していないけど、社会に大きなインパクトを与えるポテンシャルを持っている会社に属し、その石を磨いて輝かせていくことで、会社としても、個人としても大きな成功を収められる可能性があるところが魅力だと個人的には思っています。
diniiは飲食が好きなメンバーが多く、自分も消費者として使えるプロダクトであることが魅力という表現をすることがあります。
淺野さんは、それだけではなく、事業として取り組んだ過去があったからこそ、また一段深いところで共感されていて、diniiに将来性を感じているんですね。
お時間いただき、ありがとうございました！
ボリュームの多い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました！
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また、求人票の下におまけとして、メンバーから聞いた淺野さんの印象を紹介しています。
dinii面白そうだけど、コンサルみたいな感じ？ビジネスライクな人が多いのかな、ちょっと腰がひけてしまう…そんな人は是非目を通してみてください✨
おまけ
淺野さんってどんな人？
maoさん（代表）
淺野さんの印象を教えてください
侍みたいな人ですね、野武士。とてもストイックな人です。
それだけじゃなくて、合理と情意を使い分けて、ビジネスを前に進めてくれる稀有な人だと思っています。例えば、コンサル出身でロジックが得意な人はいると思いますけど、淺野さんは実行力も兼ね備えている。
元々ファンド時代に飲食業界の課題に取り組まれていたので、ベースに市場に対する理解があるので、それがいいですよね。
あと、組織運営に対してもお上手で、義理人情をとても大事にされてます。強面なので、怖がられたり、仕事内容も経営企画でとっつきにくいと思われることもあると思うんですけど（笑）
誰と仕事をするかを重要視されているので、従業員とのコミュニケーションは積極的に取ろうとメンバーから飲み会に誘われたら絶対に行くし、自分が楽しませる、という姿勢で向き合ってるところは、見習わないとなと思います。
左脳的な部分だけではなく、情緒も重んじる人が集まるのは、飲食ドメインだからこそ、といった感じがしますね。
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