会社創立8期を迎えnoteをはじめた。〜創立までの歩み〜
株式会社iDという会社を創立したのが2013年5月29日。2月決算と決めたため、2020年2月末で7期を終えたことになります。
8期を迎えたこのタイミングでnoteに書いていくことを決めたのにはいくつか理由があるのですが、iDという会社を知っていただくことがその理由の一つでもあり、そのためにまず、私の経歴について書いてみることにします。
◎これまでの歩みをざっくりと。
大学卒業後、2003年新卒で旅行会社のJTBに入社し、3年後にインターネット広告会社のサイバーエージェントへ(当時はアイスタイルとのジョイントベンチャーに入社。アメブロができたばかりの時)。06年〜13年はメディア事業をメインとしたベンチャー企業に在籍。最終的には役員という立場で、メディア事業と制作チーム(デザイナー&エンジニア所属)を統括していました(この会社はiDを自ら創立した後に残念ながら倒産しているので会社名は今回書かないでおきます)。その後、2015年5月29日に株式会社iDを創立し代表となります。
以下はこれまでの歩みをもう少しだけ掘ります。
◎極度のミーハー精神が糧となっている
大学時代から旅行が好き(海外と仕事をすることをイメージし)、テレビや広告などに興味を持ち、極度のミーハー精神を持った学生でした。そして、とにかく大手企業で、そして東京に住んで働くと決めていました(この時の思いについてはまたお話しするとして)。
運よく旅行会社の最大手である「JTB」に入社し、3年近く働かせていただいたことには今でも光栄であり感謝の気持ちでいっぱいです。(当時の仕事内容についてもまたの機会に)
東京の大手企業で働く。自分が興味のある業界で働く。
その目的を果たしていながら転職を考えた理由は大手企業の組織や考えと自分自身の想いにズレが生じてきたこと。
この辺りの話は自分の経験がどなたかの役に立つのならと、どこかで書きたいと思います。
今一度、自分を見つめ直すため、転職先を決めずにまずはJTBを退職。当時、mixiやグリーのコミュニティやアメブロやlivedoor blogなどのブログが世の中で流行。自分と興味感心ある人と繋がり、自らの考えをインターネットのメディアで発信することが普通になっていました。
そしてこの頃、世の中にベンチャー企業という言葉が広がりはじめている時でした。
学生時代からテレビや広告にも興味を持っていた私は、インターネット事業に興味を持ちます。サイバーエージェントの藤田社長やDeNAの当時社長であった南場さんの話を聞きに出掛けたり、そこで働く人が知りたくて友人に頼んでその会社で働く人に会いに出掛けたり、ベンチャー企業で働く方と出会うために合コンにも参加していました(笑)。
そしてベンチャー企業で働くという面白さを感じ、そこで働けることもイメージでき、人材会社さんの支援もあって運よくそこで働けることになります。(信頼できる方達との出会いがまた人生を変えました。その話もまた)
インターネット広告会社の営業として、大手化粧品メーカー、通販化粧品会社を担当し、ネット広告とプロモーションを勉強しながらも1年で辞めることにしたのが、インターネットメディアの存在があったからこそ。
インターネットメディアの広告枠を売ることがメイン業務であった私は、クライアントのために大手ポータルサイトをはじめとした多くのメディアの方々とお会いし、プランニングをしていることが多く、徐々に会員やユーザーを持ち、常にその人たちに向けてコンテンツを作り、その会員やユーザーメリットを考え実行している、メディア側で働きたいと思うようになったのです。
◎映画と女性向けライフスタイルメディア
1年で転職することには悩みもありましたが、僕がメディア側で働くことでまた、仕事もご一緒できる可能性もあるし、何よりも、自分がこれまでにないやりがいを見つけられたと感じたため転職を決意しました。
メディア会社の中でも、映画と女性向けライフスタイルメディアを運営していた会社を選び、極度のミーハー精神を活かして飛び込むことになります。
しかし、入社して3年ほどを自ら暗黒の3年という呼ぶほど芽が出ず、苦しむことになります。(この話やどのようにして光を見つけたかについてはまた機会があれば書きます)
この会社での経験は独立するまでにとても重要な大きなことをもたらしてくれました。キーワードだけでも、暗黒、光、成長、チーム作り、ベンチャー企業の役員、結婚、転落、チーム解体、事業譲渡、新規事業、そして独立。
(それぞれの経験は全てプラスになっているので、どこかで少しずつ書いていきます)
◎映画・エンタメ企業との出会いと政府観光局との仕事がもたらした独立
この会社での経験についての詳細はまたにするとして、映画業界をはじめとしたエンタメ企業との仕事と自社のメディア運営が私の自信となり、化粧品ブランドや政府観光局のプロモーションと自社メディア運営がパートナー(現在の妻)にも自信を与えることになります。
メディア運営、取材、コンテンツ制作、会員ビジネス、サイト設計や制作、会員向けイベント、宣伝、プロモーションなどの経験は今のiDという会社のベースとなっているものです。
◎株式会社iDを創る
メディア運営に楽しみを抱きながらも自社メディアを他社に事業譲渡するという選択をした会社。その判断は今でも間違っていたとは思いません。しかしながら、役員という立場にいた私は、その時の会社と自分の仕事へのやりがいにズレを感じたのも事実。このタイミングで会社を抜けて独立を考えたのです。
自ら創立した会社でやりたかったことは、
○やはり自社メディア
○コンテンツ制作
メディアについては旅。コンテンツ制作については自社だけでなく政府観光局や他社のエンタメ系メディア。これにまずは挑戦したくて、
大手企業→急成長のベンチャー企業→メディア会社を経験してきた私はiDという会社を創立しスタートさせたのでした。
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