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【下足番を命じられたら、日本で一番の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にはしておかぬ。】

こんにちは。22卒のさんたです。🎅
部署に配属されてから、2週間が過ぎようとしています。

新入社員の皆さんに質問です。
「入社前にイメージしていた仕事と、現在行っている仕事は同じですか?」

これは、恐らく「違う」と回答する方が多いのではないでしょうか。
それは、入社前のイメージが「業務」として落とし込めていなかったということがあると思います。

例えば、学校という職場でイメージしてみます。
教師になって、生徒に対して授業をすることをイメージして、入社したとします。しかし、生徒に授業をするということは、その前に、どの教材を使用しようか、授業内容をどのように分かりやすく生徒に伝えようか、板書はどうしようか、などです。

これは、やったこともないのに分かるはずもないので、当たり前なことだと思います。仕事というのは、たくさんの細かい業務でできており、新入社員に回ってくる仕事は、会社にとって影響が小さいものが多いです。

だからこそ、失敗を許容される環境であるし、完成度が低いアウトプットだとしてもそこまで言われることはない。

つまり、それぞれの努力によって、怠けようと思えば怠けることもできる。逆に頑張ろうと思えばたくさんの挑戦ができる。

そんな環境で頑張る同世代のみんなにこの言葉を伝えたいです。

▼小林一三の言葉

「下足番を命じられたら、日本で一番の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にはしておかぬ。」

これは、阪急百貨店、宝塚歌劇団・東宝などを創業した実業家、小林一三さんの言葉です。

たとえ自分の満足する業務でなかったとしても、やるべきことを全うし、与えられた仕事を完璧にこなすべきである、ということです。

これによって、自分に任せてもらえる仕事が増え、最終的にはやりたい仕事を任せてもらえるようになります。

与えられた仕事を全うするという点に関して、自分に与えられた仕事に1つ1つ全力で取り組むことで、仕事に向き合う姿勢が評価され、信頼を築くことができると考えます。雑用だから、小さな仕事だから、といって手を抜かずにどんな仕事にもひたむきに向き合っていきましょう。

細かな仕事を依頼していただくことが多い新入社員だからこそ、1つ1つの小さな仕事にひたむきに向き合う姿勢を大切に。

明日からも頑張りましょう!

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