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転職して5ヶ月経ったのでもう専業主夫と言っても過言ではない

どうもこんにちは、タイトルが大げさなMDです。

フォローしてくれている皆さんは仕事熱心で、家事も育児も頑張っている人が多いので、これから書くことは誰の役にも立たないかもしれません。というのも完全に個人的な話がメインだからです。

もしかしたら具体と抽象を行き来するのが上手な人には何か伝わるかも。

とはいえこれからの話は、男が在宅で仕事をし家事育児をこなしつつ、妻が完全に仕事を頑張るという話なので、これからの社会の流れを考えると多少は参考になると思い、家事育児を全力でやっている理由をお伝えします。

どれくらい家事育児をしているかというと、朝6時半までは個人の仕事をしてそれから朝ごはん作りつつ家族を起こし、子どもたちの身支度を整え、末っ子(2歳)を保育園に届け、帰ってきたタイミングで洗濯が終わっているので洗濯物を干し、朝食の食器を洗いつつリビングの掃除をして仕事が始まり、お昼に定期的にスーパーに行って食材を買い、昼飯を食いながら夕食の準備は一部行い、業務が終了したらお米を洗って炊飯器のスイッチを押してから、保育園と学童に向かって、帰ってきたら夕食の準備をしつつお風呂に入り、そのタイミングで妻が帰ってきてご飯を食べてまったりして寝かしつけるという日々です。

子どもも3人いますし、結構頑張ってると思います。

いきなり家事のことを書きましたが、ついでにどうして副業してるのか、転職したのか、みたいな話も書きました。これを見たら自分も同じ立場だったらこうなってたと思うかもしれません。ちなみに、転職した理由はここに詳しく書きました。

https://note.com/mdlabo/n/n69236246f8c5

で、今回の話は大雑把に言うとこんな感じです。

そもそも子煩悩的な、そんな考えはなかった

まず初めにお伝えしたいのは、家族は大好きだし、妻も子どもも大好きで家族のために生きたいとは当然思っていますが、個人的な思いとしては、可能なら昭和的な「男が稼いで女が家を守る」的な家庭のあり方に憧れていました。

具体的には、私がガッツリ働くから、妻は可能な範囲で働いてくれて、保育園や学童などから呼び出しがあったら対応してもらってってな感じ。

結婚して10年以上経って、今から考えるとどこまで妻に甘えていたのだと思うのだけど、会社で働く周りの人たちは同じ、どころか家事育児を何もしない、ゴミ捨てすらしない人がいたりして、家事育児は「主担当:妻、副担当:私」としてやってるだけで、もうすでにオレ偉いと思っていました。

序章が重い

それでも周りからは当時流行りだしたイクメンという言葉を言われたりしながら生活をしておりまして、2人目が生まれ1年位経った頃に、子に障害があることがわかりました。

具体的にはここでは書きませんが、5年後の生存率の何パーセントみたいな話をされたり、妻が落ち込んだり(当然ですが)と、仕事どころじゃない感じになり、手術をするために数ヶ月の間、妻と会社を休んで対応していました。

この辺りから私達は一般的な普通の家族ではない、という意識を持ち始めた気がします。その子が無事に育ったときに、大きくなって、もし仕事が見つからないとか困ったりしないようにと、会社の規定では禁止されている副業を始めました。私自身に稼ぐ力があればなにかサポートできるだろうと思って。会社には結局バレなかったです。まぁ、そういう問題ではないですが。

幸いなことに手術は無事に終わって、定期的な通院は必要ですが今ではサッカーチームに所属するくらい元気です。とはいえ障害者には変わらないし、これからなにかあるかもしれないけれど、とりあえず良かった。

突然やらざるを得ない状況になった

そんなときから5年経ち、落ち着いた頃に3人目ができたことがわかりました。こんなことがありながら、家事育児の主担当は妻で、困ったら相談してねってスタンスだったんですよね、恥ずかしながら。

で、ママのお腹に赤ちゃんがいると聞いて子どもたちは喜んで、生まれるのを今か今かと待ちわびるわけですが、妊娠7ヶ月のころに切迫早産だということが判明しました。

病院の先生からもう動いたらダメと言われ、入院が必要で出産までの間はママ抜きで暮らしていかないといけないと聞かされ、ママが下した決断は、入院しない、と。

トイレとか日常で必要な動作以外はずっとソファから動かない、布団とソファ、トイレ、お風呂への移動しかしないことを決めました。妻が。

じゃあ、あとはよろしく、あなたできるでしょう、ってことで、このときのお陰で家事育児が全部できるようになりました。

やってみたら案外できた

やってみたら案外できることがわかって、と同時に、会社の仕事も効率よくこなすことでなんとか両立できていました。ちょうどコロナ禍だったということもあり、通勤時間もなかったのが大きいです。

ここでお伝えしたいのは、家事育児のポイントは妻への弟子入りです。我が家の場合かもしれませんがどこかでこれも語りたい。

なんだかんだで無事に第3子も生まれ、妻の育休が終了するころにコロナも収束しました。私の在宅勤務が終了し週5で出勤することになり、妻も同じように育休明けで週5で出勤するので転職することにしたわけです。ひとまずどれくらい頑張れるかやってみましたけど全然無理でした。そんなこともあって何回も言っている気もしますが、転職活動はめちゃくちゃ頑張りました。

転職の理由は、勤め先が微妙な感じになってきたことも大きいですが、妻が仕事を頑張りたいというのが一番大きくて。

妻は新卒からずっと同じ会社で仕事をしてきて、3回育休取って、途中子供の手術だとかで長期休暇を取ったり、もうさすがに4人目はないだろう、これから勤務先に恩返しをしたいというので応援したいと思いました。

余談ですが、私が27歳で東京に出てきて派遣社員をしまして、その時の派遣先が妻の職場だったんです。当時、入社2年目として総務部で妻は働いていて、情シスが総務部内にあったので机が隣だったんですよね。

脱線しそうなので話を戻しますが、妻の職場のことも私は知っていて、妻の上司に今でも飲みに誘われたりするくらい私もいい関係を続けさせていただいていて、とてもいい職場なので、妻の仕事を応援したいということで私が完全に家事育児をメインでやっていくことに決めました。

当たり前だけど在宅勤務だと家事育児に追われる

すみません。ようやく本題に近づきそうですがもうすぐ終わりにします。

転職して5ヶ月経って、なんの問題もなく家庭が回っています。むしろいい感じに回っています。子どもが風邪引いたりしましたけど朝イチで予約取って診察受けて薬飲ませて寝かせて仕事する的な。オレ、グッジョブ。現職の始業時間がちょっと自由というのもあります。外資っぽくて大変嬉しいです。

それでも課題はあって、転職する前の考えとしては、家事育児しつつ、副業の時間もじっくり作れるんじゃないかと睨んでいたのですが、思っていたより全然時間がないです。

というのも、仕事が忙しいとかではなく、業務時間が終了したら、早く迎えに行きたいとか、ご飯の準備したいとかが理由です。家事育児は頑張れば頑張るほど時間を使う、際限がない。

今は家事育児に専念して、落ち着いてから頑張ればということも思ったりしますが、それじゃ遅いんですよね。あと、落ち着くことなんて一生こない気もしてます。

1月に入社した会社の試用期間が6ヶ月ということもあり、前職とは違って副業が認められていて承認も得ていますが、ひとまず大人しくしておこうというのもあったので、本業をガッツリ頑張って成果出して認められつつ家庭を回す、というのが今年の上半期の目標でして、とりあえずは達成しそうです。

来月からもうちょっと手広くやりたいなと思っています。ただ、本業の仕事はとても面白いです。手を上げたら何でもさせてもらえる環境で、ついつい手を上げたくなる。これから先のことを色々考えながらチャレンジしていきたいと思います。

結論:奥さんが頑張りたいなら応援すべき

最後に、大事なことを忘れていました。

これからの時代、同じ仕事をする男女がいたら女性が評価される感じになるはずだと思っています。いますでにそうですが、その流れは変わらないはずです。この記事で一番言いたかったのはこれです。

そういう意味でも、妻が仕事を頑張るのはいいなと思いました。打算的ですが、もし奥様に働く意欲があるようでしたら応援するのがいいのかなと個人的に感じています。だからといって私自身が仕事をサボるわけではないですし。

ちょっと残念なのは、妻の勤め先がワンマンで上場とかもしていないので、出世するとか、給料上がるとか、女性が優遇されるようなことは見込めないところですが、それでも働きたいという気持ちは大事にしたいなと思っております。

最後に

今回転職したのは、家族はチームでそれぞれが力を発揮できるように考えての結果です。私が独身だったら違う内定先を選んでました。といっても別にそこに後悔はないです。

ご家庭によって状況は様々で、私の場合は家庭だけでなく個人的にも色々ありすぎて(私自身がクローン病という難病を抱えていたり)、他人からすると他人事というか、完全にリアリティがないと思いますが、お伝えしたかったことのひとつは、何か問題が発生すると当然解決しようと動くので、いま平和に暮らせている人は、無理せず副業や転職なんてしなくてもいいのかなと思っています。まずは現職で成果を出していきましょう。

万が一、もし皆様のご家庭で、現職だけ頑張ってもうまく行かないかもしれないという状況が発生しそうであれば、お話を聞くことくらいはできますので、なんかそういえばややこしいご家庭の人がいたなと、ポロッと愚痴ってみていただければ大変うれしいです。

というわけで、今年になって専業主夫感が増してきたMDでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

ここからはCMです

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というわけで、また!


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