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宮城峡蒸溜所〜松島、青葉城 仙台へ数十年ぶりの再訪
昨年は、全国旅行支援を利用して宮城県の仙台に行ってまいりました。観光で寄った場所は、宮城峡蒸留所、松島、青葉城。そして夜は光のページェントを見てきました。
私は福島県いわき市の出身なので、学生時代は青春18切符を利用して仙台まで良く洋服を買いに行ったものでした(いわき市には雑誌に載っているような洋服は売っていない)。片道3時間かかるのが難点でしたが、そんな事は気にしない若い時代でした。
さて今回は、随分大人に?なったということで新幹線で仙台へ向かいます。東京からは1時間30分ほど。仙台観光はもちろんですが、仙台で働いている高校時代からの旧友と会うのも今回の旅の目的。
さて朝早く起きて旅行バックを担いで新幹線の発車する駅へ。新幹線に乗り、ご飯を食べたりしながら、電車に揺られあっという間に仙台に到着。新幹線だとこんなに近いんだととても驚き。
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仙台駅に到着してみると、学生時代にタイムスリップしたような、変わらない街の光景が広がっていました。仙台駅を一通り歩いて見物。見物も程々に、駅でレンタカーを借り、宮城峡蒸留所へ。宮城の景色を眺めながら40分ほど車を走らせると、目的地へ到着。お酒をやめて随分経ちますが、蒸留所の見学は大好きな私です。
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駐車場へ車を停めると、すぐにニッカウイスキーの樽がお出迎え。お外はひんやりと寒い感じです。今回は蒸留所の見学が目的ですので、ビジターセンターへ見学の申し込みに。
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ビジターセンターへ入ってみると、なんともお洒落な雰囲気。受付で見学の申し込みをし、ツアー開始時間まで、ビジターセンターで待機。
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ビジターセンターには、ニッカウイスキーの歴史として、ウイスキーが発売された年代順に並んでいました。ニッカウイスキーといえどこんなに種類があるのですね、年代ごとに並べられたウイスキーたちは壮観。また他にはウイスキーの作り方の説明もありました。
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施設見学の時間までウイスキーの作り方を、説明を見ながら学びます。
さていざ施設見学ということで、案内をしていただけるお姉様の説明を聞き、出発。見学者は10人いない程度でした(心配な方は事前予約をおすすめします)。
最初は宮城峡蒸留所ができた歴史の映像を見せていただきました。こちらの蒸留所は北海道の余市に次いで2つ目の蒸留所なのですね。全くその事が分かっていなかった私。。。そして映像を見た後は外へ出発です。
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最初は乾燥棟(キルン棟)を案内してくれました。こちらは発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させ、麦芽を作るためのもの(今は諸々の理由で使われて以内そうです)。次は仕込み棟にいきましたが中は撮影禁止ということ。ただコンピューターで集中制御しているらしき施設があり驚き(ウイスキーの製造も最先端技術を使っているのですね)。さてその次は、蒸留棟へ。
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蒸留棟ではポットスチルがお出迎え。ポットスチルとは単式蒸留をするためのものだそう。醗酵が終わったもろみを、ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器で2回蒸留。アルコール度数の高い無色透明な原酒を作るそうです。
さてお次は貯蔵庫。
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ここでは長い期間を経てウイスキーを熟成させるそうです。薄暗い倉庫で静かに時を過ごしているウイスキー達。ゆったりとした時間が流れている空間です。
ここまでの案内が終わると皆様お待ちかね、無料のテイスティングです。私はドライバーですのでもちろん飲めません。
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写真はテイスティングをする場所。中はこんな感じでとてもウイスキーな雰囲気。
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今回用意されたウイスキーはシングルモルトの宮城峡、スーパーニッカ、アップルワインの3つ。家族はアップルワインがとても美味しいとのこと。他の見学者の方々も皆さん思い思いにウイスキーのグラスを傾けていました。
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蒸留所にはこんな風景も広がっています。本当に静かな場所に蒸留所は建っています。
さてこの後は松島へ。宮城峡蒸留所から1時間ほど車を走らせます。最初はバイパスを通って向かっていましたが、途中家族がお腹が空いたとのことで、バイパスを降りマックのドライブスルーへ。実に何年ぶりのドライブスルーでしょうか。お支払いをしやすい場所に車を停める感覚を忘れて、店員さんと車との距離が遠く、支払いに苦労する私。。。食糧を手に入れ、家族は助手席でハンバーガー、ポテトを食べ、お腹いっぱいになりしばしお休み。そして私はハンドルを握ります。
ようやく松島に到着すると、もう陽が沈む頃。暗くなる前に間に合ったと安堵しました。初めてみる松島の風景は、
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なんとも美しい。海に浮かぶ島々の配置が絶妙です。
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橋を渡って島へ上陸することも可能です。
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橋を渡ってみるとそこにはまた違った風景が広がっています。もうすぐ真っ暗になるので最後の一枚を撮影したい思い、渡ってきた橋の上へ移動します。
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陽が沈んだ頃の松島を撮影。今度は明るいうちに来てみたいなと思いながら、駐車場へ。ここから仙台駅へ車を返しに行きます。帰りは渋滞に巻き込まれましたが、のんびり気分で運転し車を返却。その後予約していたホテルにチェックイン。そしてしばし休憩。
慌ただしいですが、仙台駅から数駅の場所で、光のページェントというイルミネーションが開催されているという情報を元に、電車に乗ります。電車を降りるとすぐそこはイルミネーションの会場。
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光の装飾を纏った木々の間を、のんびり歩くようになっています。イルミネーションをゆっくり見物し、仙台1日目が終了しました。
2日目は高校時代の友人と合流。晴れていたので仙台駅から近い青葉城へ。
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青葉城からは仙台市内を一望できます。その後はお昼を一緒に食べ、カフェでのんびりお話しをして過ごしました。私は東京、友人は仙台ですので年に一回会うのがやっと。お互いの生存確認をして、また会おうと約束して別れました。
3日目、仙台から東京へ戻ります。仙台から帰る日は駅でお土産の購入。そして以前テレビで話題になった?ずんだシェイクなるものを飲み、新幹線で東京へ戻りました。ずんだシェイクは不思議な食感でとても美味しいので、仙台駅に寄ったらお勧めです。
非常に慌ただしい3日間でしたが、宮城を満喫。旅行支援のお陰で、お得な金額で旅行できたのも良かったです。またいつか宮城に行きたいなと思いつつ、今回の旅行は終了です。
2023年がスタートしましたが、今年はどんな所へ行こうか。考え中です。皆様も良い2023年を!!
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