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南部陽一郎氏を讃えて 南部ゴールドストーンボソンと一顆明珠



南部陽一郎氏はいわば宇宙創成の神のポジションで「対称性の自発的破れ」を語った。南部氏にとっての宇宙は転がりながらワインの瓶底へと落ち着く球体。南部ゴールドストーンボソン粒子が登場する。

参考  下記の書籍の33頁から35頁に上記に関する記述がある。


参考サイト① 

対称性の自発的な破れの統一理論 -南部陽一郎以来の50年間の謎を解明- | Kavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構


上記サイトから引用

「液体の水と結晶の氷でどのような違いがあるでしょうか。液体の水の分子には定まった位置はなく、左右前後に動かしてもなにも変わりません。これ を、「空間の並進対称性」といいます。しかし、氷は水分子がきれいに立方体に並んだ結晶で、一つ一つの分子には決まった位置があります。つまり水にあった 並進対称性が、氷では自発的に破れています。先程の左右の対称性と違い、並進は「少しずつ滑らかに」動かすことができる、「連続的」な対称性です。こうした連続的な対称性が自発的に破れた場合、エネルギーが極わずかで、遠くまで届く波がある、というのが南部理論です。(中略)このように、連続的な対称性が自発的に破れると、破れた対称性に応じて、波が作れます。ミクロな世界の量子力学では波と粒子は同じなので、これを 「南部・ゴールドストーン粒子」といいます。南部理論は、破れた対称性の数だけ南部・ゴールドストーン粒子がある、と指摘したのです。」


参考サイト②


以下転載開始(一部)

一顆明珠

【内容】

①中国禅宗に於いて多用される正法のメタファーとして、この一顆明珠は使用されており、中でも玄沙師備の用法は特筆すべきものである。

福州玄沙宗一大師〈雪峰に嗣ぐ、諱は師備〉因みに僧問う「和尚言えること有り、尽十方世界これ一箇の明珠、と。学人、如何が会することを得ん」と。師曰く「尽十方世界これ一箇の明珠。会を用いて作麼」と。師、来日、却ってその僧に問う「尽十方世界これ一箇の明珠。汝、作麼生か会す」と。対えて曰く「尽十方世界これ一箇明珠。会を用いて作麼」と。師曰く「知りぬ、汝、黒山鬼窟裡に向て活計を作すことを」と。 『真字正法眼蔵』上-15則

そして、この世界そのものが、一顆明珠であるからには、我々自身には、ただ働きとして捉えられるべきものである。そして、働きが仏陀の正法であると捉えられたとき、この世界の全ては光り輝ける珠となるのである。

以上転載終了

全宇宙は明るい一つの珠 私の生=行為が全宇宙=自己を刻々と創り出していく。


参考サイト③


参考サイト


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