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【中止します】JPYCで簡単に誰かのためのクラウドファンディングができるサービスを開発したい

他の人のための寄付型クラウドファンディングを作ろうと思ってましたが、私淑(心の師匠として相談)しているけんすうさんに、マシュマロを使って相談したら、回答・解決できないリスクがあったので中止します!

相談内容
勝手に応援というWeb3で第三者のための寄付型クラウドファンディングのサービスを開発しています。 https://note.com/demio_note/n/nc227561f7eed このサービス構想について、アリかナシかとか、この辺が筋が悪いとか、 MVP作成したらそのあとどういう動きをしたら良いのでは? といった、けんすうさんが投資家として、勝手に応援をスタートアップのサービスだとして、壁打ちして貰えないでしょうか?

けんすうさんの回答
うーん、個人的にはナシだと思いました。考えつく問題点としては

- 勝手に応援される側が困る。たとえば、応援してくれる人、お客さんなどからお金をもらうのにはすごい気を使うところなのに、勝手にお金を集められると嫌
- 問題としては他人の知名度や信用を使って、知らない人からお金を集めること。何かトラブルがあったら困る
- お金を払う側は応援しているつもりなのはわかるが、お金が発生している以上、もらう側には責任が生じる。しかし、もらう側は責任を認識しないまま物事がすすんでしまう
- 贈与税や会計の問題が発生する。応援される側に負担がかかる
- にもかかわらず、全体的に善意ですすんでしまっているので怒りづらいし断りづらい環境に追い込んでしまう

などがあるなあ、と。

もちろん、TwitterのTip機能を使っているので、オープンにしているから送られる側のリスクコントロールはできているじゃん、という前提なんでしょうけど、たとえば、クラウドファンディングサイト側で、間違った情報があった場合に、騙すことになってしまったりします。

(閉店予定はないのに、このとんかつ屋はこのままでは閉店してしまいます!みたいなことをいってお金を集めてしまう、など)

というので、全体的に「応援したい人が、お金を払う」ということの重要性を無視してしまうサービスなので、僕がこれをやられたら極めて嫌だなと感じました。だいたいのサービスは「とりあえず作って試してみたら?」派なんですが、これは「やらないほうがいいと思う」レベルです。

他人のお金や信用を扱うときはものすごい慎重になったほうがいいと思うんですが、そのあたりをかなり踏みにじっちゃっているので、なにかあったときに再起不能レベルで怒りを買う可能性があるし、そのトラブルの種が無数にあるなあ、という印象でした。

https://marshmallow-qa.com/messages/4d9bb206-d31e-418c-afef-2f7b5daeacb2?utm_medium=twitter&utm_source=answer

- 勝手に応援される側が困る。たとえば、応援してくれる人、お客さんなどからお金をもらうのにはすごい気を使うところなのに、勝手にお金を集められると嫌
⇒ここがもう致命的。応援したい(勝手にと言っているくらいだから)人と、応援される人の思惑を一致させるのが難しい。応援される人がコントロールできない、というのが想像以上に嫌そうです。

- 問題としては他人の知名度や信用を使って、知らない人からお金を集めること。何かトラブルがあったら困る
⇒これは想定していたけど、金の動きはオープンなので追跡はできるから良いかなくらいに思っていました。(送っちゃったら回収はできない)

- お金を払う側は応援しているつもりなのはわかるが、お金が発生している以上、もらう側には責任が生じる。しかし、もらう側は責任を認識しないまま物事がすすんでしまう
⇒これは想定はしていたけど想像が足りなかったかもしれません。

- 贈与税や会計の問題が発生する。応援される側に負担がかかる
⇒これは想定していて、上限とかルール記載とかどうしようかなぁと思っていました。あとは受け取らない機能作るとかしていけば、と思っていました。が、後段に続く

- にもかかわらず、全体的に善意ですすんでしまっているので怒りづらいし断りづらい環境に追い込んでしまう
⇒これがあるので断りづらいし怒りづらいし、全体的にイライラとかいたるところに溜まりそう。

決済手数料減らすというメリットのために、自分向けのクラウドファンディング(最終的に自分のウォレットに送る)として作っていくかもしれません。
ユーザーに対する想像が足りてないので、また考え直します!

壁打ち重要!

以下もとの投稿

どうも、会社員(システムエンジニア)のデミオです。
システムエンジニアですが、プログラムを業務で書くことは無いので、自分で開発できないのを気にしてます。(勉強中)

そんな僕ですが、随分前にJPYCハッカソンというのに出て、
勝手に応援
というサービスのデモを國光DAOのメンバーと協力して作りました。

「勝手に応援」というのは、
・応援してあげたい方のTwitterID
・応援のためにお金を出す方のMetamaskウォレット(JPYCが入っている)
があれば、
「勝手に(許可なく)応援して上げたい他人のためのクラウドファンディングを始められる」というサービスの通称です。

勝手に応援というサービスの特徴や独自性


Metamask
仮想通貨(暗号資産)専用のお財布。
イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたERC-20トークンを保管・管理できる。
ブラウザGoogle ChromeのエクステンションやiOS,Androidアプリで利用できる。

https://fisco.jp/media/metamask-about/

JPYC
前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコインです。
1JPYC=1円で購入ができます。
こちらから購入できます。    
JPYCは法的には暗号資産ではなく、Suicaや図書カードと同じ扱いの支払い手段です。

以下引用外の補足
ブロックチェーンを使った通貨だけど価格変動が無いので、
1JPYC=1円
というのが買うときも、保持している間も、使うときも変わらない。
暗号資産ではなく前払式支払手段(プリペイドカードみたいなもの)なので、暗号資産とは適用される法律が違う。(資金決済法)
暗号資産でクラウドファンディングサービス作るには事業者の登録がいるが、前払式支払手段なら要らない(はず。要確認)

https://blog.jpyc.jp/what-is-stablecoin


ステーブルコイン
安定した価格(価格変動が少なく)なるように作られた通貨のこと。

https://blog.jpyc.jp/what-is-stablecoin

TipJPYC
前払式支払手段である JPYC を Twitter 上で投げ銭できるサービス。
自分のウォレットのJPYCとTwitterIDが紐付いていれば、指定のTwitterIDにJPYCを送金できる。

https://note.com/tipjpyc/n/nbc48a7a0a84e


どんなサービスか?

運用イメージ
①勝手に応援サイトにアクセス
②Metamaskを接続
③応援したい人(お金を受け取る人)のTwitterIDと目標金額、紹介ページのURL、募集期限を入力して新たなクラウドファンディング立ち上げ
⇒ブロックチェーン台帳にクラウドファンディングの情報を書き込み

④立ち上がったクラウドファンディングに金額を募金。JPYCで勝手に応援ブロックチェーンに預ける。自分のTwitterIDも入力。

⑤ ④の作業で③のクラウドファンディングにお金を集める。
⑥ 募集期限を迎えたときに目標金額を超えていたら
 ⇒応援したい人のTwitterにTipJPYCを使って集まったJPYCを送金。
⑥’  募集期限を迎えたときに目標金額を超えていなかったら
 ⇒④で募金してくれた方にクラウドファンディングからお金を返金する。返金したことを募金者のTwitterに通知。

下記がデモ映像です。

なんでやりたいのか?

理由は大きく分けて二つあります
まず一つ目は、Web 3の技術を使った Web サービスを自分で開発してみたかったからです。そのためのとっかかりとしてjpyc ハッカソンに出たというのもあったので、そこで作ったデモを本格的に作り上げることで自信につながると思ってます。

もう一つは、今はうまくいってないけど、すごく才能がある人とか応援したい人とかお店ってあるなと思うからです。
今はクラウドファンディングが使える人は資金を集めるの少し簡単になってると思います。
が、僕もそうですが、クラウドファンディングなんて簡単にやってみようとは思えないものです。

なので、クラウドファンディングに慣れてる人、誰かのためにやってもいいなと思ってる。人が代わりに立ち上げてお金を集めて応援したい方に集めた募金を送金してあげる」っていうのは喜ばれるのかもなと思ったからです。

どうせ作るなら人に役立つものを作りたいですし、人から褒められればやっぱり嬉しいので、その辺りがモチベーションです。

昔(十年以上前)、近所にすごく美味しいとんかつ屋さんがあったんですが、1年くらいでなくなってしまいました。
その数年後に別の場所に同じ店主のトンカツ屋さんができたんですけど、今度はもっと早く半年ぐらいでなくなってしまいました。
その時にこの勝手に応援というサービスがあればお店を続けられたかも、とか今になって思います。クラウドファンディングって、お金が集まるだけじゃなくて、宣伝とか盛り上がったりとかにも繋がるので。

この勝手に応援というサービスが出来上がったら、童話の幸福の王子様のツバメ(王子様の金メッキをとどけるひ届ける人)のような役割を担えるといいなと思ってます。

今後


これから本格的に開発していこうと思います。
特にTwitterAPI部分が鍵となるのでまずは作り、MVPを完成させたいと思います。
最初は本番ブロックチェーンで行うのは怖いのでテストネットを使って、TipJPYCの部分はダミーのTipJPYCテストアカウントを作成しようと思います。

DB構造

バブルとスマートコントラクトそれぞれのDB構造について考えました

支援情報とクラウドファンディングプロジェクトの情報は分けたほうがすっきりする

2023/01/07 07:33のDB構造

日々の進捗報告

日々の作業の状況についてラジオで配信しています
お時間ある方お聞きください!

進捗報告はこちらのページにもまとめていこうと思います


暖かく見守ってください!




もしもサポートしてリクエストしていただけたら、そのお金の5倍までの月額サブスクリプションに入って感想記事を書こうと思っています。