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<教育>の場を造型する実践プログラムへの序論――線を引くこと 『グローバル化とアイデンティテイ・クライシス』 by 宮永 国子(編著) 所収論文 概要
本論は、グローバル化における<教育>の場の造型をテーマとする。本論において、グローバル化は、資本主義世界市場の普遍化という事態から波及する諸事象の生成場面と定義される。また、<教育>の場とは、批判的な自己形成過程の場を意味する。ここで批判的とは、他者との関係において相互的であり、かつ他者とのやり取りにおいて不可避で創造的な危機をはらむということである。 人は、この私が他者と応答し合うその時と場所が持続している限り、容易には死ねない。たとえその他者の言葉が、この私を突き放