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【Pick Up記事】50代からの就職活動

こんにちは。デジKAMAスタッフです。

今回のPick Up記事

家族を亡くし50代で難病を告知された高清水さんが感じた、障がい者雇用に挑むうえで大切なこと、就職するためのスキル、そして就活で体感したことについてです。

課題

高清水さんは50代で難病を告知され、一時は死も考えましたが、一念発起して障害者手帳を取得し、障がい者雇用に挑戦しました。再就職に当たってはMicrosoft Officeのスキルが必須で、特に重要なExcelは弱点でした。

課題に対する実践

  • 登録された経歴に対して多く来たスカウトはタクシー運転手でした。「ミドル、シニアもOK」の文字に期待して応募しても、次の日にはお見送りメールが来ていることがほとんどでした。

  • 苦手なExcelについては、学ぶための方法をいくつか検討して相談しました。

実践の結果

晴れて再就職が叶いましたが、その道は平坦ではありませんでした。就労移行支援事業所、YouTube、パソコン教室で学ぶための条件、「ミドル・シニアもOK」という呼び込みに隠されたメッセージを知ることができました。

将来の展望

検査の結果、通常見られない遺伝子が発見され、同じ病気で苦しむ患者の治療の糸口になればと考えているとのことです。


ライターとして長年活躍されてきたとあって、行動力や調査力が抜きんでているので、ぜひ元の記事も読んでいただきたいです。

50代でも働ける場所

さて、デジKAMAでは50代以上の方も稼働しています。年齢の下限は成人である18歳としておりますが、上限がありません。
たとえば、社会人経験はあるけれどもブランクが長くなった病気や中途障がいによって働き方を変える必要が出てきたといった方々にも向きます。年齢や健康状態を問わず、仕事内容やコミュニケーションの取り方さえ合えば、1日2~3時間、週2~3日でも働き続けられるのです。

元記事にあったExcel(デジKAMAではGoogleスプレッドシート)も、スタッフが事前に作業シートに関数やプルダウン項目などの入力規則を設定しておきます。ワーカーはデータ入力さえできればお任せできるお仕事があります。各ワーカーのレベルに合わせて業務を設計するのが私たちの支援のあり方なので、もちろんインターネットで検索しながらご自身で色々設定できるという方も大歓迎です。

契約形態は業務委託(準委任)です。就職や雇用ではありません。まずは働いて、慣れてきたら元記事の高清水さんのように就職活動をするのもよいと思います。
また、デジKAMAは鎌倉市が新たなニーズに応えるべく始めた独自事業ですが、鎌倉市内外には障害者総合支援法に定められた従来の障害福祉サービス(就労移行支援、就労継続支援A型・B型)も充実しており、条件が合えば利用できる事業所が見つかります。

デジKAMAは、ワーカーが年齢や健康状態で諦めることなく、意欲や持っている力を活かせる場であり続けたいと考えています。


【Pick Up記事】デジKAMAスタッフが選んだ記事を登録ワーカーが要約し、不定期でお届けしていきます✨

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