ハリネズミの病気の話 2
それは突然くる病 の巻
タイトル通り、何の前触れもなく。です。
何度か書いていますが、おはぎさん。
2019年3月に子宮を摘出しています。
今回はその経緯のお話しです。
疾患のリスクがあるということ
ハリネズミはわりと我慢強く、飼い主がその異変や病気に気づいてあげられないケースも多々あると思います。
飼う前に起こりやすい疾患の種類や対応を勉強することを強くお勧めします。(これはどんな動物を買うのも同じですよね)
知っているのといないのでは、雲泥の差が出ます。
フードをあまり食べなくなった、とか体重が落ちていっているとか
明らかな異変が現れたら細かく観察して病院へ。となるのですが。
血尿が出る
これは、わりとセンセーショナルな事件です。
血というのはなかなかキツイですし、テンパってしまいます。
血尿が出たらどうするか
血尿が出る原因としては、膀胱炎や子宮疾患、癌等が上げられるのだそうですが、まず血尿を発見したら。
・状況確認する
まずどんな状況で血尿を出したか?
・血尿の状態を確認する
血尿はサラサラか、べとべとしているか?ジェル状の血塊があるか?
・写真に収め、血尿採取する
どれくらいの量かを把握するために写真を撮ります。
床に血尿がたまっているようなら、スポイトで採取し保管。
スポイトが難しい場合は、ペットシーツを利用して血尿を保存する
・獣医師に電話し、状況を伝える。
すぐにきてくれとなるか、2〜3日様子みてくれとなるかに分かれます。
2〜3日様子見の場合は、血尿の都度上記の記録と採取を行う。
・獣医師に提出
いつの血尿かを明記し提出する。データは多い方が獣医師も
判断がつきやすいと思います。
以上落ち着いて行動する。
子宮疾患だったおはぎ
2日連続血尿が確認できたので、すぐに獣医師に見せに行きました。
ひとまず、精密検査をし点滴を打ってもらい
まだ血尿の量が少ないため、7日間様子をみてくださいとの事。
止血の薬と抗生剤をもらいました。
2/20(レントゲン。CBC血液検査、糞尿の検査等 26,060円)
2/27 変化、改善が見られなかったため 再診 7,279円
2/28 血尿量が多く出た。
2/29 子宮疾患と判断され、子宮摘出手術を行うことに。 143,195円
午前中入院〜夕方迎えに。手術は無事成功。
3/12 抜糸 1,460円 無事完治
ひとまず安心しました。
飼育とお金
ここで気になるお金の話。
上記のおはぎの子宮摘出手術にかかったお金。
177,994円でした。
この金額を見ての感じ方は人それぞれだと思いますが
決して安い価格ではありませんよね。
飼う責任というものが形で現れるとしたら、こういうことだと感じました。
覚悟を持って飼う、面倒を見る。
ということが大切なのだと感じます。
小動物ではハリネズミに限らずですが、ウサギなども子宮疾患やガンにかかりやすいと言われています。
おはぎさん江