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【夏の道北旅行③】ヒグマにおびえながらの利尻島散策

 2018年6月、友人の誘いで北海道の利尻島に旅行へ行きました。

《前回までの記事》

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 宗谷本線の旅を終え、稚内のホテルに着いた翌朝。7時過ぎのフェリーに乗るため、6時前に出発。曇っているものの、何とか就航しそうでひと安心。

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 稚内といえばこのロシア語が書かれた案内標識。最北に来たことを実感します。

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 出発は「ハートランドフェリー」のターミナルから。利尻へは1日3往復就航しています。2等なら往復で5,000円ちょっと。

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 なんとこの半月ほど前、「106年ぶりに利尻島へヒグマが上陸した」との情報が。通常はおらず、夏でも安心して散策ができる利尻島ですが、この時期は繁殖期ということで、オスが泳いで本当から渡ったとのこと。恐るべしヒグマ…(笑)

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 チケットを購入し、いよいよ乗船します。

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 2等らしいカーペット席(自由な感じで結構好きです)。かなり乗客が多く、外国人の方もいらっしゃった覚えがあります。

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 2時間ほどで利尻の玄関口、鴛泊(おしどまり)港に到着。揺れも少なく快適な旅でした。

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 6月中旬にもかかわらず、気温はなんと7℃台(風も強く、実際はそれ以下に感じました…)。早くも島の洗礼を浴びます。

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 島には原付バイクのレンタルがあるので、原付で島を回ろうと思っていたのですが、あまりの寒さにレンタカーに変更(笑)「利尻レンタカー」さんで運良く空きがあり、ひと安心でした。

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 まずは「姫沼」という内陸の沼へ。ここは、晴れていると沼に利尻山が映り「逆さ利尻富士」が拝めるということで来てみましたが、予想通り雲がかかり何も見えませんでした…(泣)

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 とはいえ湖畔は原生林が広がっており、神秘的な雰囲気を味わえました。

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 続いて鴛泊の方へ少し戻り、利尻山への登山道に入ってみることに。

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 ヒグマの注意喚起もかなりの頻度で掲示されていました。かなり緊張しながら前進…。

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 「甘露泉」という湧き水が出るスポットを目標に進みます。いかにもクマが出そうな道…。

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 数十分歩いて甘露泉に到着。冷たくておいしい水でした。登山のための給水ポイントにもなっているようです。

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 クマに遭う前に急いで下山し、島の西側の利尻町エリアへ。驚いたのが、西側へ来たら急激に空が晴れてきて、利尻山が見えそうにまでなったこと。小さな島なのに、なぜ東西でこれほど天気が変わるのか不思議でした(たまたまかもしれませんが笑)。

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 利尻グルメで絶対に行きたかった「利尻らーめん味楽(ミラク)」。

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 利尻昆布をふんだんに使った醤油スープが絶品。地元の方らしきお客さんも多く、人気がうかがえました。

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 昼食後、利尻町の小さな岬、沓形岬公園へ。まさに「最果ての地」の雰囲気。

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 完全に天気は回復し、風が気持ち良いです。

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 しかし、利尻富士の頭にかかる雲は晴れず…。小一時間岬を散策しながら待ちましたが、あきらめて後にします。

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