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受験生は塾へ行くべき?行かないべき?

最近、ドラマ『ドラゴン桜』が話題ですよね!このドラマを見ていると、もう遠い昔になってしまった大学受験期が思い出されます(笑)。

そうした受験期になると、高校生は「塾へ行く人」と「行かない人」の2種類に分かれます。ちなみに僕は後者で、ひたすら家か学校で勉強していました。

あなたは当時どうでしたか?

そして現在ならどちらの選択肢を選びますか?

僕は迷わず「行かない」という選択肢をとります。というか、極論ですが塾なんて行ってはダメだと思っています。

今日はその2つの理由について話したいと思います。

①自分に必要な勉強ができない

一つ目の理由は、塾へ行くと自分に必要な勉強ができないからです。

塾では、他の受講生と共に一斉に授業を受け、家では宿題をこなすことになります。

たしかに授業や宿題は、基礎を知り定着させる上で重要です。しかし、そうした基礎は学校での2年間で既に定着させてきたはずです。

そうした基本ができている受験生が、再度わかっている内容を勉強する必要はありません。

さらに、受験生はそれぞれ自分に必要な勉強が違うはずです。

受験生にはあまり時間がありません。よって、こうした勉強に時間を割いていては、本当に自分に必要な勉強をする時間が確保できないです。

ですので、そうした無駄な時間を減らし、自分に必要な勉強を塾へ行かずにするのがベストなのです。そしてわからない内容があれば学校の先生に頼ればいいのです。

僕はそうすることにより、部活を引退してからの限られた時間で受験を制することができました

②勉強は受動的にするものだという認識が身についてしまう

二つ目の理由は、塾へ行くことによって、勉強は受動的にするものだという認識が身についてしまうからです。こちらは①に比べて長期的な視点から見た理由になります。

学校で一斉授業をずっと受けて来ている弊害で、子供の多くは、勉強は「教えてもらって習うもの」という認識を持ってしまっています

この認識を高校生の内に取り除いておかないと、大学生、社会人になった時に苦労します。

例えば、大学生になると学校からの束縛は緩くなります。しかしそれは、自主的な学びをしなければ4年間を無碍に過ごしてしまうことを意味します。

社会人になっても、勉強は続けるべきものです。しかし、教えてくれる人がいない状況で勉強をする人は少なく、ほとんどの人が学びを学生時代で止めてしまいます

これはかなり危険です。22歳までに学んだ知識だけで、残りの数十年を乗り切るなんて馬鹿げています。

しかし、大学生や社会人になっていきなり主体的な学びの姿勢を身につけるのは困難です。ですので、塾へ行かず自分に必要な勉強を主体的にこなすことによって、高校生のうちからこれを身につけておくのです。

僕は高校生の内にこうした勉強をしていたことにより、大学生や社会人になってからも自分に必要な勉強を見極めて続けることができています

まとめ

以上の2点から、僕は塾に行かないことを推奨しています。しかし、完全に塾の存在を否定しているわけではありません。

もし2年間授業を全く聞いておらず、基礎が全く定着していないならば、塾で授業を受ける必要はあると思います。

また、個別指導塾や武田塾などの授業をしない塾などは、生徒の能動性を大事にしているので、用いてもいいと思っています。

じゃあ結局何が言いたいのかというと、自分に必要な勉強を考え、主体的に学ぼうということです。

受動的に「習う」のではなく、能動的に「学ぶ」のです。

それが、受験、さらには人生の成功につながるのです。

今日の授業はここまでです!

ではまた次回お会いしましょう!

今日の宿題
生涯自分に必要な勉強を続けるために、
主体的に学びへ向かう姿勢を身につける

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