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【世界一周】*インド編*運命のジャイプール(前編)

同じタイトルをつけてしまった。

同じタイトルというのはnoteでフォローし合ってるのりまきさんがインドのジャイプールの宿で私とばったり会った話を書いた記事のタイトル。

のりまきさん側から見たばったり事件はこちらです。

そして私側から見たばったり事件はここから。

の前に、note上での私とのりまきさんとの出会いを少しだけ書いてみます。

***

私がnoteでのりまきさんの記事を見つけたのは多分2年半ほど前。
どうやって辿り着いたのかは忘れたけど、おそらく最初に読んだのはこの記事。

この記事を見つけて「うわー!めっちゃ分かるわー!」となり、他の記事も読んでいくと「分かる!」ボタンがあれば連打したくなるような記事が多くて、何より海外旅に行けなくなって、いつ行けるようになるのかも分からない状況の中、旅に出れないもやもやや、その時の社会全体の閉塞感がのりまきさんの記事を読んでいる時は少しだけ晴れるような気がして、一気に気になる存在となっていった。

その時はnoteを読む習慣がなかったので、不定期でnoteを開いてのりまきさんの記事を読むという日々を1年以上過ごしたのち、noteのアカウントを登録して勇気を出して初めてのりまきさんの記事にコメントを残したのは2022年の夏。昼休憩中に丸亀製麺でうどんを食べながら、何度もコメントを推敲してドキドキしながら送信ボタンを押したのを覚えている。

少し話は逸れるけど、私が2022年の年末から世界一周をしようと思ったのは、色々なきっかけが重なって、このタイミングしかない!と思ったのだけれども、きっかけとしては、

・会社を辞めたい気持ちが最高潮に達した
・約3年海外に行けなくてもう限界だった
・けどそろそろ普通に海外行けそう
・歯列矯正の治療が年内に終わりそう(実際には治療はまだまだ続くんやけど、月1の通院が半年に1回になる)
・お金ある程度溜まっている

そんなきっかけが色々重なって2022年の春頃には長旅に出る気持ちは99%固まっていて、そして、のりまきさんも同じタイミングで長旅に出るということが最後の1%を埋めてくれて、私は2022年の年末に長旅に出ることになった。

なので実は私が長旅に出るきっかけの中にはのりまきさんも含まれているのである。

前置きが長くなってしまったけど、ここからが本編。

***

ジャイプールで推しのnoteクリエイターさんとばったり事件


その日の私は南インドのバンガロールから飛行機でジャイプールに移動する日だった。実際にはムンバイで12時間のトランジットがあって朝の9時ごろにはジャイプールの空港に到着した。ムンバイで空港泊するつもりやったけど、空港の椅子がひじ置きがあるタイプの椅子で寝られず疲れたままジャイプールに来てしまったので、空港で数時間ぼーっとしていた。

数時間後のりまきさんに会うとは思っていない

あ、そういえばのりまきさんもジャイプールにいるってnoteで呟いてたな。
まだいてはるんかな。
noteを開くと私の記事にのりまきさんがコメントしてくれていたので、その返信で私もジャイプールに着いたと書いた。

その時からなんとなくやけど、のりまきさんに会えてしまうんじゃないか?という思いが私の中からふつふつと湧いて出てきていた。
いや、けど今までの人生で期待しすぎたことは実際には起こらずに終わるし、多分この「会えるんじゃないか?」という期待も期待だけで終わるんやろな。あんま期待せんとこ。
それにファン心理からすると会うのが怖い。ファンは推しに会ってはいけない気がする。それに、のりまきさんのようなハイレベルな旅人は私のようなミーハー旅人のことは嫌いなんじゃないかと思う。嫌われたくないし会いたくないかもしれない。
そんな思いを抱えたままリキシャで宿に向かった。

数十分後のりまきさんに会うとは思っていない

私たちが泊まっていた宿は受付が2階か3階にあって、私はバックパックを背負ってぜぇぜぇ言いながら階段を登って受付に向かった。

宿に入って椅子に腰掛けるとアジア人らしき黒髪の女性が目に入ってきた。
その女性はインド人らしき人と何かの踊りのステップを踏んでいた。

日本人?韓国人?中国人?

するとその女性が「そう!そう!そう!」とめっちゃ日本語の発音で言ったのが聞こえた。

あ、日本人や。
その時、これがのりまきさんやったらどうしよう、と思ってしまった。
やっぱりファンとしては会いたくない気がする。

あまりジロジロ見て目が合うと困るので、私はスマホをいじってのりまきさん(仮)の方は見ないようにしていた。

もしのりまきさんじゃなくても日本人がいるの嫌やな。
のりまきさんも書いていたけど内弁慶ならぬ日本弁慶になる気持ち分かる。

そしてチェックインを済ませのりまきさん(仮)に会わないようにさっさと部屋に移動し、出かける準備をし、共有スペースにのりまきさん(仮)がいるのが見えたけど、目を合わせないようにさっさと階段を下りていった。

すると何やら後ろから足音が聞こえる。
え、誰か来る。
しかも私を追いかけてきてないか?
え、なになに?怖い怖い。
え、まさかのりまきさん(仮)か?

「あのー!」

入り口近くで呼び止められた。
振り返るとのりまきさん(仮)が立っていた。

「日本人の方ですか?」
のりまきさん(仮)が尋ねた。

「はい・・・、日本人の方です(動揺しすぎて日本語おかしい)」

「あの、もしかして・・・」
この辺りからわたしののりまきさん(仮)の(仮)がだんだん薄れてきて、私も

「えーーーーー!!」と叫んでしまっていた。

まさかまさか!

「もしかして、でんでんさんですか?」
「え!のりまきさんですか?」

この瞬間のりまきさん(仮)からのりまきさん(確定)に変わった。

「えーーーーーーーーー!!!!!」

え?ほんまにこんなことあるん?
てか、のりまきさんも金髪ボブの日本人で私やと思ったのもすごい。
だって私たちnoteで顔出ししてないのに。

興奮しすぎてなぜか泣きそうになる私。笑
ファンが推しに会った時に泣いてしまう気持ち今なら分かる気がするわ。

初めて期待していたことが実際に起こってしまった。
同じ時期に長旅に出て、2人とも西回りで回っていたからどこかでニアミスするやろうなと思っていたけど、まさか同じ宿でばったり会ってしまうとは!

少し立ち話をして「じゃあまた・・・」と言って私はジャイプールの街に出かけた。

いやもう、パニックやで。
は?嘘やん?え?会ってしまったよ?のりまきさんに。えー?えー?そんなことある?
もう独り言が止まらない。
ほぼ一睡もしてないのに興奮で目が覚めてしまっている。

あ、そういえば去り際にのりまきさんが「この近くに有名なラッシー屋さんがありますよ」と言っていたな。気持ちを落ち着かせるためにもまずはラッシーを飲もう。

気持ちを落ち着かせるためのラッシー

なんか宿に戻るのドキドキするな。
お話するの恐れ多いけどのりまきさんに聞いてみたいこととかめっちゃあるし、頑張って喋ってみようかな。

推しのnoteクリエイターさんにばったり会った、そんなジャイプール旅の幕開け。

宿に戻るのドキドキするなと思いながら食べたナンとカレー

この続きは気持ちが乗ったら近日中に書きたいと思います。
のりまきさん、本当にありがとうございます!

のりまきさんの記事はこちら。



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