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KLよりも快適?サイバージャヤでの生活とは

マレーシアといえばクアラルンプール、そう思う人は少なくないでしょう。しかし、それ以外にどんな場所があるのか思い浮かぶ人はもっと少ないと思います。マレーシアのKL以外の場所にはペナンやコタキナバル、イポーにマラッカ、ジョホールバルなどが挙げられますが、今回挙げるのはKLからさほど遠くないサイバージャヤという場所です。

KLよりも最適な場所

KLから近い場所といえばシャーアラムチェラスプチョンが挙げられますが、その近隣域から一回り外側にある、サイバージャヤはマレーシアのシリコンバレーとして都市計画が前々から上がっているところになります。

サイバージャヤの最大の魅力は自然に近い、なおかつクリーンな場所であるということです。クアラルンプールはマレーシアきっての大都会のため、若干汚染が進んでいる場所があり、住むにはある程度の文化的理解が必要ですが、サイバージャヤは企業や政府機関が多いためか、そういった心配をする機会は少なくて済みます。

しかし、そんなクリーン先端都市であるサイバージャヤにも問題はあり、そこが若干高い物価になります。KLやマレーシアの田舎に行けば分かりますが、サイバージャヤにはそこまで多くない料理店やバカでかいショッピングモールが多くあり、それらは一律に物価が高いことを暗示していることに気づきます。ほかの場所よりも、そういえばサイバージャヤは高いような気がする、まさにこの選択肢の絶妙な少なさが、サイバージャヤの物価が高いように思えるところになっています。

しかし、KLからは1時間くらいでつくので、通勤するには便利な場所でしょう。KLよりもはるかに安くコンドミニアムに住めるため、コスパのいい暮らしを実現するにはうってつけです。とはいっても、KLから1時間というのはサイバージャヤ以外にも候補が上がってきそうなので、ここではあくまでもサイバージャヤという場所に限って紹介という形にはなります。

料理がうまい、しかし作法に注意

マレーシア全般に言えることですが、それでも安く美味しい料理を食べることができ、中華、マレー、インド、イスラムなど多岐にわたる選択肢から食事することが出来ます。

食事に関してはどれもおいしいのですが、中華を除いては結構高カロリーなメニューが多いと感じており、健康志向な人には多少注意が必要かもしれません。マレーシアの人でも中華系を除くマレー系の多くは太っていた利する体系の人が多くみられます。これは偏見ではなく、結構な割合でふくよかな体系の人がいるため、その文化圏ごとの食事内容がまさに外見容姿に反映されているということが一目瞭然です。

そのため、日本で騒がれている外見至上主義などはある程度マレーシアでも見られますが、ピンキリが激しいので日本ほど一絡げに言われることはないでしょう。その一方で気にするべきは作法です。マレーシアに来るとイスラム教を目にすることがありますが、イスラムでは左手は不浄の手、頭は神聖な部位とされています。なので、不必要に左手で会計したり握手したり、頭を触ったりするのは避けるべきです。普通に引かれます。

やはり暖かいのは最強

マレーシアはその場所上、年中暖かい気候になります。なのでいつでも半袖で十分であり、意外とアツ過ぎないのも魅力です。実は、赤道直下にありながら25度から32度くらいの温度の日が大半であり、今日も31度前後と「日本の猛暑」よりも涼しいのです。

マレーシアは南国だから日本よりも暑いだろう、と思っていても実はマレーシアのほうが日本の夏の暑さよりも涼しいという驚愕過ぎる事実があります。確かに空港に下りればアツいと感じますが、暑すぎるとはならないのです。

とはいっても暖かいからこそ注意すべきなものがあります。それが冷房です。マレーシアの多くの場所で冷房が効いていますが、それがくそ寒いというのが問題なのです。はっきり言って、マレーシアで注意すべき最大のポイントは蚊でもゴキブリでも、よくわからない治安への警戒でもなく「冷房対策」なのです。なぜここまで冷房に気を付けるべきなのかを解説します。

マレーシアにおいて最も警戒すべきは冷房

まず、マレーシアは30度くらいあり暑いため、そこらじゅうで半袖になりたくなります。それは良いのですが、その一方でほとんどの飲食店やスーパー、モールで24度くらいの冷房がガンガン効いています。そんなところに長時間居たり、食事したりしていれば何かしらの体調が狂い始めます。これは結構本当に問題だと思っており、温度管理を冷房に任せている人ほど風邪をひくでしょう。

MRTというモノレールがありますが、その車内は20度くらいの冷房設定になっており、例えば「雨が降って濡れた後に乗車」なんてしたらほとんどの確立で風邪をひくでしょう。南国で暖かいと思っていてもスコール&蚊&冷房のコラボで一瞬にして病人へと変貌するのがマレーシアの最大の注意点になります。

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