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コンサルティング事業部長が2020年を振り返って思うこと

こんにちは。デジタルフォルンのコンサルティング部門の事業部長をしております木村と申します。
いよいよ2020年も終えようとする時期に来ましたので、2020年を振り返ってみようと思います。また、お客様先の情報取り扱い観点から案件詳細等お伝え出来ませんこと、ご了承ください。(本当は沢山お伝えしたいのですが)

目次
◆コロナ渦におけるコンサルティング事業
◆コロナ禍であっても、新規事業を立ち上げていく 
◆「事業がうまくいく」=「事業領域の選定」×「クライアントへの付加価値提案」×「メンバーの活躍」
◆メンバーの活躍
・データ分析 
・RPA
・PMO
◆最後に

◆コロナ渦におけるコンサルティング事業

年初に予想もしていなかったコロナ禍が発生しました。
僕はリーマンショックの時に非常に苦戦した経験があり、あの時の記憶が蘇ったので相当危機感を持ち色々と手を打ちました。 

特定の業種におけるお客様企業のプロジェクトは、一時的に停滞もしましたが数か月以内には回復し、おかげさまで事業自体は伸ばす事が出来ました。 これもひとえにお客様企業の方々と弊社メンバーの尽力のおかげです。本当にありがたいと思います!

ここ数年、AIDX(デジタルトランスフォーメーション)というキーワードの中で色々なテクノロジーを検証するプロジェクトが多いなか、 私たちの事業展開手法である「ある程度の検証は自社環境で実施し、 クライアント企業様での検証はできるだけ最小化し、早期に効果を創出する事」を意識した推進が奏功していると思っております。 (もちろん、まだまだ改善の余地はあるので、精進しますが)

◆コロナ禍であっても、新規事業を立ち上げていく

今回のコロナ禍の事象が「これまでの常識を色々な意味で変えていく」という事がすぐに分かったので、 その中でこれまで以上に様々な事を試していく新しい取り組みに挑戦していく事が重要と考えました。 矢継ぎ早にオンラインセミナーを開催したり、社内的にもオンラインでの情報共有の流通の加速を進めたり、 中途入社者向けのオンラインオンボーディングの仕組みを構築したり、研修動画を拡充したりしていきました。 

さらには、新規事業領域もいくつか立上げており、いまなおさらなる新規事業を仕込んでおります。 1つの例をお伝えすると、Anaplanという事業領域があります。

 Anaplan社:、2018年10月年にNY市場で上場したベンチャー企業のツールでコネクティッドプランニングのリーディングカンパニーです。 (直近、2年間の売上高伸長率も毎年40%以上の伸長をしているすごいツールです。) 

数年前、たまたまSNSの広告で知った国内の某イベントにてAnaplanの事を初めて知りました。弊社はもともとデータ分析が得意なメンバーが多く、新規業務構築などの経験も豊富であることから、 Anaplanとの相性が非常に良い事はすぐに理解できました。 その興奮を胸に、その日のうちにAnaplan社の方にアプローチし、協業させて頂くようにお願いしました。 Anaplan社としてもいくつかの企業からの協業のオファーがあり、その中から限定的に選定するという事でした。 そのような中でこちらの熱意が伝わったのか、協業していく事が決まった時は非常に嬉しかった事を覚えています。

このように次々と新しい事業領域を立ち上げていく方針(下記の資料のように、2030年までに毎年新規事業領域を立上げていく計画を推進中 )であり、 これがメンバーの皆さんの活躍領域の拡大となり、組織としても強い状態になっている取り組みの1つです。 (実際、1つの新規事業領域を立ち上げていくために、多くの仕込みを遂行しております。)

RAD領域展開:最新

◆「事業がうまくいく」=「事業領域の選定」×「クライアントへの付加価値提案」×「メンバーの活躍」 

「事業がうまくいく」というのは、どういう事かというと色々な考え方があると思いますが、 例えば下記のような方程式で表現できると思っております。

「事業がうまくいく」=「事業領域の選定」×「クライアントへの付加価値提案」×「メンバーの活躍」

上記の成功要因の因子の中で、 「メンバーの活躍」にフォーカスをあててお話します。

◆メンバーの活躍 

こちらについては、お客様との守秘義務の観点から案件詳細等お伝え出来ませんこと、ご了承ください。

<データ分析> 
1人目は、データ分析を推進しているチームのメンバーです。
製薬関連のデータ分析を推進しているのですが、毎月相当数のデータ分析レポートを作成しております。 よりスピードと効率性を追求していこうという事で、これまではSPSSという統計解析ツールを活用して分析していたのですが、Pythonを活用していく事になり推進しております。

この取り組みを推進しているキーメンバーは、Pythonが大好きで、この取り組みをする前から、社内で「全日本Python 炎の会」 (名前の由来は聞いていませんが、おそらくメンバーの中の1人がプロレスファンだからかなと思っております。)というグループを立上げ、 毎月テーマを決めてPythonのスキルアップを推進してます。上司や先輩からの指示で始めた訳ではなく、自ら立ち上げていってくれたこと、仲間と切磋琢磨し学習する姿勢は素晴らしいと思います。

<RPA>
2人目は、RPAを推進しているチームのメンバーです。
某お客様企業とRPAでの新規取引が2020年夏頃から開始しました。RPA領域においてBizRobo!のゴールドパートナーである弊社は、新規取引時のお客様企業からの期待値は高いです。一方で、お客様企業も始めの1か月は弊社のメンバーの力量を見極めている訳です。

コロナ禍で在宅ワークの割合が多い中でも、しっかりとコミニュケーションをとり、先輩社員とも密に連携し、見事にクライアント企業様の期待値を超えていきました。 その結果RPAのプロジェクトの体制も大きくなり、改善効果も大きくなりましたし、さらには他部門へでのデジタルトランスフォーメーション関連の取引開始に繋がりました。

<PMO>
3人目は、某お客様企業での新規事業立ち上げにおいてPMOを推進しているチームのメンバーです。弊社がご支援する前の状況は、新規事業を立ち上げていく中で、属人的な業務のやり方になっており、情報連携も不十分で事業運営上のコストにも無駄がありました。

弊社から4名体制でご支援しているのですが、その中の1名は2020年4月の新卒入社の方です。 始めのうちは、ご自身よりも年上のお客様企業の社員もいる中で苦戦していた部分もありましたが、 新しい業務プロセスやルールを策定し多くの方々を巻き込んで調整していったり、外部の業者の方と価格交渉しコスト削減に貢献したりする中で、 クライアントへ貢献するというコンサルタントとしての一番の醍醐味を早いタイミングで体験できた事は、すごく良かったなぁと思っております。

今回は、文量の関係でこの程度にとどめますが、もっと大勢のメンバーが活躍してくれており、ただただ嬉しく思います。

◆最後に 

改めて、お客様企業の方々と弊社メンバーの尽力に恵まれていると思うとともに、 僕もまだまだ精進しなくてはいけません。これまで以上に楽しみながら頑張ります!
2021年もビジネスを通じて、多くの良いご縁がありますようにー

最後までお読み頂きありがとうございます。
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