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逆境受験(ひとりぼっちの2ヶ月戦争)第31話[文法が基本]

<前回までのあらすじ>

中学3年生のヒメちゃんが、入塾してきたのがクリスマスの日。

第1志望校の合格ラインに50点以上不足し内申点は、最低ランクという成績でした。

学校からは、受験しても合格は難しいと言われ私の受験塾に助けを求めてきました。今まで大手塾など4つの塾を利用して成績は一度上がりませんでした。

定期テスト成績は学年最下位に近く、小学生レベルから理解していなく授業は困難を極めました。

学期末テストで成績を上げないと内申点不足で受験そのものが不可能になります。

そこで受験まで2ヶ月しかありませんが中断して学期末テスト対策を行うことに。


 しかし、学期末テストまで2週間しかありません。


【学期末テスト対策英語】

試験範囲の<現在分詞・過去分詞>の基本文法授業。

中学3年生の英語文法が全く分からないヒメちゃん。中学1年生に戻り最初から学習し直しました。


何故、全く理解していないのか?


英語ノート生徒

原因は、中学1年生の時に〔文法理解できないまま〕中学3年生になってしまったことです。

ヒメちゃんの文法理解は中学1年生の最初からでした。be動詞からなんです。

代名詞、人称、do、does、名詞、動詞などからです。


 しかし、学校や利用していた塾はヒメちゃんが理解していなくても授業を進めてしまう。

集団指導では、仕方ない部分もあるでしょう。


それでは、質問すればよかったのにと言う方もいるでしょう。


写真挙手女子高生

成績の極端に低い生徒や苦手科目のある生徒は、質問するにしても『何が理解できてないのか?』が分からないんです。

つまり、最初の基本から理解していないので全て分からない状態なんです。

自分は、どこが理解していないかも分からないんです。


保護者の中には、『どこが分からないのか分からない?』という子供の言葉に何を言っているんだと呆れている方がいます。

全て基本を理解していないことが原因なのです。


だから『質問すればいいのに』と言う方がいますが質問したくてもできないんです。


それでは、何故〔基本学習を中心とする授業〕を行わないのか?



塾で、これを期待するのは難しいです。


理由は、問題集中心授業を行っている塾がほとんどだからです。


基礎を理解していないのに<問題を中心に解かせる授業>を行っているんですから。

だから成績が上がらない。質問もできない。


苦手科目のある生徒も同じ原因です。


私は基礎を理解させるには一番良いのは、【教科書中心授業】だと確信しています。


実際に、私は【教科書中心授業】で驚異的な成績アップ(毎回学校も驚く成績アップ)や逆転合格を数々実現させています。


《実例》

早稲田大学・東京理科大学・岩手医科大学など全て<逆転合格・現役合格>


ヒメちゃんも英語の<基本文法>を徹底した結果、質問もできるようになり理解もできるようになりました。


他の科目も同様です。

仕事、スポーツも同じですよ。

遠回りのようですが<基本を徹底>することが最高結果実現します。


次回32話<実力を試す>








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