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つれづれに……2024.07.10

情報があふれてますよね。

まぁ、ぼく、ぶっちゃけ50代ですけど
雑誌・新聞・テレビしかなかった時代のほうが、求めてる情報にアクセスしやすかったと思う。
昔のはなしとかをすると、「昭和オジサン」みたいなくくりで片づけられちゃうのがオチだと思うけど
たとえば、音楽雑誌っていう括りがあると、Jポップとか洋楽とか、ある世界が形成されるけど
Jポップみたいなジャンルが事実上なくなったのって、雑誌やラジオなどのメディアが力を失ったからっていうのもあると思う。

noteのおすすめとかって9割要らない情報。
お役立ち記事って、実際はあんま役立たないと思う。
いまの人って、ウツ病含めて、そもそもやる気がないから
お役立ち記事は、人のやる気(のなさ)まで面倒みれないことが多い
「素晴らしいおにぎりの作り方」とか、別に、素晴らしいおにぎりなんか作ろうと思ってない人には余計な情報

YouTubeのタイムラインは、「煽動性」がアルゴリズムなのかな、っていう気がする。
橋から女子高生を突き落とした旭川の女子が、所轄警察刑事と不倫とか
サイコパスはこういうヤツだ!とか
要するに「煽動性」7割

「煽動性」は、特に「勝ち」「負け」を性急に判断しようとする
「独身のほうが結局勝ちです」とか
「結婚は半数が離婚が待ってます」とか
それぞれの立場に、どういうメリット・デメリットがあるのか、客観的に整理するのではなく、
「○○は負け」「○○が結局勝ち」って、すごいイージーに決めつけてる
それは、サムネイルが「煽動性」を重視しているから
この「煽動性」は、多分、僕らの深層心理に恐怖を植え付けてるけど
僕らは、ある意味「恐怖」が大好きだから
この悪質なサムネイルの世界は常習性がある。
こうして、僕等は世界に脅えるようになり
他者や現実とかかわるより、部屋でYouTubeのサムネイルのお化け屋敷に似た「恐怖」から離れられない

情報空間がひどいから
雑誌・テレビ・新聞くらいしかなかった2000年以前よりひどいから
いや、それらのメディアしかなかったころより、有益な情報も流れてはいるけど
この情報空間の混乱というか混沌は、全世代に(特にZ世代に)受難じゃないかな

こんだけ情報空間が混乱してくると
世界は意味を喪失(少なくとも半分くらいは)し始めると思う。

意味を喪失とは、「その現実にかかわってもしょうがない」ということ

かかわる意味がある現実を喪失した個人は、ひきこもりや、軽度であればウツになると思う。

僕のnoteの投稿は、この絶望的な状況に対する、まったく個人的な抵抗のひとつでもある。
その抵抗すら意味がないような気がしてくることも多いのだけれど……


(あとがき)
今日も、タイトルをカッチリ決めずに書きました。
少しでも意味があることを言ってると思われましたら、スキ💛を押していただけると励みにもなりますし
具体的なアクションのひとつひとつが意味をつくるだろうと考えています

(あとがき2)
YouTubeのタイムラインは個人アルゴリズムで、「煽動性」のあるサムネイルがほとんどないタイムラインの人もいるとは思いますから、少し客観性を欠いたはなしになってしまったかもしれません。
でも、殺人事件に関する動画を3つとか見てしまうと、すごく「煽動性」の高い動画ばかりが表示されますよね。

御一読ありがとうございました。

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