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「それなら会員登録するでしょ!」会員数が激増したアイディア!
以前、「そんなところに電話番号載せないでください!」というクライアントの反対を押し切り、売上げを上げてお話をしましたが、そこでも触れた会員登録数を増やした仕掛けを紹介したいと思います。
会員登録をしてもらうのは、とても重要ですよね!特に、ネットショップなどにとってはとても重要なことです。
メールアドレスを教えてもらえるので、ダイレクトセールも可能になるわけで、登録してもらえるにこしたことはありません。
しかし、ですね。。。。
問題があります。
そうです。
そう簡単にユーザーは会員登録をしてくれません。
どこのサイトでも、会員登録を促され、会員登録すると、何かがもらえるという誘導にユーザーは慣れきっています。
昔はよく、ページを開くと、上から会員登録のコンテンツが出てきたりしてましたね(#懐かしい)
そんなゴリゴリの誘導(誘導ではなく、強烈な押しですね)は今では全く通用しないですよね。
もう、ユーザーは、登録した後にやたらと届くメールに嫌気がさしていますし、そもそも登録するほどの価値が無いと思う内容でも、会員登録を促してくるので、基本的に会員登録しないと言うスタンスの人も多いのではと思っています。
そんな厳しい状態で、何をするか
もう、ゴリゴリの誘導は通用しないならどうするかというと・・・いつもの話ですが、「ユーザーの気持ちを考えられるようにする本質的な思考パターン」があれば、答えは出てきます。
というのも、人は、自分がそうしたいと思ったら、手間を惜しむことなく実行します。
その心理を踏まえて会員登録へ誘導すればよいのです。
具体的な事例
具体例がある方が分かりやすいと思いますので、オンラインショッピングサイトのリニューアルの際に実際に行って結果(会員登録数80倍!)が出たお話をします。
商品を購入するまえに、どの商品にしようかなと考えますよね?
そこで気に入った商品を見失わないようにお気に入りに保存できる機能をつけているサイトはよく見かけます。
まぁ、ここまではよくある話で、これだけで会員登録が増えることはあまりないでしょう。
ですので、ここからもうひと工夫します。
PCでお気に入り登録した商品を、移動中の電車でスマフォで見ようとすることもありますよね?
その時、デバイスが違うので、PCとスマフォでお気に入り商品を連動することは出来ません。
そうすると、せっかく見ようと思ったものが見れないわけです。
けど、スマフォでもみたいわけです。
その状態になった状態で、はじめて会員登録してもらえれば、お気に入り商品の情報をPCとスマフォで共有出来ますよ!という誘導をします。
するとどうでしょう。
先程言ったように、移動中のスマフォでもみたいわけなので、会員登録してくれるというわけです。
そんな単純なと思うかもしれませんが、そんな単純なことにも気がついていないので会員登録が増えないのではないかと思います。
しかもこの方法は決して無理強いしているわけでもなく、何かニンジンをぶら下げて誘導しているわけでもありません。
ニンジンをぶらさげてもいいのですが、ニンジンも賞味期限があるので飽きられる前に新しいニンジンを探す手間がかかります。
しかし、この方法は、ユーザーにとって、このほうがいい!と思えるような仕掛けをしたにすぎません。
そう思えるように、ちょっとしたエスコートをしてあげるだけで、意外なほど会員登録数は増えるんですよ!という話でした。
会員登録の話でしたが、「ユーザーの気持ちを考えられるようにする思考パターン」があれば、別のことにも応用可能だと思います!
「こう見せたらユーザーはどう思うかな?」「どのような行動を取るかな?」という考えを重ねることが大事だと思います。
お読みいただきましてありがとうございました。
今日は以上です。
また次回宜しくお願いいたします。
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