「常識」とはなにか?コテンラジオのすすめ
こんにちは、ウルジーです。
今回は、私の大好きなポッドキャスト「コテンラジオ」のおもしろさについて書いていきたいと思います。
今年の10月、コテンラジオを運営する株式会社COTENのWebサイトがリニューアルされました。素晴らしいデザインなので、是非一度見てみてください。
この新しいWebサイトを見て「コテンラジオへの愛を語るときがきた」と感じて、この記事を書くことにしました。
どうぞよろしくお願いします。
株式会社COTEN、コテンラジオとは
コテンラジオは、株式会社COTENが運営する歴史をおもしろく学ぶポッドキャストです。COTENは「メタ認知のきっかけを提供する」をビジョンに「世界史のデータベース」を作成している会社です。
本から学ぶ歴史も良いですが、やはり「語られる歴史」には感情がのっていて臨場感があります。毎回たくさんの本を読んだうえで収録されているので、聴きごたえがあります。
コテンラジオは音声メディアなので、動画のメディアとは違い、目を奪いません。料理中、運転中、いろんな場面で学ぶことができるのはありがたいです。
「メタ認知」とは
「メタ認知」という言葉、正直私はあまり聞きなじみがなくて、ピンときませんでした。ネットで調べたところ「認知していることを認知すること」「俯瞰して物事を捉える視点」つまり「客観的に正しく現状を認識す力」とも言えそうです。
コテンラジオは、まさにこの「メタ認知」のきっかけを提供してくれます。
たしかに、歴史を知ることで、現代という時代を俯瞰して見ることができます、つまり「メタ認知」できるようになります。この一歩引いた視点は自分自身を客観視することにも応用できますね。
自分の置かれている状況、今の時世のこと「現状を正しく認識する」のは意外と難しいことです。この「現状認識能力」は、歴史を見ていると、非常に重要だということもよくわかります。
なぜ聴くのか、何が魅力か
現代では考えられない「常識」をかなりリアルに感じることができます。これがコテンラジオの魅力だと個人的には感じています。「子どもという概念がない」「同性愛はあたりまえ」「親子間で骨肉の争い」、歴史という長期な視点で見れば、私たちが認識している「常識」が「非常識」であることを思い知らされます。
「自分という存在を定義するには、自分以外の者を定義する必要がある」仏教にもこのような考え方があるように、自分たちにとって「非常識」なことを知ることで、自分たちの「常識」の解像度を高めることができる。
今の「常識」が形成された背景を知ることにこそ、歴史を学ぶ意義があると思います。
個人的におもしろかったエピソード
スパルタ(Series2)
最強の戦士を育成することのみを考え抜くとこうなる。時代も地理的距離も遠く離れた歴史なので、現代との違いが甚だしく、衝撃を受けました。私はこのエピソードからコテンラジオの虜になりました。
ガンディー(Series10)
「非暴力、非服従」の姿勢を貫き、誠実さで歴史を変えていく元のニートの感動の物語。
アレクサンドロス大王(Series11)
『圧倒的英雄』これまで聞いたことないレベルの英雄を目の当たりにすることになります。
ヘレンケラー(Series16)
ヘレンもさることながら、サリヴァン先生の偉大さ。。。「単語」という概念を知る瞬間に出会える感動。教育に携わる人には是非聴いてほしい。
チンギス・カン(Series17)
この時代だからこそ、躍進できた栄光。民族性や時世、様々な因子がピタっとはまったからこそ、成せる偉業が「モンゴル帝国」という形で出現します。
オスマン帝国(Series18)
イスラム教のこと知らなさすぎた。日本と一番距離の遠い三大宗教がイスラム教じゃないかと思います。だからこそ、もっと知りたいと思わされた。
どのエピソードを聞いても学びがあります。下の画像をクリックするとリンクにアクセスできるので、気になったものから聴いてみてください。
本当におすすめのポッドキャストなので是非聴いてみてくださいね。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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