見出し画像

【夏の道北旅行②】北海道の秘境駅はレベルが違う

 2018年6月、友人の誘いで北海道の利尻島に旅行へ行きました。

《前回の記事》

■稚内まで3時間弱の旅

画像1

画像2

 腹ごなしも済み、音威子府駅に戻ってきました。

画像3

 駅には、かつて音威子府から分岐していた「天北線」の資料館があります。実際の鉄道設備が数多く展示されていて、かなり見ごたえがあります。

画像4

 畳敷きの待合スペースも。

画像5

 17:00発の普通稚内行に乗り込みます。この列車は名寄始発で、音威子府で1時間弱停車するため、最初からこの列車で来ても音威子府に立ち寄ることが可能です。

画像6

 昔の名残の長いホームに停まる1両編成の列車。これから広い世界に旅に出るような気持ちになり、個人的に好きな光景です。

画像8

 車内は0系新幹線のシートを転用した転換クロスシートで、普通列車ながら快適です。

画像7

 隣の筬島(おさしま)駅。宗谷本線で一番エゾシカが出やすいのがこのあたりだそうです(笑)

画像9

 こちらが史上最強の秘境駅として有名な糠南(ぬかなん)駅。簡素なベニヤ張りのホームに、駅舎はなんと物置…。

画像10

画像11

 夏は草木が生い茂っていて、駅構内に入ることすら難しそうです。周囲は数kmにわたって民家なし。ヘタしたら駅でクマに襲われそう…(笑)いつか降りてみたい駅です。

画像12

こちらは今年3月に廃止になった安牛(やすうし)駅。国鉄時代の貨車を利用した駅舎で、北海道ではよく見られるタイプなのですが、さすがにボロボロ過ぎます…。

【参考】国鉄ヨ3500形貨車(画像:Wikipedia)

画像13

画像14

 音威子府を出てから1時間半ほど、幌延駅で10分ほど停車。特急も停まる主要駅です。

画像15

画像16

 とはいえ、1日の利用者はわずか66人(2018年時点)。この日も特急が到着する時間帯でしたが、ほとんど人影はありませんでした。

画像17

画像18

画像19

画像20

 対向の特急がやって来ました。

画像21

 幌延を出ると、最北はあと少しです。

画像22

 抜海(ばっかい)駅を過ぎたあたりで日本海が見えてきます。宗谷本線で一番好きな光景です。

画像23

 終着の稚内に到着。

画像24

画像25

 稚内に来たのは、学生時代に初めて一人旅に出たとき以来2回目。何度来ても最高な終着駅の雰囲気。

画像26

画像27

 ホテルにチェックイン。明日は早朝の便でいよいよ利尻島にわたります。

《次の記事》


いただいたサポートは次の旅の資金にさせていただきます。コロナ禍で打撃を受けている観光業界にしっかりおカネ落とします💪