逆境受験(ひとりぼっちの2ヶ月戦争)第14話[原因と結果]
【前回までのあらすじ】
中学3年生のヒメちゃんが、受験の2ヶ月前に入塾してきました。
第1志望校合格ラインに模試の成績は50点以上も不足し、内申点は合格最低ラインという無謀な受験でした。
内申点のためにも学期末テストの成績UPが絶対条件でした。
しかし、学期末テストまで2週間しかない状態での過酷なテスト対策に苦悩する私でした。最初の数学対策授業を図式化授業により基本を覚えさせ確認テストで正解し、苦労しながらも次へと進もうとした2日後の授業で‥。
全て忘れてしまったヒメちやん‥‥。
私『2日前の円周角の基本公式を全て忘れてしまったの?』
ヒメ『‥‥。』
私『再度、基本公式を図式化しましょう。』
私は平静を装っていましたが内心は、2週間もない学期末テストに焦りを感じていました。5教科全て対策しなければならないのに‥‥。
私『前の図式化を多少変えてみて。』
私『例として、このように。』
今度は、図式化だけでなく例題を出しながらヒメちゃんに確認をその都度する方法にしました。
自分で考えながら図式化しそれぞれの基本公式をその都度、例題を出しながら答えさせ記憶させることで時間が経過しても忘れないようにしたのです。
ヒメ『変化した図式できたよ。』
私『1つ1つ公式の例題をだすからノートの図式化を見ながら答えてね。』
私『これを7回繰り返すよ。』
ヒナ『7回もやんの?』
面倒くさいという表情のヒメちゃんでした。
次回、【新型図式化授業の効果は?】
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