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天才キッズ=ドリブル少年

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今回は『天才キッズ=ドリブル少年』というテーマでお話しします。


日本でよくある天才キッズ特集の番組でサッカーの天才キッズに必ずいえるのはドリブルができる子。

絶対に出てくる映像はドリブルで3人、4人かわして決めたゴール。

日本人には天才=ドリブルという概念が刷り込まれてしまったみたいです。

まぁそうなるのも分からなくないですよね。

メッシやネイマールは誰が見てもすごい選手なのが分かりますし。

もしかすると日本ならではなのかもしれないですけど

本屋さんに『ドリブル足技50選』みたいな本が並んでるのもよく考えると恐ろしいなと思います。

スペインの本屋さんでそういった本を見かけたことは今のところ一度もないです。

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どちらかというと4−4−2について解説してる本だとか。


ここからは少し僕が考えるドリブルについての見解をお話しします。

結論

『サイドの1vs1でドリブル突破できる選手は重要になる』

間違いなくメッシやネイマールのような選手がチームにいたら監督目線で言えばこの上ないと思う。

見てるサポーターもめちゃくちゃ楽しいと思う。

けれどもメッシやネイマールのような選手が育てられるのかどうかを考えると絶対に育てられない。

日本の育成において“コーンドリブル“ “1vs1“ “ジンガ“などひたすら教えられてきた中で過去に一回でも日本人からメッシが生まれたかって話です。

これまで世界の何人の有望な若手が『Nextメッシ』『メッシ2世』と言われてきたのか。

その中から本当にメッシのようになった選手が何人いるのか。

ゼロです。

残念ながら育てて生まれるような選手たちではないんです。

ドリブルってそれだけの特殊能力だと思ってます。


天才キッズに話を戻します。

過去に天才キッズと呼ばれていた日本人といえば

宇佐美貴士、原口元気、柿谷曜一郎、などになるでしょうか。

彼らのドリブルは世界でどれだけ通用したのでしょうか。

むしろ世界でドリブルだけで生き残れた選手が何人いるのでしょうか。


そう考えると『天才キッズ=ドリブル少年』という概念は大きく的外れです。

この価値観を変えていくことは簡単ではないと思うけど、

間違いなく変えていかないと全国民のサッカー少年が間違ってサッカーを理解してしまうような気がしてます。

みんながみんなメッシやネイマールになる必要はないし。

みんながみんなドリブルが上手い選手である必要もない。

サッカーはドリブルが全てじゃない。

それを全サッカー少年に伝えたいし伝えてほしい。



ではまたー。






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