【気まぐれ日記】#18「BON JOVI 2020」
次男は小学生のころからボン・ジョビのファンだ。
小学生にしては渋すぎる、ませたガキだと思っていた。
彼がボン・ジョビを知ったのは、
カーオーディオに夫がランダムに入れていたアルバムからだった。
アニソンもあれば、YMOのテクノポップも、ボーカロイドも、
ロックも、ポップスも、アイドルソングもごちゃ混ぜで、
ポンキッキのメドレーや、世界の蛙の鳴き声、というのまで入っている。
とにかく、なんでもありの、節操のない選曲で構成されている。
その中に、ボン・ジョビのベストアルバム「Cross Road」もあって、
あるときから、「ボン・ジョビをかけろ」とせがむようになった。
息子に影響されて、わたしも、いつからかボン・ジョビが好きになった。
(世代的には、わたしが息子に影響を与えるのが自然なのだが)
今年の5月15日に新しいアルバム「2020」がリリースされるとあって、
4月にユニバーサルミュージックのHPに予約を入れていた。
ところが、直前になって、販売が延期になったとの知らせが届いた。
世界中がロックダウンの真っ最中だったから、
輸送ルートが確保できないからだろう、と思っていた。
ところが、そうではなかった。
コロナによるロックダウンの状況を曲にした
「DO WHAT YOU CAN」。
また、ジョージ・フロイド事件のBlack Lives Matterを描いた
「AMERICAN RECKONING」。
この2曲を新たに追加して、10月2日にリリースされた。
こんな短期間で、今まさに同時進行で起こっている
世界の問題をすばらしい曲に昇華できるなんて!
アーティストは作品で問題提起をするというけれど。
驚きと感動を、はるかに飛躍している。
https://www.youtube.com/watch?v=Iu0p0Rer1p8
できないことを嘆くのではなく、
今できることをしようと思う。
息子を学校に送迎する車で、毎日、この曲を聴いている。
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