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hate.

感情が乱れている毎日。
今年の夏はなんだか遣る瀬ない気持ちばかりであまり楽しくない。
いきたい場所に行って見たい景色をみたいと、
色々な感情を夏に昇華させたいと思っていたけど。
日常をこなすので精一杯になって、
やらなくちゃいけないことをやるだけで毎日が過ぎていく。

音楽を聴いて思いを馳せるだけ。
波の音 砂の感触
ここに無いものばかりに心を寄せて、
またあした、またあしたと言い訳を更新している。

起承転結のない事ばかり。
結べないまま散らかって、身動きがとれない。

綺麗な感情だけ、美しい言葉だけでなんて到底いられない。至極当然なことだけど、日常にすり減らされていく大切な感情が遣る瀬無い。
暴力的な言葉でねじ伏せてしまいたい日も少なくないし、良い側面なんて見ないふりして大嫌いと切り離したいことだってたくさんある。

ひとりの時間と新しい人間関係が必要で、
この場所に留まって毒を吸い続けるのは危険なこと。
自分の手に負えないことは、いい加減手放さないと。

真夜中は居心地が良い。
誰かからどう思われようともうどうだっていいやとも感じるけれど、太陽の下で生きていくにはそのままの自分では不自由すぎる。

色々な人が書いた文章を読むと、
なんだかどこかで繋がっているような気がする。
好きなことだけ好きでいたい。
もっとセンセーショナルな言葉が読みたい。
叙情的な言葉が読みたい。
あなたの頭の中を解体して、見てみたい。


こんな気持ちばっかりの最後の夏も、過ぎた頃に懐かしい思い出に変化するのかな。
今夏に聴いた音楽と一緒に、夏色に染まった心の一部に燃え残っていくのかな。

とても憂鬱な夏。
とりあえず朝が来る前に眠らなきゃ。

#夏の片道切符 #エッセイ #感情 #気持ち #言葉 #平成最後の夏 #心

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