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【エンジニアブログ】ダイニーのプロダクトカタログ📖

こんにちは!ダイニーでソフトウェアエンジニアとして働く木村 (@1130_kimu)です。

前回、前々回のエンジニアブログでは、ダイニー全体の技術スタックやエンジニアリングの特色について書いてきました。エンジニアの方々を中心にご好評いただいているようで、とても嬉しく思っています 😊

今回のエンジアブログ第三回では技術中心の話題から少し離れ、ダイニーが提供するプロダクトについて少し詳しく書いてみたいと思います。

ダイニーは飲食店の店内モバイルオーダーPOSを提供する会社です。
モバイルオーダーについてはこちらをご覧ください。

概要

この記事では、ダイニーにはどのようなプロダクトがあり、それらを利用して実際の店舗ではどのようにオペレーションが回っているかについて説明します。

エンジニアの方々向けに、ダイニーがどういうプロダクトを作る会社かイメージしていただくことを目的に書くつもりですが、エンジニアではない方々にもきっと参考になると思います。

プロダクト一覧

以下がダイニーが提供するプロダクトの数々です。

1. モバイルオーダーアプリ
2. ハンディアプリ
3. レジアプリ
4. キオスクアプリ
5. プリンターコントローラーアプリ
6. ダッシュボードアプリ

これらを順に解説していきます!

なお、本記事でご紹介するアプリケーションの画面は実際のものとは異なる場合がございます。

1. モバイルオーダーアプリ

最初にご紹介するのはダイニーが最も力を入れているモバイルオーダーアプリです。

技術スタック: TypeScript, React, Next.js, GraphQL

スマホ_1

来店したお客様は入店・着席後、席に置いてある QR コードを読み取ることにより LINE 上でモバイルオーダーアプリを立ち上げることができます。

アプリケーションは LINE 社の提供するプラットフォームであるミニアプリ上で Web アプリケーションとして動作します。LINE をインストールしていない場合でも、通常のブラウザで同じように動作するので安心です 🕺

アプリ上では、食べ物や飲み物などアラカルトメニューの注文や食べ放題・飲み放題などのプランやコースを注文をすることができます。注文は

メニューを選択する → カートに入れる → 注文をする

という流れで行われます。カートは同じ卓についたお客様の間で共有され、アイコンと共に (!) カートの内容が表示されます (ここが個人的推しポイントです。なんか楽しいですよね)。

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他にも、注文履歴やカード決済などオンラインならではの機能に加えて、店舗のオペレーションごとにレジ会計やテーブル会計などを選択して行えるようになっています。
これらの機能によって、店員をいちいち呼んだり注文のたびにメニューを開きなおすなどの手間を無くし、スムーズな飲食体験を実現しています。

2. ハンディアプリ

飲食店の店員さんが持ち歩き、お客様の注文をサポートするためのハンディアプリです。Android 端末上で動作します。

技術スタック: TypeScript, React Native, GraphQL

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以下のような用途でお使いいただいています。

スマートフォンをお持ちでない方の注文アシスト
ご来店いただくお客様の中にはスマートフォンをお持ちでなかったり、なんらかの理由で一時的にスマートフォンを利用できないお客様もいらっしゃいます。そのようなお客様の注文をアシストし、モバイルオーダーの代わりとなって注文します。

特殊な注文
導入店舗様からの要望で、モバイルオーダーアプリでは表現し辛い注文を実現したい場合があります。例えばその時だけの特別価格や、お客様には見えないようにしたいメニューなどです。そのようなケースでもハンディアプリから特権的な注文をすることができます。

注文をするという、我々来店客にとっては簡単に思える行動も、店員さん目線ではとても複雑なオペレーションになっています。以上のような複雑なオペレーションをサポートするためのアプリケーションになっており、店員さん達はハンディアプリを駆使してオペレーションを回してくださっています (いつもありがとうございます 🙏)

3. レジアプリ

レジでの会計用アプリケーションです。iPad 上で動作します。

技術スタック: TypeScript, React Native, GraphQL, Swift

LP_タブレット

以下のような機能を利用しながら、モバイルオーダー上のオンライン決済と協調して、店員がレジアプリを操作して行うオフライン会計機能を提供しています。

卓ごとの会計
リアルタイムで卓ごとの合計金額や人数が表示され、会計を行うことができます。割引・クーポンの適用ができたり、一人当たりの金額なども表示されるため、スムーズな会計が実現できます。

レシートプリンター・自動釣り銭機との連携
レジから操作することで会計伝票を印刷したり、自動釣り銭機を操作したりすることができます。この連携によって、レジ締め・準備金入力などがレジアプリ上でミスなく行うことができ、日々のオペレーションを簡素化できます。

他にも数々の機能が実装されており、店内のオペレーションを集中管理することができます 💪

4. キオスクアプリ

お客様が店頭で注文をするためのキオスクアプリです。iPad 上で動作します。

技術スタック: TypeScript, React Native, GraphQL, Swift

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上記のような画面から注文を行うことができ、STORES 決済端末との連携によってクレジットカードや交通系電子マネーを用いた決済を行うことができます。

会計後に表示される QR コードを読み取ると、商品出来上がり時に LINE で通知を受け取ることができます。出来上がり次第すぐに気づくことができるので安心です 😄

5. プリンターコントローラーアプリ

注文が入った際に伝票を各プリンターに振り分ける機能を持つ、プリンターコントローラーアプリです。Android 端末上で動作します。

技術スタック: Kotlin, Coroutine, Jetpack WorkManager

飲食店の調理場は、作りたい品物によってキッチンが別れていることが多いです。

例えば、揚げ物は揚げ物キッチンから、一品ものは一品ものキッチンから、ドリンクはドリンクキッチンからといった具合です。従って、注文が入ったらその内容に応じて対応するキッチンから伝票を出力しなければなりません。

このオペレーションを助けるのがプリンターコントローラーアプリです。事前にセットされた設定に従って伝票を各レシートプリンターから出し分けます。

キッチン伝票やデシャップ伝票など、複数の伝票の種類に対応しながら、飲食店のキッチンオペレーションを支えています 💪

6. ダッシュボードアプリ

最後はメニュー情報や卓情報の管理のほか、売り上げや注文情報の閲覧なども可能な、ダッシュボードアプリです。Web アプリケーションとして Web ブラウザ上で動作します。

技術スタック: TypeScript, React, Next.js, GraphQL

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モバイルオーダーアプリ上で表示する商品の商品名や値段などは、時によって変更したい場合があります。そのようなマスターデータの管理を行うことができるのがダッシュボードアプリです。

ダッシュボードアプリ上で管理できるマスターデータの一部を挙げると、

メニュー設定
カテゴリー設定
プラン設定
プリンター伝票出しわけ設定

などがあります。

このような管理機能を飲食店様に提供することで、自由なタイミングでマスターデータの変更を行っていただくことが可能になります。

また、マスターデータの管理のほかに、売り上げや注文情報の閲覧ができる機能も実装しています。今後、飲食店様にとってよりよい施策を打てるための様々な情報を閲覧できるようにしていく予定です 👍

まとめ

以上がダイニーのプロダクトカタログになります。

ダイニーの提供するプロダクトは、来店したお客様の注文体験を向上させるだけでなく、飲食店様のオペレーションをいかにアシストし、負荷を減らせるかということを日々熟考しながら作っています。

また、以上のプロダクトに加え、飲食店様のオペレーションを改善するための更なるプロダクトを開発中です。飲食店様の声を大事にしながら、外食のインフラとしての役割を果たせるような SaaS を目指してこれからも改善を続けていきます!

ダイニーエンジニアチームでは絶賛採用活動中です。プロダクトの内容や、解決しようとしている課題を面白いと思っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください!

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