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J2で躍動している2人を紹介せずにはいられない話

2022年シーズンのサッカーJ2リーグ。
圧倒的な存在感でチームを牽引する選手が、2人いる。

長谷川元希(もとき)選手平戸太貴(たいき)選手だ。

2人は23, 24歳で若手から中堅になる一歩手前の年齢だが、今シーズンのJ2では獅子奮迅の活躍をしている。

今回は今シーズンのJ2で、注目すべき2人のアタッカーを紹介したい。

1. 甲府の攻撃を牽引する、長谷川元希

まず、紹介するのはヴァンフォーレ甲府に所属する長谷川元希選手だ。

長谷川選手は大宮ユース→法政大を経て、昨年甲府に加入した。1年目からレギュラーを掴み、昨年は36試合7ゴール、今年は8試合全てで先発し3ゴールを記録している。

長谷川選手の強みは、高いテクニックとどこからでも得点を狙う積極的なシュートだ。攻撃への貢献度はデータからも現れており、1試合の平均シュート数でリーグ3位(3.3本)、1試合の平均チャンスクリエイト数でリーグ4位(3.3回)と、攻撃に関するデータがリーグでも屈指の数値をもつ。

直近のJ2リーグ第8節、ベガルタ仙台戦においても長谷川選手は得点を決めた。ペナルティエリアの外からトーキックでシュートを打って決めたゴールだ。

個人的に、今シーズンの長谷川選手はよりシュートの意識が上がったように見える。

元々大宮ユース時代から知ってる選手ではあったので、高いテクニックとかのイメージはあった。でもこんなにシュートを打つイメージはなかったな〜〜

今シーズンは大きな飛躍を遂げそうな選手だ。

2. 町田の心臓、10番 平戸太貴

次に、紹介するのは町田ゼルビアに所属する平戸太貴選手だ。

平戸選手は鹿島ユースから鹿島アントラーズに昇格、その後、町田に加入した。町田の所属は5シーズン目に入り、昨シーズンまでで通算169試合31ゴールを記録している。

平戸選手の強みはキック精度の高さだ。町田加入当初からそのキック精度には高い注目が集まっており、プレースキックの精度の高さから「平戸に祈れ!!」という言葉も生み出した。

元々、ボランチの選手だったが昨年あたりから、トップ下がメインのポジションとなっており、攻撃面での更なる貢献が期待されている。

今シーズンは8試合全てで先発、4ゴール3アシストを記録している。ほぼ1試合に1得点に絡む圧倒的な貢献度だ。

先日のJ2リーグ第8節、ジェフ・ユナイテッド千葉戦でも、その高いキック精度から長谷川アーリアジャスールのゴールをアシストした。

平戸選手は鹿島ユース時代からその高いキック精度が注目されてた選手だ。町田ゼルビアでは多くの試合を経験することで、すっかり町田ゼルビアの中心選手まで成長している。

今シーズンの町田ゼルビアはJ1に昇格できるだけの戦力が揃っている。平戸選手を中心として、町田ゼルビアが勝利を積み重ねる姿を楽しみに見ていきたい。

2015年の鹿島ユース。画像左の背番号8番が平戸太貴選手。


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