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【Pick Up記事】ル・クロ

みなさんはフレンチレストランにどんなイメージがありますか。特別な日のお祝い?天才ネズミが主人公のアニメ映画でその厳しさや奥深さを知ったという人もいるのではないでしょうか。
ユニバーサルレストラン「ル・クロ」のオーナーシェフ、黒岩氏がニューロダイバーシティ(神経多様性、脳の多様性)を尊重したレストラン運営について講演されました。その記事を要約してもらいました。

課題

フランス料理の業界はユニバーサルとはほど遠く、黒岩氏にはこのままで良いのだろうかという懸念がありました。海外を行き来していると、多様性を認める文化が強く、だからこそ経済が回っていると感じていました。

課題に対する実践

日本にはなかなか多様性を認める文化がなく、ましてやフランス料理の分野では顕著でした。ならば自分が、と実践した場所がご自分のお店でした。

実践の結果

  • フランス料理は8割が事前準備。2割を多様なメンバーに委ねると良いものが出来上がることがわかりました。

  • 元々ある仕事を任せるのでなく、集まった人の個性を活かす仕事を作り出せる面白さがあります。

今後の展望

障がいのあるメンバーたちが働いている姿こそが絶対に普通にあるべきで、このような機会が町中であればよいと考えます。


厳しい業界に風穴を開ける黒岩氏、かっこいいですね。決まった仕事を割り振るのではなく、メンバーの能力を活かすという考え方に共感しました。

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