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夏到来!撮影スタッフ大絶賛の〈味噌夏野菜カレー〉スパイスレシピ公開①

7月に入って夏目前。
ピリッとスパイシーなカレーが恋しくなる季節ですね。

今回ご紹介するのは、『and CURRYの野菜が主役 季節のカレー』から、阿部由希奈さんの〈味噌夏野菜カレー〉のレシピです。

and CURRYの野菜が主役季節のカレー_帯有り

味噌とカレー?合うの??
そんな風に思った方もご安心ください。

合います!!(断言)

撮影スタッフから絶大な人気を集め、あっというまに試食用がなくなってしまった絶品カレーです。

ごろっとした夏野菜のとりどりの食感、なすからじゅわっと染み出る味噌のコクとスパイスの旨みたっぷりのカレー……それがごはんによく合う!
思い出すだけで、また食べたくなってため息が出てしまうほどのおいしさでした。

今回のスパイスはほとんどがスーパーで入手可能ですが、唯一フェヌグリークは取り扱ってないお店もあるかもしれません。
百貨店の地下食品コーナーや輸入食品店なら置いているところが多いですが、お近くになければネット通販がお手軽です。少量から送ってくれるお店もあるので、ポチポチっと探してみてください。

たとえば→ 神戸スパイス楽天市場 ambikaなど

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味噌夏野菜カレー

辛さ ★★☆
調理時間30分
VEBAN ←動物性食品不使用でヘルシー&おいしいです

◆材料( 2 ~3人分)
ズッキーニ… 1 本
なす… 1 本
トマト… 1 個
玉ねぎ… 大1/2 個
にんにく… ひとかけ
生姜… ひとかけ(にんにくと同じくらいの分量)
青唐辛子… 1 本
ホールスパイス
 レッドチリ… 1 本
 クミンシード… 小さじ1
パウダースパイス
 コリアンダー… 大さじ1
 フェヌグリーク… 小さじ1
 チリペッパー… 小さじ1/2
 ターメリック… 小さじ1/3

調味料
赤だし味噌… 大さじ2
塩… 小さじ1~ 2
油… 大さじ3

◆準備
・ ズッキーニとなすは乱切りにし、水にさらしておく。
・ トマトはヘタを取り、皮つきのまま一口大に切っておく。
・ 玉ねぎはくし形切りにする。にんにく、生姜、青唐辛子はみじん切りにする。

◆つくり方
1)鍋に油とレッドチリを入れ、弱火にかけて20 秒待つ。クミンシードを加え、油の中でじわーっと動き始め、香りが出るまで熱する。
2)にんにく、生姜、青唐辛子を加えて炒める。こんがりと色づき、にんにくのいい香りがしてきたら、玉ねぎを加えて強火で炒める。
3)全体に油がなじんだら、ズッキーニとなすを加え、鍋を傾けて油だまりをつくりながら揚げるように炒める。
4)ズッキーニとなすがしんなりしたら火を止め、パウダースパイスを加え、余熱で全体がよく混ざるまで炒める。
5)赤だし味噌を湯500㎖で溶き、4に加えて中火で10 分煮込む。
6)トマトを加えて温まるまで煮たら、塩で味を調整して完成。
◎カレーは塩が命! 味見をしながら足して、自分の“美味しい”を探そう。

◆ポイント
・味噌を入れることでコクがぐっと増します。赤だし味噌だと、よりぱきっとした味わいに。合わせ味噌や麦味噌、白味噌も合いますよ。
・野菜を素揚げしてから加えるともっと美味しいです。
・仕上げにパクチーとスプラウトをのせて。

【赤だし味噌】
あと少しコクがほしい、もうちょっとパンチがほしい、という時に登場するのが赤だし味噌。お湯で溶いてから使うと、味の調整もしやすく便利です。プレーンヨーグルトと合わせて使うのも変化球でおもしろいですよ!

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and CURRYの夏レシピ特集コラムは毎週金曜18時ごろに3週連続で更新します(本記事は1回目です)。
次回もお楽しみに!

ご紹介したレシピは、下記の本に載っています。
旬野菜を使ったカレーや副菜のレシピが満載!

阿部由希奈 Yukina Abe
and CURRY 主宰。1984年生まれ、大阪府摂津市出身。2015年ごろからカレーに魅了され、月一の間借りのカレー屋をスタート。あらゆる場所でいろいろなカレーをつくる「流しのカレー屋」として創作カレーを発表。
2018年7月、東京・新代田にカレー活動の拠点として『Kitchen and CURRY』を開設し、週2日ほどを〝キッチン開放日〞として新作カレーを提供。出産のため、数か月の休暇を経て2020年4月からキッチン開放日を再開予定。キッチンにとどまらず、全国各地へ出向いて、さまざまな野菜を主役にしたカレーを研究している。