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【社員インタビュー】大量のデータが仕事をもっと面白くする│U-motion開発部

こんにちは。デザミス人事労務チームです。 
連日猛暑が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。この夏もお肉🥩や乳製品🥛でスタミナをつけて、乗り切ってまいりましょう!

社員インタビュー第5弾は、弊社のプロダクトU-motion®を生みだすU-motion開発部より、フロントエンドの開発からエンジニア採用まで担当されている立薗さんにお話を伺いました。 

●仕事内容について

-早速ですが、現在の業務内容について教えてください。
立薗:U-motion開発部の主な仕事内容はU-motionのアプリの開発と運用です。私はフロントエンドの担当で、ブラウザ上のウェブサービスの開発と、iOSやAndroidのスマホ用アプリケーション『UM Utils』の開発を行っています。

また現在、U-motionのウェブのフロントエンド開発で使用するツールの移行プロジェクトを進めています。使用中のAngularJSというフレームワーク(※1)から、Reactというライブラリ(※2)に移行する予定で、進め方などの全体のプランニングを行っています。その他に、開発を担当していただくエンジニアさんの採用も担当しています。 
立ち上げ時期なので業務内容は幅広く、いろんなことをやっていますが、最近は移行プロジェクトが大きな比重を占めています。

※1フレームワーク→ウェブアプリケーションを設計する際に使う基本的な雛型 
※2ライブラリ→汎用性の高いプログラムの集まり


-今回の移行についてはどういった経緯や目的があるのでしょうか。

立薗: U-motionも立ち上げから5年と長くなり、ちょうど切り替わりの時期に直面していたこと、使用しているAngularJSの開発が終了となることが今回の経緯です。開発で使うツールには寿命があるんです。開発の思想や作り方はどんどん新しくなっていくため、何年か経つとライブラリそのものが古くなってきてしまいます。そこで開発効率のアップやセキュリティ面で、こういった建て替えが必要となります。様々な方法がありますが、今回は新しいやり方を採用して、乗り物を乗り換えるというイメージです。 

それから、エンジニアって、新しもの好きなところがありますよね(笑)。 セキュリティ強化や効率アップといったことはもちろんのこと、新しいものはやっぱり楽しいですし、社内のモチベーション維持や職場としての魅力アップという点でも重要な意味合いがあります。


-なるほど。立薗さんはエンジニアの採用も担当されていますし、デザミス開発の環境づくりというところも普段からかなり意識していらっしゃいますよね。

立薗:ちょうど新しいメンバーも入社されたので、オンボーディングにも力を入れているところです。デザミスのやり方について出来るだけ円滑に答えられるよう、ルールづくりを丁寧に行っています。例えば、プログラミングの命名規則です。方言のように企業やチームによって微妙に異なり、ポリシーもありますので、しっかりと議論して細かいルールを決め、チームに浸透させるようにしています。これは一見、息苦しいようにも見えますが、ルールをしっかり整備してレールを敷いてあげることは、仕事の迷いを減らすことに繋がりますので、結果的に開発のスピードアップにつながる非常に重要な作業なんです。

iOS の画像 (1)

〈作業デスクの様子〉

●デザミスを選んだ理由

-立薗さんはもともと、業務委託でお仕事をされたのち、デザミスに入社していただいていますよね。入社はどういった経緯でしたか。

立薗:デザミスで働く前は、一時企業から離れてフリーランスでゲームの製作をしていました。その後、ゲーム制作をビジネスとして継続していくことは断念したのですが、自分は一体何をしていきたいのかということが分からなくなり、とても悩んでいたんです。その頃、たまたま目にした案件紹介で「牛の首にセンサーをつける」というのが目に入り、何をやっている会社なんだろうと、デザミスに興味を持ちました。もともと、データビジュアライゼーションなど、ビッグデータを使ったサービスには興味があり、今まで自分がやってきたことにも近く面白そうだと感じて、業務委託でお手伝いをさせていただくことになりました。

U-motionの開発は、つくったものを直接農家さんに使っていただき、喜んでくださるのを実感できるのが非常に魅力的で、やりがいがあります。例えば、アラート機能の精度が良くなればなるほど、農家さんの寝る時間が増えます。

これまでずっとエンタメ系で『楽しいものを作る』という世界にいましたが、経験や年齢を重ねた今、エンジニアとして自分が出来ることが、何か『社会の役に立つ』ことに繋げていけたらいいなという気持ちを強く持つようになりました。そういった気持ちの変化と、デザミスでの仕事がマッチして、業務委託の契約期間終了後にデザミスに入社させていただくことになりました。私だけでなく、他の開発メンバーも『社会のために』『お客さまのために』役に立ちたい、というマインドが強い人が多いと感じています。

●入社後のギャップ

-実際に入社してみて感じたデザミスの開発環境の特徴や、ギャップはありましたか?

立薗:開発環境として、リリースの手順、ルール、レビューなど、仕組みに関しては、小規模ながらも厳格なやり方を踏襲していると感じます。

入社前とのギャップはほとんど感じませんでした。情報はSlackを中心にオープンに発信されていて、分からないことは気軽に聞ける環境です。ただ、全社的には少し大人しい雰囲気だと思うので、もっと砕けたコミュニケーションや雑談など、遊びのような部分があってもいいかもしれません。私は『いいアイデアはいいボケから始まる』と思っています(笑)。一見不真面目なようにも見えますが、あえてハードルを下げることで、アイデアをポンと出しやすい雰囲気になるんですよね。

立薗さんインタビュー中

●仕事の大変さ・やりがい

-仕事の大変なところと、やりがいを教えてください。

立薗:扱っているデータがとにかく多いので、大量のデータをいかに大量に感じさせないように人に見せるか、ということが難しくチャレンジングだと思っています。

元々やっていたエンタメの世界では、見せたいものだけをみせるために、削ぎ落してシンプルにする、ということをしていました。対してU-motionは、数値の数も種類も非常に多く、牛の体調に関わるようなデータですので、省くわけにはいきません。画面にあふれんばかりの大量の数字を、隠すことなく理解してもらえるようにどうやって整理していくか、というところが大変、かつ面白いところでもあります。

UIを作りたい・UIデザインしたい、という方は多いと思いますが、ここまでたくさんUIを作れるというのはなかなか無い経験だと思います。実は私自身、業務用のアプリケーションを作成するのは初めての経験だったんです。今まで一貫してお客様が使う、to Cのものを作るということをやってきましたが、ビジネスのために使うものを作るというのは、こんなにもチャレンジのしがいがあって、面白いものだということをU-motionの開発を通じて実感しました。ビジネスは情報も多く堅苦しくてつまらない、エンタメの方が面白いというイメージがあるかもしれませんが、情報量も数字も多いというのはそれだけやりがいがあって本当に面白いということを、声を大にしてお伝えしたいですね。

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〈U-motionアプリ画面例〉 


●休日の過ごし方

-お休みの日はどんなことをされていますか。

立薗:これはエンジニアによくある話かもしれませんが(笑)、最近は作りたいアプリのプログラムを書いています。オフの時も、と思うかもしれないですが、不思議と仕事を頑張っている時は、仕事以外のアイデアも湧いてきたりするんです。

ほかには家族の買い物担当なので、土日にまとめ買いをしたり、犬の散歩をしたり・・あんまり平日とやっていることは変わらないかもしれません。今はなかなか行けませんが、キャンプなどアウトドアも好きです。

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●デザミスに向いている人

-当社にはどんな方が合っていると思いますか?

立薗:課題解決ができる人です。言われた仕事だけではなく、次から次に生まれてくる課題を解決する、加えて課題を発見するという力も大切です。自分のやりたいことは任される体制がありますので、そういう方はのびのびと活躍できるチャンスがデザミスにはたくさんあります。もちろん、牛の命に関わるものですので、サービスの信頼度や精度は落とすことはないよう、プロセスを大切にし、チームの運用は厳格にしていますが、課題解決を行う上でいい意味で個人プレーの動きやすさがありますし、それを支えるチームの体制が整っていますので、チームワークを大切にしつつ、課題解決にどんどんチャレンジしてみたいという方はマッチする職場だと思います。

-今回は、エンジニア視点でのデザミスの開発環境から、仕事をする上で大切にしている想いまで深くお聞きすることが出来ました。
このインタビューでデザミスの開発現場についてご興味を持っていただけましたら、U-motion開発チームのnoteもありますので、是非こちらも覗いてみてください。

■デザミスの開発現場の裏側についてもっと知りたい方はこちら
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