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のり dentalカメラマン
2020年7月19日 23:03
唾液腺腫場(SGT)の形態的モデルを説明し、各々のグループに含まれる代表的な腫瘍をリストアップしなさいタイプA.腺上皮細胞のみからなるもので、単相性の導管、腺房構造を持っている。(画像は形のイメージ)タイプB.外側の細胞のみからなる(筋上皮細胞)束状、充実性配列となっている。(画像は形のイメージ)タイプC.腺上皮と外側の細胞が増殖(A,B両方)、細胞外基質形成を伴わないと充実性/シート
2020年7月20日 14:02
WHO分類では11個あるとされている1.多形腺腫2.筋上皮腫3.基底細胞腺腫4. Warthin腫瘍5.オンコサイトーマ6.リンパ腺腫7.嚢胞腺腫8.乳頭状唾液腺腺腫9.導管乳頭腫10.脂腺腺腫11.細管状腺腫今回は、多形腺腫、筋上皮腫、ワルチン腫瘍を挙げる1)多形腺腫臨床所見・・・上皮性構造と間葉様構造からなる良性腫瘍で最も発現頻度の高い唾液腺腫瘍である。発生
2020年7月20日 16:01
WHO分類では20個に分類される1.粘表皮癌2.腺様嚢胞癌3.腺房細胞癌4.多型腺癌5.明細胞癌6.基底細胞腺癌7.導管内癌8.腺癌 , NOS9.唾液腺導管癌10.筋上皮癌11.上皮筋上皮癌12.多形腺腫由来癌13.分泌癌14.脂 腺腺 癌15.癌肉腫16.低分化癌未分化癌大細胞神経内分泌癌小細胞神経内分泌癌17.リンパ上皮癌18.扁平上皮癌19.オ
2020年7月20日 18:54
唾液腺の非腫瘍性病変Ⅰ退行性病変および進行性病変1. 萎縮 2. 放射性障害 放射線照射後唾液腺炎3. 化生 ① オンコサイト化生 ② 杯細胞化生 ③ 扁平上皮化生 ④ 壊死性唾液腺化生症Ⅱ唾石症 Ⅲ炎症 1. 急性唾液腺炎 2. 慢性唾液腺炎 ① 慢性再発性耳下腺炎② 慢性硬化性唾液腺炎Ⅳ特殊な疾患 1.シェ-グレン症候群2.ミクリッツ病
2020年7月21日 23:57
退行性病変および進行性病変regressive and progressive diseases1. 萎縮 2. 放射性障害 放射線照射後唾液腺炎3. 化生 ① オンコサイト化生② 杯細胞化生 ③ 扁平上皮化生 ④ 壊死性唾液腺化生症この中で、3.化生の定義を述べ、唾液腺に見られる化生についてまとめる・化生の定義 ある種の正常な成人細胞から別のタイプの正常な成人細胞へ分化
2020年7月22日 23:58
Ⅱ唾石症唾液腺導管内に生じた石灰化物(唾石)が導管を閉塞する疾患.好発部位:大部分が顎下腺 ( 90%) , 耳下腺(6%),舌下腺・小唾液腺(2%)好発年齢:中年以降 性差 : 男性 にやや多い 臨床症状:唾腫 (食事の時に唾液腺が腫脹)唾疝痛. 表在性の時には硬結を触れるX線所見: 唾液腺体内排出導管内に唾石に相当したX 線不透過像唾石粗造あるいは平滑な表面を有する円
2020年7月23日 16:13
Ⅲ炎症(唾液腺炎)老人・子供に多い.耳下腺・顎下腺に多く舌下腺に少ない.1.急性唾液腺炎主に耳下腺 に起こる唾液腺の急性炎症.口腔から上行性に細菌感染がおこる.発生頻度:開腹手術を受けた人の 0.75%:長時間手術による脱水病理組織像:導管周囲の好中球浸潤,膿瘍形成 , 腺組織の破壊2.慢性唾液腺炎主に唾石による導管の閉塞のために起こる非特異性炎,軽度の上行性感染主に顎下腺
2020年7月24日 14:53
①シェ-グレン症候群シェーグレンによって記載(1933年)涙腺や唾液腺のリンパ球浸潤と腺房破壊とそれによって起こる乾燥性角膜炎や口腔乾燥症を特徴とする自己免疫疾患。症候群は他の自己免疫疾患,慢性関節リウマチや全身性エリテマトーデスと関連原発性シェ-グレン症候群(50%) ドライアイ+ドライマウス続発性シェ-グレン症候群関節リュウマチ(24%), SLE(11%) など合併好発
2020年7月25日 12:57
5.肉芽腫性炎①結核 Tuberculosis②梅毒 Shiphilis③放線菌症 Actinomycosis④サルコイド-シス Sarcoidosis
2020年7月25日 13:02
6.ウィルス性炎①流行性耳下腺炎Epidemic parotitis (Mumps)②巨細肪封入体症Cytomegalic inclusion disease6 . ウィルス性炎唾液腺炎①流行性耳下腺炎ムンプスウィルスの 飛沫感染6-8歳の小児が感染潜伏期 2-3 週間有痛性の耳下腺の腫脹,70% が両側性②巨細胞封入体症サイトメガロウィルス(ヘルペスウィルス群)による人に
2020年8月3日 16:27
涙腺と唾液腺に対称性の腫張をきたす慢性炎症性病変であり、原因不明で高度のリンバ珠浸潤を伴うものをミクリッツ病、白血病、結核など原疾患の明らかなものをミクリッツ症候群とよぶり。これまで、ミクリッツ病とシェーグレン症候群は同一の疾患あるという概念がされてきたが、最近になりミクリッツ病では、血清分画中のIgG4が著しい高値を示すとともに、腺組織にIgG4陽性形質細胞の浸潤を伴うことからIgG4関連疾
2020年8月5日 23:51
1)唾液腺腫瘍の概要の知識と臨床情報の解釈病理診断に際しては,患者の年齢,性別,病変の部位,画像所見,触診所見,手術所見などの臨床情報を把握まずしておく。唾液腺腫瘍の特徴① 部位別頻度耳下腺,小唾液腺,顎下腺,舌下腺の順で,耳下腺が6割以上。悪性腫瘍の割合:発生頻度とは異なり,舌下腺がもっとも多く,小唾液腺,顎下腺がこれに次ぎ,耳下腺は最も低い.② 組織型多形腺腫が最も多く(6