8人制のポジショナルプレーから紐解くボールが前進していくために重要なものを考える −団子サッカーの定義を明確にしないといけない−
Hola Chavales!!!!
先日も少し話した通り、
ここ最近【8人制】から【ポジショナルプレー】を紐解いています。
でね、今日は最終回として核心に迫りたいと思います。
大前提として【スペース】というものを認識できるようになる必要があります。
で、ほとんどの選手が【スペース】を認識できていません。
『えっ!?』って思うかもしれないですが現実です。
これって【個の技術】を重んじる日本人特有なのかもしれないですが、
サッカーというスポーツの認識の仕方が【自分自身に矢印を向けて】で考えていることが多いです。
そっからレベルが上がると【自分と目の前の相手】で考え始めます。
だから『ここにスペースがあるよね』って話しても、
『全く見えていませんでした』っていうケースは少なくないです。
今自分がピッチに対してどこにいるのかとか、
相手がどうなってて、どこにスペースがあり、誰がフリーなのかとか。
単位が大きくなればなるほど、考える人数が増えれば増えるほど、いっぱいいっぱいになってしまうんです。
『ピッチを広く使おう!』とか、『もっと幅・深さを取ろう!』と口では言うけど、【自分自身の技術】と向き合うトレーニングばかりだと全体を見るという習慣がないんです。
もちろん全ての物事にはメリット・デメリットはありますが、
一つ【スペース】を認識できないという背景には【自分自身に矢印を向ける弊害】があるのかなとも思ったりしてます。
でね、ここで本題に入っていきたいのですが、
【団子サッカー】という言葉をよく耳にしますが、それもまた【スペース】というものを認識できていない背景があると思うんです。
ただね、
今日の結論を先に話しちゃうと小学生(8人制)において【ボールに寄る】と【ボールサイドに寄る】は全く異なるものだと思うんです。
なので改めて、
ポジショナルプレーとは何かを明確にすることで【団子サッカー】の定義をきちんとしたいと思います。
では今から挙げる2種類の状況を見て、
どちらが団子サッカーで、どちらがポジショナルプレーなのか考えてみてください。
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