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マウント男

定時過ぎ、同期からの着信がなる。
出ようか出まいかを2秒迷って、結局出ることにした。

迷ったのはその彼はマウント男だからだ。
彼は何かと情報を持っていることを誇示してくる。そんな彼の代表作は「その先輩と実は俺、家近いよ」だ。情報をさほど持っていなかったのか、家が近いことで自分優位を示すという荒技を決め込んだ彼はもはや3歩引いてみて可愛らしくみえてくるほどだ。

そんな彼は今日も期待を裏切ることなくマウンティングを決め込んだ。今日の話題は海外部署に行けるかどうか。

彼は1年前からオンライン英会話をやっていて、最近ではスタディサプリをやっているという話を以前聞いていた。

そこで僕も海外部署に行くために英語を勉強しようかと思っているということをポロッと口にした。彼は水を得た魚のように生き生きしだして、受話器からはピッチピチ音がした(ような気がした)。

結局こちらが下手に教えてスタンスで話してもあーだこーだいって結局何が言いたいかわからない自慢話を繰り広げたので、僕はクロージングに入った。

電話を切ってすぐ、中田敦彦のYouTube大学で以前英語学習の授業があったことを思い出してYouTubeを見た。英語で日記を書くという勉強法が紹介されていた。このnoteを日記がわりに使っている僕はnoteで書いたことを英語化する勉強もセットでやればいいと漠然と思った。
そしてまずは、iPhoneの言語設定をEnglishにした。

自分なりにマイペースに英語を勉強していこう。

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