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秋歩き#2 高尾山から景信山、陣馬山そして藤野駅へ

秋歩きという事で、紅葉を見に高尾山・景信山・陣馬山、藤野駅へ22kmほど縦走して来ました。東京都から神奈川県へ行く面白いコースです。朝4時起床で、5時半の電車に乗り、7時に高尾山口駅へ到着。山を歩いた時間は8時間30分ほどでした。今回のルート、高度の推移は下図になります。

高尾山口駅へ到着後、高尾山のケーブルカー乗り場の横を通ると出発1時間前なのにもう並んでいる人が。そしてケーブルカー乗り場では既に紅葉が見れました。今回の登山はいつも通り稲荷山コースを選択。ケーブルカー乗り場の脇から登山道に入ります。この時間帯の稲荷山コースは空いていて良き感じです。

高尾山ケーブルカー乗り場
稲荷山コースの始まり

稲荷山コースをしばらく歩いていると、色づいた木々の風景が現れます。新鮮な空気と共に紅葉を見るのはすがすがしく気分も違います。また秋にこの場所に戻って来たんだなと感じます。

紅葉を眺めながらとことこ歩くと、稲荷山の展望台へ到着。風景を眺めここで軽くアクエリアスで水分補給です。

稲荷山展望台

まだまだ陣馬山への道のりは長いのですぐに出発です。すいている高尾山山頂に行きたいので、ケーブルカーの方々がやってくる前に高尾山山頂への到着を目指します。

稲荷山展望台から歩いて、高尾山山頂へと続く最後の階段を登ると高尾山山頂へ到着。ここまではとても良く整備されていて歩きやすい。整備してくれている方々ありがとうございます。山頂では澄んだ空気にくっきりと富士山が。そして周りの山々も霧がかっていて良い雰囲気。朝の富士山を見るとなんだか得した気分になれるのは私だけでしょうか?

高尾山山頂
高尾山山頂

高尾山山頂では、富士山が見える場所から奥高尾方面へ少し行くと。紅葉が現れます。私的にはここが高尾山山頂の紅葉おすすめスポット。椅子もあるのでのんびりできます。

高尾山山頂で紅葉を眺め、少し休憩して水分補給。持っている水は1リットルなので一気に飲まずなるべく節約します。さてここからが本番、陣馬山へ向けての縦走開始です。陣馬山まで徒歩5時間という看板が楽しげな感じです。

まずは小仏城山へ向かいます。小仏城山は、景信山へ行く前の休憩地点としてしばらく休めます。初めて奥高尾へ行く方はまず小仏城山まで行かれてはいかがでしょうか。小仏城山から下山してバスに乗ることも可能です。
そして紅葉を見ながらしばらく歩いていると、またまた富士山が登場。ここから見る富士山は違った表情を見せてくれるので好きな富士山スポットです。


周りの木々や景色を見ながら、先へと歩みを進めます。

そして、小仏城山へ行く手前の一丁平へ向かいます。一丁平にはトイレがあり椅子もあるので一休み地点として便利です。

しばらく歩くと一丁平へ到着。この場所の雰囲気が好きなので、少しのんびり。

休憩後、歩き始めてしばらくするとまたまた富士山登場。陣馬山まで縦走していると良く富士山が登場します。富士山をたくさん見たい方は、22km縦走おすすめです。

さらに歩くと小仏城山へ到着。リュックを背中から下ろします。空いている椅子に座り、おにぎり・一口羊羹・アクエリアスを補給。ちなみにおにぎりはセブンイレブンのおにぎりです。自分はセブンのおにぎりが大好きです。今回は塩おにぎり・昆布おにぎり・舞茸おにぎりにしました。バーナーを使って料理をしている人も多数いました。

小仏城山
小仏城山からの眺望

風景を眺めた後、歩きのリズムを崩さないように休憩も程々に景信山を目指します。景信山へ歩いている途中には、相模湖がちらっと見えるポイントがあります。木々の間から見える相模湖も良い感じです。ここで椅子に座り、のんびりしていらっしゃる方もいました。ちなみにここからも富士山が見えます。景信山へ行くともっと良く相模湖が見えるのでそれを期待して先に進みます。

ストイックに歩みを進め、無事景信山へ到着すると、相模湖と富士山の眺めが現れます。ここで富士山がくっきりと見えるのは久しぶりかもしれません。周りを眺めると、色づいた山々を見渡せます。

さてここで景信山にいるわんちゃんにご挨拶。あまり近づくと吠えられるので、適切な距離をとりつつご挨拶。ストーブの隣であったまっていて心地良さそう。小屋で節目がちのわんちゃんも可愛げ。

ちなみに場所は景信茶屋青木。ここは山菜の天ぷらが美味しいのでおすすめです。夏に訪れた時にいただきました。今回は天ぷらを注文しなかったので、秋にも注文できるか不明。天ぷらを食べたい方は事前に調べるのをお忘れなく。そしてバーナーは許可制です。

ここから陣馬山まで5.7km。せっかくなので、ちょっと寄り道して堂所山へ寄ることにします。

堂所山へ向かうと、堂所山山頂へ着く前に急な登りが現れます。ちなみに堂所山ですが、周りは何も見えません。標高の表示があるだけです。この登り坂、割りにあっているのか良くわかりません。もし登りが好きという方がいたら是非堂所山に寄ってみてください。ある意味面白いかもしれません。

堂所山の標高の表示を見て満足したら、気を取り直して陣馬山へ向かう道へ復帰します。黄色く染まった木々を見ながら進みます。陣馬山の途中の休憩地点、明王峠に向かいます。

明王峠に到着後、丸太に座り一口羊羹で糖質を補給します。ここで休憩を取る方が結構いて何気に賑やかな場所です。ここからの眺めは、風情があって良い感じです。登山客みんなでホッと一息といった雰囲気。天気も良いし良き感じです。

明王峠

少しの休憩後すぐに出発。陣馬山へはもうすぐです。周りの木々を眺めながらのんびり歩きます。高尾山の紅葉の特徴なのか黄色い風景が多い気がします。去年も黄色の中を歩いた記憶がよみがえります。

遂に陣馬山へ到着。馬のモニュメントがお出迎えです。そして馬のモニュメントから下に見える、信玄茶屋へ急ぎます。山菜蕎麦とアイスコーヒーのためにここまで来たと言っても過言ではありません。いつも疑問なのですが、高尾山って先に進むほど蕎麦の値段が安くなりませんか??

待ってましたとばかりに、信玄茶屋で山菜蕎麦とアイスコーヒーを注文。山菜がのっていて美味しそうな蕎麦と、氷と共に注いでくれたたっぷりのアイスコーヒーをいただきます(コップになみなみと注いでくれました)。山の上でアイスコーヒーを飲めるなんて幸せ。そして山菜蕎麦が身体に染み渡ります。

お腹が満たされた後、陣馬山からの風景をゆっくり眺めます。ここでも今日は富士山が良く見えます。芝生に座って景色を眺める方もたくさん。思い思いに皆さん山頂を楽しんでいました。

ゆっくりと景色を堪能した後いざ下山です。登るだけでなく下りも忘れてはいけません。落合に向けて4.9km下ります。そして登山道を抜けた後、藤野駅までアスファルトの上を歩きます。22km歩くと決めたので、バスに乗らず藤野駅まで歩きます。途中で農家の美味しい野菜が格安で買えるので歩くのも悪くない選択です。

辺りは段々暗くなり、夕暮れ時に藤野駅に到着。陽が落ちるのが早いので下山時間が遅くなり過ぎないように注意。藤野駅ではいつもの山にあるラブレターを見てしまいます。山から戻って来たなという感じがします。

藤野駅へ到着後、「ふじのね」という特産品を売っているお店を見てみました。既に登山の帰りに農家で買った野菜でリュックがいっぱいだったので、特に何も買えず。次回は何か買えればいいなと思いました。そして夕日を見ながら電車に乗って帰宅。たくさん歩いて山のエネルギーをたくさんもらった1日でした。今度行くのは冬かな。

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