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ラブコメディーに観る女性の人生航路

アメリカではタブーとされがちな女性の母性、更年期、老い、性を潔く、コメディのスパイスを効かせながら、女性への愛情と敬意を込めて、品性を保ちつつ、ブレずに、長年表現し続けるダイアン・キートンさん主演の5つのラブコメディー映画をご紹介します。


ラブコメディーの中にある「本質」


彼女の姿勢に感銘を受けている私はこんな機会を持ててとびきり嬉しいです。(映画の「選択」は、私の独断と好みで)

皆さんには、映画を観る際に、まず

歴史、文化、宗教、社会/経済環境、教育、年代など、もろもろの違いをブロワー(落ち葉を吹き飛ばす機械)を使うくらい思いっきり吹き飛ばしていただければと。(あるいは一旦横に置いて)

吹き飛ばした跡に残る大骨、軸の部分から、きっと見えるはず。

「本質」が。

女性が齢を重ねることは、決して下り坂だけではない。

ましてや終わりではない。

体力、気力、認知機能や容姿も変化(発達)するかもしれないが、下り坂に見える中で、恵まれていく心の豊かさや自由は、まさに上昇であると、映画からのみならず、自分自身の体験からも、身近な人たちからも、多くのメンティ(メンタリングを受ける人)の方がたを通しても、言えます。

どの映画でも、主人公は、人生の転換期、「選択」を迫られます。

人生は「選択」の連続なのですね。

決して容易いことではないけれど、「選択」することは、別の何かをあきらめる、断念することになるのでしょう。

主人公たちを観ていると、過去から教訓を得て心の持ちようも変わり、人生の「選択」のあとは、自分自身で一層心豊かに自由になっていくよう。(アメリカ映画、エンタメ=ポジティブだとしても)

現在の私の身体は勤続疲労?からか、あちこちにガタが来ているポンコツさんだけど、一生涯の相棒(bodyでbuddy。シャレ)

いささかの不自由はあるけれど、心・心もちの自由を満喫している。

皆さんも、スティホームのすき間時間にでも、秋の夜長のゆとり時間にでも、くつろぎながら、ビビッと来た映画を1つ「選択」して観てはいかがでしょうか?

もちろん、男性の方たちも配偶者/パートナーとご一緒に!?


ダイアン・キートンさん主演ラブコメディー



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赤ちゃんはトップレディがお好き

赤ちゃんはトップレディがお好き (1987年度製作/アメリカ)

内容紹介:
マンハッタンの一流企業で働くバリバリのキャリア・ウーマンJ・C・ワイアットは、共同経営者のポストを目前にし、順風満帆の生活を送っていた。そんなある日遠い親戚の遺産の知らせを受けて大喜び。ところがその遺産は、なんとかわいい赤ちゃんだった。慣れない育児に振り回され、恋人には去られ、仕事は部下に取られ・・・とふんだりけったり。フラフラになって赤ちゃんのエリザベスと共に田舎に引っ越すが・・・。


出演:ダイアン・キートン、ハロルド・ライミス、サム・シェパード

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ファースト・ワイフ・クラブ

ファースト・ワイフ・クラブ (1996年度製作/アメリカ)

内容紹介:

長年連れ添った夫に裏切られた3人の女性たちが、彼らに復讐するため一致団結して戦い抜く様を描いたコメディ。

出演:ゴールディ・ホーン、ベット・ミドラー、ダイアン・キートン

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恋愛適齢期

恋愛適齢期 (2003年度製作/アメリカ)

内容紹介:

エリカは、娘のボーイフレンドが63歳のハリーだと知り驚く。そんなハリーが心臓発作を起こし、エリカの別荘で療養生活を送ることになった。担当医になったジュリアンはエリカに一目惚れをし思いを伝えるが、一緒に暮らし始めたハリーとエリカは次第に惹かれ合っていくのだった…。

出演:ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン

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最高の人生のつくり方

最高の人生のつくり方 (2014年度製作/アメリカ)

内容紹介:

自己中心的で変わり者の不動産エージェント、オーレン・リトルのもとに、突然、疎遠になっていた息子から、存在さえ知らされていなかった孫娘を預かってくれと頼まれる。
9歳の少女の面倒などどうやって見ればよいのかわからない彼は、責任感が強く愛嬌のある隣人のリアに助けを求め、奇妙な3人の生活が始まる中、頑固者のオーレンは少しずつ家族、リア、そして人生に心を開いていく。

出演:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン

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またあなたとブッククラブで

またあなたとブッククラブで (2018年度製作/アメリカ)

内容紹介:

長年の友人である4人は、それぞれのライフキャリアを築き、各々の悩みを抱えながらも、読書にいそしむ"ブッククラブ"を定期的に開催して交流を続けていた。文学史上に残る名作を次々と読み進めていったが、ある時「たまには趣向を変えてみよう」ということでお題本に選ばれたのは官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。そのスキャンダラスかつ刺激的な1冊にたちまち感化された4人は代わり映えの無い自分の人生を変えるべく、新たな一歩を踏み出していくのだった。


出演:ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェン

              映画の紹介文はAmazon サイトから一部抜粋

with all of my thanks and affection


用語の説明(ご参考)


・メンター=人が学び、成長するためのアドバイザーでありカウンセラー

・メンタリング=タスクの熟達に重点を置くと同時に、仕事面でのサポートを提供していたとしても単に業務上のことだけではなく、メンティの学習能力が向上するように、私的な側面との相関的な点にも双方に重点を置きます。(R.B.ディルツ氏)

・メンティ=メンタリングを受ける人(ご相談者)


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