第31回(2023年3月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート
新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2023年3月度で31回目となりました。
今月も結果をレポートにして共有します。
プログラミングコンテストを試して見た経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。
ルールの説明
プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。
配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。
プロコンを行っている理由
新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングできて得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。
今回の結果
参加者は計38名です(入社1年目が18名、入社2年目が20名)。
出題は5問です。内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問です。合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。
使用言語の分布
3年目になる方は今回が最後のプロコンでした。同じメンバーでの1年前のデータと比べたところ、Python(PyPy3)を選択している方が増加傾向にあります。
回答の傾向
かなり難易度の高い問題が二問あり、時間内での正解者はいませんでしたが正解に導いてくれた方がいたので良かったです。
1問目から苦戦をしている方が多数でした。文字列操作の問題で、インデックスの指定が言語によっては難しかったです。
2問目は漸化式を使った問題で、通常の方法でコーディングするとタイムアウトエラーになってしまいます。数学的な知識を利用し、式を簡略化しなければいけない所が難しかったです。
5問目の正答率は、難易度にしては非常に高かったです。座標上での三角形の面積を求めるものでしたが、10分以内に正答する方が複数いらっしゃいました。
平均点は29点でした。難易度が高い問題が2つあったので中々点数は伸びなかったのは先月と同様です。
今回の取りまとめと次回の話
解き直し会の中で印象的な会話がありました。こちらのコンテストでの「難易度1」に該当するレベルの問題を研修中に50問、100問解くことで上のレベルの問題を解けるようになってきたということです。
基礎的な問題でも複数の解法があります。瞬時に最適解を導く練習が非常に効果的であることを再認識することが出来ました。
次月は2年目になった方のみ参加予定です。頑張っていきましょう!
前回の結果
新卒採用に興味をお持ちの方へ
弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。
以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。