「東京」を唄う曲はどうしてこんなにも僕の胸を揺さぶるのか
よく言われる話だが、「東京」を唄う曲には名曲が多い。
きのこ帝国の「東京」、BUMP OF CHICKENの「東京讃歌」などは名曲として語り継がれている。
サカナクションの「モノクロトーキョー」やPerfumeの「TOKYO GIRL」なども、色褪せず今も多くの人に聴かれている
さらにここ数年は、東京を唄うアーティストが増えてきた。
Vaundyの「東京フラッシュ」やPEOPLE1の「東京」、King Gnuの「Tokyo Rendez-Vous」辺りが有名だろうか。
また、リーガルリリーやSaucy Dogは、最近「東京」というタイトルの曲を出して話題を呼んだ。
もはや挙げ出したらキリがない。
今日は、こうした曲たちの中で僕が特に好きな三曲を紹介する。
1. Tokyo/雨のパレード
東京というネオンの光で輝く街へ夢を追いかけてやって来た。
それなのに、自分がすり減っていくのを受け入れることしかできない日々を過ごす。
20代の若者にとって東京とは、こうした理想と現実のギャップを嫌なほど見せてくる街なのではないだろうか。
オシャレなフレーズに乗せてリアルを歌う点がすごく魅力的な曲です。
2. トーキョーナイトダイブ/KOTORI
何かと必死に戦っている人は、一度は眠れない夜を過ごしたことがあるのではないだろうか。
そんな夜に眠らない夜の東京の街を歩く。
高いビルの向こうに海があるように、今直面している壁の向こうには希望がきっとある。
そう信じて今日も夜の東京へ飛び込む。
エモいという言葉がこの上なく似合う曲です。
3. Lullaby for TOKYO CITY/Awesome City Club
ララバイとは日本語で「子守唄」を意味する。
つまり、曲名は「東京への子守唄」という意味。
眠らない街で休まず戦う僕ら。
その中で愛を忘れていないだろうか。
人生の目的を忘れていないだろうか。
さぁ、ゆっくり休んで大事なことを思い出そう。
7分越えという長さでゆっくりと疲れ切った自分を包んでくれる、そんな曲です。
東京という街は
色んな曲を聴いて思ったのは、東京という街は、
・夢や目標を持って飛び込む街
・理想と現実のギャップに苦しめられる街
・大事なことを見失いそうになる街
の象徴なのだということ。
僕は東京にこそ住んでいないが、夢や目標を持って今の街に飛び込んだ。
最近は、上手くいかず苦しみながら、大事なことを失わず前へ進もうと奮闘する日々。
なるほど。
そんな僕だからこそ、これらの歌にひどく心を動かされるのか。
こうした歌をずっと好きでいられる生き方をしていようと心から思う。
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