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全社にデザイン組織を浸透させるために─デザインをする”チーム”から”グループ”に拡大しました。

2024年がはじまり、早くも1月が終わってしまいます…。
時が経つのは、ほんとに早い!ってことを実感する今日このごろ、今期より新たな形でスタートした「クリエイティブデザイングループ」についてお伝えします!


さて、去年より2名でチームとして取り組んできた「コーポレートクリエイティブチーム」ですが、今期組織変更により「クリエイティブデザイングループ」となりました。メンバーも2名⇒7名となりました!

グループ組成の背景

背景として、2022年度より設計してきた当社にあるべきデザイン組織をつくるにあたり、インハウスデザイナーを全社にどう浸透させていくかを自分なりに考えてきました。その足がかりとして、2023年度コーポレートクリエイティブチームができ、全社へのデザイン価値向上へ向けた初めの一歩としての取り組みを重ねることができた1年間でした。

社内のさまざまな取り組みに対して、課題の抽出から体験設計からのアプローチを考え、プロジェクト進行とそのクリエイティブアウトプットまでやることで、品質を担保。チームの認識とプレゼンスも高まり、デザインの重要性を徐々に理解してもらえたと思います。

ただ、課題もありました。

全社かつ事業部のデザインやクリエイティブを支援するにも、各部門のミッションありきで顕在化されたデザイン業務支援となり、当社として統一性や一貫性を図る取り組みまでは昇華しきれませんでした。

また他部門に散らばるデザイナーとの連携は弱かったり、各デザイナーの役割や領域もさまざまです。各部門の事業ステージに合わせた優先順位になるので、なかなかコーポレートクリエイティブチームは入り込み難いケースもありました。

組織思想をアプローチ

昨年下期に、デザイナーを抱える他部門のマネージャー(現:部長)に、

  • コーポレートクリエイティブチームが何を目指して組成されたのか

  • 今後、当社にとってどういう取り組みが必要になるのか

  • 何ができて何が進まなかったのか

などを現状のデザイン組織設計とそのプロセスをアプローチし、目線合わせをさせてもらいました。横串でデザインマネジメントをする組織を作る必要性などを互いに共有して、早く進めるべきだよね、となりました。

そして今年に入り、当社のメインプロダクトでもあるSynergy!のプロダクトデザイナーと、FAVTOWNをはじめとする新規事業のデザイナー、そして私たちコーポレートクリエイティブチームが集まり、グループになりました。
(メンバーが増えて、う、う、うれしい…!!)

さいごに

デザイナーが集まり”グループ”にはなりましたが、各デザイナーはやることがバラバラでプロジェクト単位でデザインチームがある状態です。
わたしはグループのマネージャーとして、各プロジェクトがどんなことをやっているのか、デザインが力を発揮するところはどこか、などを把握するところからスタートしています。

デザイナー一人ひとりの可能性を広げ、そして、どうやって事業やサービス、そして経営へとデザインを融合していく方法を模索しながら当社におけるデザインをより良いものにしていくことに、引き続き取り組んでいきます!

(もちろんnoteでも、その取り組みをお届けしていきます!)


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