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ゲームプランナーからマーケターに!【マーケティング部 マネージャー紹介#2】(前編)

こんにちは!DeNAのモリシーです。

今日はDeNAのマーケティング部門のマネージャー紹介記事の第二弾になります。全三弾でお届けする予定なのでお楽しみに!
※第一弾のマーケティング戦略Gマネージャーの久留島さんの記事はこちら

本日紹介する古屋さんはマーケティング部コミュニケーションプランニンググループを統括しているマネージャーです。

ソーシャルゲーム企業に新卒入社し、ゲームプランナーを経験した後にDeNAに入社。入社後はマーケティングプロデューサーとして、ゲーム、ヘルスケアなど様々な事業のマーケティング責任者を担当。今年の4月から現職になりました。

本日の記事は古屋さんのキャリアとコミュニケーションプランニングGについてお話を聞いていければと思います!

古屋 満春
ストラテジックマーケティング統括部マーケティング部
コミュニケーションプランニンググループ グループマネージャー

①新卒でゲームプランナーの道に飛び込む

モリシー「初めまして!モリシーです!本日はよろしくお願いします」

古屋「初めまして!古屋と申します!こちらこそよろしくお願い致します」

モリシー「さっそくですが、古屋さんのここまでのキャリアについてお伺いしていければと思います!まずはじめに新卒の時の話から伺ってもよろしいでしょうか?」

古屋「はい!新卒ではソーシャルゲーム企業に入社し、ゲームプランナーやサブディレクターとしてゲームアプリの立ち上げや運用を行っていました」

モリシー「なぜ数ある中からその会社を選んだのでしょうか?」

古屋「大学では、シリコンバレーでベンチャー支援に従事した先生の元でアントレプレナーシップやそれに関連する経営学について勉強していました。
そこで、国内外の様々な起業家や事例に触れるうちに、自分も将来は誰もが使うITサービスに携わりたいと漠然と思うようになっていました。
当時のインターネット業界で熱い事業の1つがモバイルゲームだったので、思い切って飛び込んでみようと思って決めました」

モリシー「なるほど!!そうだったんですね!入社後は具体的にどんなことをされていたのでしょうか?」


古屋「最初はゲームプランナーとして、機能やイベントを作るという仕事をしていました。企画書/仕様書を作成し、エンジニアさんやデザイナーさんやQAさんと連携しながら実装まで推進するというのが主な業務です。
ゲームには膨大な数値データとテキストデータがあるのですが、このあたりの設計や設定も担当していました。
その後はサブディレクターとして、プランナー業務も兼任しながら、運用計画策定、ディレクション業務などプロダクトをリードする業務を行っていました」

モリシー「おお!実際にプロダクトを作るところまで経験しているマーケターは少ないですよね!」

古屋「そうですね。立ち上げと運用のどちらも経験させていただき、かなり密度の高い時間を過ごさせていただいたと思っています。
ITサービスがどういう構造でどのようにできあがっていくのか だったり、定量/定性でのお客様の反応を見ながらどのようにサービスを改善していくか などを自分ごととして学べたのは非常にいい経験でした。
また、少し専門的な話になりますが、コンシューマー人気タイトルに関わっていた方やゲーム開発に知見がある先輩方がたくさんいた環境だったので、コンセプトメイキングやゲームデザインなどゲームの専門的な知識について学べたのも有り難かったです」

②“人は仕事で成長する"を体現したマーケター時代


モリシー「とても密度の高い経験をしたのですね!!
そこからなぜDeNAに転職してマーケターになったのでしょうか?」

古屋「プランナーやディレクターの経験の中で、自分のプロダクトのお客様の反応を見る機会は非常に多かったのですが、逆にいうとそれ以外のお客様、つまり市場において自身が携わってるプロダクトがどう見られているのか、どう見られていくべきなのか といった視点や思考が抜けているなと思うことが多々ありました。
マーケティングでいうところの、3CやSTPなどの話ですね。
そこからマーケターという職種に興味を持ち、縁あってDeNAに入社しました」

モリシー「なるほど!インパクトの大きいITサービスを牽引していくにあたって、マーケティング思考が必要だと感じたのですね。DeNAに入ってからはどのような業務を経験したのでしょうか?」

古屋「ゲーム事業本部のマーケティングプロデューサーとして、ゲームタイトルのマーケティング戦略の策定、施策推進を担当していました。
市場・競合・タイトルの状況を適切に把握し、タイトルのターゲットと訴求軸を定め、具体的な戦術や施策に落とし込んでいくこと、それに伴う目標/予算策定と管理・チームのリードが主な業務です。
約6年程度従事していたのですが、国民的人気IPタイトルからオリジナルタイトルまで、新規立ち上げから運用フェーズまで と様々な案件を担当させていただきました」

モリシー「プランナーからマーケターになられてからは順風満帆だったのでしょうか?」

古屋「いえ…まったくそんなことないです!w
まず最初は『CPAって何?』って状態からスタートしたのでマーケティングにおける基礎知識・思考法・専門用語など死ぬほどキャッチアップしました。会議に出てもわからないことだらけだったので、メモをとって聞きまくってましたね。
周りの先輩や仲間が優秀な方が多かったので、そこから少しずつできるようになっていき、最初に配属された案件ではV字回復の成果も出せたため、全社会でチーム賞もいただくことができました」

モリシー「おお、やはり順調な滑り出しだったのですね!」

古屋「いえ…本当の試練はここからでした。
その成果を一定認めていただき、新規タイトルのマーケティング責任者としてアサインされるのですが、今までやってきたタイトルとお客様もプロダクトの強みも全く異なり、自分の能力も低かったため、簡単にいうと何もできなくて大失敗しました。
今でこそこういったかたちで話せるのですが、当時は毎日会社に行くのが非常に憂鬱でしたねw」

モリシー「え!そんなことがあったんですね…!」

古屋「そうですね。そのタイトルについては、そこから建て直したといった美談もなく、本当に失敗してしまいました。
ただその失敗から得た学びはとても大きく、その後担当したタイトルたちはその学びを生かして、事前登録〜リリース時のプロモーションにおける成功事例なども作ることができました」

モリシー「まさにDeNAに根付く思想のひとつ“人は仕事で成長する"を体現したわけですね!」

古屋「そうですね。成果だけではなく、そこまでの過程やチャレンジの姿勢などを評価していただいて、再度新たなタイトルでのマーケ責任者という打席に立てました。
決断や行動を怠ると起こり得る世界線の辛さを知ったので、今までよりも毎日を後悔しないように業務に取り組んでいます」

古屋「そこから2022年に全社横断のマーケティング組織が立ち上がり、そのタイミングで私も異動になり、ゲーム以外のマーケティングを担当することになりました。
私はヘルスケア事業の担当になったのですが、マーケティングチームのリーダーとして、戦略策定・PL管理などの事業全体を動かしていく業務から、デジタル広告運用などの実務も行っていました。
そこからヘルスケアの業務も兼任しつつ、2023年4月から現職のコミュニケーションプランニングGのマネージャーになりました」

モリシー「様々な経験をしてきたのですね!ご丁寧にありがとうございました!それでは、次回は古屋さんが管掌するコミュニケーションプランニンググループについてお聞かせください!」

前編は以上になります。
後編では古屋さんが統括しているコミュニケーションプランニングGについてお話を聞いていきます。

お楽しみに!

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