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Pick Up記事

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デジKAMAスタッフが選んだ記事を登録ワーカーが要約し、不定期でお届けしていきます✨
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記事一覧

【Pick Up記事】在宅ワーカーの自己管理

1日2~3時間を週2~3日から、自宅でも働けると言っているデジKAMAは、鎌倉市独自の就労困難者向け支援事業です。たまに誤解されることがあるのですが、サラリーマンの副業やアルバイトなどのかけ持ちのように、個人が複数の所属先から収入を得ることを推進する施策ではありません。既に雇用されている人はこの事業の対象者ではないため、他の職場で副業が許可されていようとも、お断りしています。 通所でも在宅でも、ワーカーをフリーランスとして扱い業務委託することを就労支援としているのが、私たち

【Pick Up記事】バランスボールで健康増進

ある日、スタッフが出勤している途中、こんな記事に目が留まりました。 既にこのnoteでも何度も触れているように、デジタル就労支援センターKAMAKURAは鎌倉市の委託事業です。健康福祉部 障害福祉課 障害者雇用対策担当の方々との定例会では、小町通りにあるデジKAMAオフィスに来ていただいています。スタッフは市役所に出向くことがないもので、中でこんなに面白い取り組みをしていたなんて知らなかった…! バランスボールは座りながら運動にもなるという触れ込みで人気が出ました。一家に

【Pick Up記事】津波への備え

100年前の関東大震災で鎌倉市が壊滅状態に陥ったことは、鎌倉市中央図書館の近代史資料室で公開されている史料でも学ぶことができます。火災や建物の倒壊の他、津波でも大きな被害が出ました。 津波が来たら高台へ逃げる。東日本大震災でも学ぶことになった教訓です。 デジKAMAの事業所はビルの3階にありますが、これよりも高い波が来たのが岩手県の沿岸でした。決して楽観視できる高さではありません。 同じ町内にある保育園では、合同避難訓練をしたとのニュースが先週ありました。近くの妙本寺の

【Pick Up記事】障がい者アートに思う

12月3日~9日は障害者週間デジKAMAのある神奈川県では、平成28年に「ともに生きる社会かながわ憲章」を掲げ、共生社会の推進に向けたさまざまな取り組みが行われています。書家・金澤翔子さんによる力強い「ともに生きる」の書も、街中の色々なところで見かけます。この記事のトップ画像にある漢字バージョンの「共に生きる」は、鎌倉芸術館の正面で撮りました。 広報かまくら 令和5年度12月号 7面にもあるように、鎌倉市でも駅の東口と西口を結ぶ連絡通路「鎌倉駅地下道 ギャラリー50」で作品

【Pick Up記事】飲む点滴「甘酒」

季節の変わり目に体調を崩す人が多いです。今年はさらに過酷でした。観測史上初の連続で11月になっても夏日があり、そして突然の真冬。みなさんはこの乱高下、乗り切れていますか。 手軽に飲める日本の伝統食が甘酒です。近頃は美容や健康に良いと話題ですが、甘酒の魅力はそれだけではありません。熱中症対策や夏バテ予防にも効果があると、夏にも注目を集めました。初詣やひな祭りに体を温めるためにいただく、まるでお粥みたいなイメージが強かったのですが、夏に冷やしていただくのものど越しが良くて格別で

【Pick Up記事】きっかけがあれば人は変われる

こんにちは。デジKAMAスタッフです。 苦手意識があって、ずっと避けてきたことってありますか? 今回の記事今回のPick Up記事は、30代半ばになって料理を始めた人に起きためざましい変化についてです。 34年間料理経験ゼロ。意外な方法で苦手意識を克服〈285〉 https://www.asahi.com/and/article/20231025/424218393/ 課題 34年間料理をしてこなかったのは、料理好きの妹へのコンプレックスもありました。後に結婚すること

【Pick Up記事】ロックダウンと語学学習

新型コロナウイルスが感染法上で5類となってから、催し物の案内に「4年ぶりに」という枕詞がつくようになりました。先月の鶴岡八幡宮の流鏑馬もそうでした。800年以上前から続いてきた神事はコロナ禍によっても途絶えることがなく、賑わいと興奮が戻ってきて嬉しい気持ちになりました。 4年間、中止や延期になることがあった反面、新たに始まって定着したことだってたくさんありました。デジKAMAのように在宅でパソコンを使って働けるのが当たり前になったのもそうです。仕事以外でも、家でできる活動が

【Pick Up記事】目の愛護デー

10月10日は目の愛護デーでしたね👀 ほぼすべての業務※においてパソコンを使うデジKAMAでは、VDT (Visual Display Terminal)症候群を気にしています。 ※通所ワーカーについては稼働時間の半分を超えない範囲で書類のスキャンやファイリングなどが含まれることがあります 通所ワーカーが前傾していたら、画面から目を離すようお声がけします。 在宅ワーカーの様子はこちらから見えない分、通所ワーカーよりもちょっと多いくらい小休憩のリマインドをします。スタッフか

【Pick Up記事】観光客による混雑

こんにちは。デジKAMAスタッフです。 7月の三連休が終わると、いよいよ本格的な夏休みシーズンへ。 この記事を読んでいる方の中には、「夏休みは鎌倉に行ってみようかな」という方もいらっしゃるかもしれませんね。2022年の大河ドラマ以前からも、鎌倉は人気の観光地でした。鎌倉高校前1号踏切は、かの有名なバスケットボール漫画の舞台としてもよく知られています。 今回のPick Up記事それでは、今回のPick Up記事を見ていきましょう。 課題 新型コロナウイルスの制限緩和と映

【Pick Up記事】50代からの就職活動

こんにちは。デジKAMAスタッフです。 今回のPick Up記事家族を亡くし50代で難病を告知された高清水さんが感じた、障がい者雇用に挑むうえで大切なこと、就職するためのスキル、そして就活で体感したことについてです。 課題 高清水さんは50代で難病を告知され、一時は死も考えましたが、一念発起して障害者手帳を取得し、障がい者雇用に挑戦しました。再就職に当たってはMicrosoft Officeのスキルが必須で、特に重要なExcelは弱点でした。 課題に対する実践 登録

【Pick Up記事】ChatGPT搭載ロボ

コロナ禍の感染対策として、ステイホーム、集まりの中止、ソーシャルディスタンスなどがこの数年で定番となりました。コロナウイルスは5類感染症に移行したものの、孤独・孤立対策は引き続き日本において重要な社会課題となっています。 デジKAMAを社会とのつながりを得られる場として見出してくださる方は、安全な自宅にいながら働ける在宅型を魅力と感じることが多いようでした。ワーカーは稼働時間中、スタッフとSlackやGoogle Meetを活用してリアルタイムに連絡を取り合うことができます。

【Pick Up記事】ル・クロ

みなさんはフレンチレストランにどんなイメージがありますか。特別な日のお祝い?天才ネズミが主人公のアニメ映画でその厳しさや奥深さを知ったという人もいるのではないでしょうか。 ユニバーサルレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフ、黒岩氏がニューロダイバーシティ(神経多様性、脳の多様性)を尊重したレストラン運営について講演されました。その記事を要約してもらいました。 課題フランス料理の業界はユニバーサルとはほど遠く、黒岩氏にはこのままで良いのだろうかという懸念がありました。海外を行

【Pick Up記事】静かな職場

デジKAMAに来て驚かれるとしたら、通所ワーカーの作業環境の静かさではないでしょうか。キーボードやマウスの入力音、スリッパが床に擦れる音、空気清浄機やエアコンの風の音。電話は鳴らず、スタッフとのやり取りもSlackのチャットが中心ですから、来たときと帰るときに挨拶をする以外は話さなくても仕事が成立します(稼働前後にスタッフとのおしゃべりを楽しみたいワーカーはもちろんいます)。 口から発しなくても言葉は使うのですが、そもそも言葉を使わなくても職場でコミュニケーションは取れるので

【Pick Up記事】ストレスチェック

デジKAMAでは、稼働日に書いていただく日報やスタッフとの1on1ミーティングを通じて、ワーカーの働きやすさを向上できるようにしています。人数や勤務形態により、ストレスチェックの実施は今のところ努力義務に留まっていますが、整理された質問内容や他事業所での実践ノウハウを参考にし、日々の支援に取り入れています。ご興味のある方は記事末尾の「H29-30_ストレスチェック制度 総合研究報告書」をご覧ください。 今回のPick Up記事は、北海道にあるシステムデザイン開発株式会社(ブ